令和元年6月12日に大崎市古川の生産者のほ場でハウスなす現地検討会が開催され,生産者,種苗メーカーの担当者を含めて35名が参加しました。大崎農業改良普及センター管内のJA古川は県内一のなす産地として知られており,天敵を利用した環境にやさしい栽培に取り組んでいます。
はじめにハウス内のなすの生育状況を確認し,その後に検討会が行われました。まず,種苗メーカーの担当者からかん水や追肥等の今後の管理について説明をうけ,次に普及センターから,天敵に影響の少ない薬剤を抜粋した農薬の一覧表を配布し,今年一覧表に追加した薬剤の特徴を説明しました。その他にも昨年度問題になったアザミウマ類の防除について説明しました。
生産者の方は熱心に話を聞いており,栽培管理や病害虫防除の話以外にも,参加者同士が情報交換する機会となり非常に有意義な検討会となりました。普及センターでは今後もハウスなすの安定生産のため継続して支援してまいります。
<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910