宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAいしのまき大豆現地検討会が開催されました

2020年09月08日 18時17分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JAいしのまき転作部会主催の大豆の現地検討会が7月30日に矢本地区,8月20日に管内全域,24日に河南地区,26日に鳴瀬地区で開催されました。石巻管内では,大豆が約2,100haで栽培されており,県内でも有数の産地となっています。
 令和2年産の大豆の生育は,適期播種ができたほ場の大豆については概ね平年並~平年を上回る生育状況となっています。その一方で,7月の長雨の影響によって中耕・培土や除草剤の散布を適期に実施することが難しかったことから,雑草防除が難しい年になりました。
 現地検討会では,各ほ場において大豆の主茎長や節数及び分枝数を測定し,生育や雑草・病害虫発生状況などを確認し,普及センターから各ほ場の管理状況や今後の栽培管理のポイントについて説明しました。参加した生産者は,ほ場の状態や大豆の生育に注意を向け,適期の中耕・培土や除草剤散布の重要性を再認識し,今後の栽培管理について活発な意見交換が行われました。
 普及センターでは高収量・高品質の大豆栽培に向けて,生産者に対し引き続き栽培管理の支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業簿記勉強会(全6回)が終了しました

2020年09月08日 08時55分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

令和2年7月28日(火)から全6回でスタートした「農業簿記勉強会」が,8月20日(木)に最終回を迎え,新規就農者や4Hクラブ員及び女性農業者の計7名が参加しました。

 勉強会では,複式簿記の基礎・仕組みのほか,発生した取引の伝票への仕訳を学び,伝票から元帳への転記・試算表・貸借対照表・損益計算書の作成を経て,青色申告書を完成させました。

 参加者は,伝票仕訳のパターン等に苦戦することもありましたが,普及センターのサポート職員にアドバイスをもらいながら,熱心に学んでいました。

 

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いちご栽培講習会が開催されました

2020年09月08日 08時34分06秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 令和2年8月28日(金),"JA新みやぎ栗っこ"いちご部会の栽培講習会が開催され,農業・園芸総合研究所と普及センターの担当者を講師に,いちご生産者8名が栽培技術を学びました。
 農業・園芸総合研究所からは,令和2年度産いちごの振り返りの他,花芽分化後の適期定植や定植後の温度管理等の説明がありました。普及センターからは,特にハダニ類とうどんこ病について,本圃に持ち込まないよう初期防除を徹底するよう呼びかけました。また,薬剤抵抗性の発達を防ぐために,RACコードを活用することで,作用機構の異なる農薬をローテーション使用することを説明しました。参加者からは,農薬のミツバチへの影響や定植後の葉かきのタイミング等について質問があった他,積極的な意見交換が行われていました。
 今後とも普及センターではいちごの安定生産に向けて技術支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班     
TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする