宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA古川主催の枝豆栽培講習会が開催されました

2019年04月18日 19時44分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成31年4月16日にJA古川本店で枝豆栽培講習会が開催されました。大崎市は県内有数の水稲,大豆の産地として知られていますが,JA古川では園芸品目の生産も推進しています。その中でも,水田フル活用作物として取り組みやすい品目である枝豆を選定し,生産拡大に努めています。  

 講習会では,種苗メーカーの担当者から,品種特性に応じた播種時期の厳守,暗きょ等の排水対策,肥培管理,中耕培土のタイミング等について,普及センターからは,主要な病害虫の生態・防除薬剤と摘芯による倒伏防止・作業性改善効果について説明しました。生産者からは,播種時期や摘芯について熱心に質問があり,枝豆栽培に取り組む意欲が非常に高まっていました。

 枝豆は早生~晩生品種を栽培し,7月から10月まで連続して出荷する予定です。

 普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら,枝豆の安定供給と産地化のため引き続き支援してまいります。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班  TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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新たな高収益作物栽培への取り組み

2019年04月18日 16時55分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  加美町の東鹿原(ひがしかのはら)地区は薬莱山の南東部の中山間地帯に位置し,稲作を中心とした農業が行われています。

   現在,平成19年に設立された東鹿原集落営農組合(以下,組合)を中心とした営農が行われていますが,今後の地域営農の活性化のためには,高収益が見込める作物に新規に取り組むことが必要になります。組合では平成29年から関係機関を交え新規導入作物の検討を行っており,平成30年度には春作のたまねぎ,秋作のだいこんといった加工用野菜の栽培に取り組み品質,収量ともに地域の基準以上の成績を収めることができました。  

   平成31年度も春作には昨年同様たまねぎを栽培することになり,平成31年4月9日にJA職員の指導の下,5名の組合員がJAからリースされた定植機を用いて昨年の倍の面積となる約10aのほ場に定植を行いました。昨年は購入苗での栽培でしたが,今年は自ら播種・育苗した苗を用いています。  

   普及センターでは,今回定植された春たまねぎが無事に7月の収穫を迎えられるよう技術的な支援を行うとともに,今後も中山間地帯の特色を活かした東鹿原地域の活性化に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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みやぎ仙南果樹産地協議会が設立しました

2019年04月18日 14時05分28秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

平成31年4月12日(金),JAみやぎ仙南本店で「みやぎ仙南果樹産地協議会」の設立総会が開催されました。
 始めに事務局から設立趣意書の説明があり,その後の役員選出で,会長には,JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会長の斎藤氏,副会長には,JAみやぎ仙南白石地区果樹部会長の菊地氏,監事にJAみやぎ仙南蔵王地区梅部会長の我妻氏がそれぞれ選任されました。
 果樹産地協議会は,果樹産地の担い手が行う優良品目や品種への改植,小規模園地整備など果樹経営の基盤を強化する取組に対し,国が支援する事業の受け皿となる組織で,県内では初めて設立されました。
 斎藤新会長からは,近年,仙南地域も高齢化等により園地の荒廃が目立っているが,事業を活用して環境整備を行うことで後継者が就農したくなるような果樹経営に繋げていきたい,と抱負の言葉がありました。
 普及センターでは,今後も産地計画の作成や事業導入に向けた支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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