宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成30年度宮城県農業普及・試験研究連携活動研究会を開催しました

2019年02月28日 16時49分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成31年2月22日に県庁で平成30年度農業普及・試験研究連携活動研究会を開催しました。本研究会は普及組織と試験研究機関がより一層の連携を図ることを目的に毎年開催しており,144名が参加しました。
  初めに,普及活動の部として,各農業改良普及センターが取り組んだ普及活動について,「土地利用型作物」,「園芸(ICT・GAP)」,「地域農業・担い手育成」の3つの分科会に分かれて,活動手法や成果等を発表し,討議を実施しました。普及活動を展開していく上で,工夫して取り組んだ点や残された課題等について,意見交換したほか,試験研究機関から活用できる研究成果等の助言があり,今後の活動のヒントを得ることができました。
  次に,連携活動の部として,県内で増加している「大規模経営体等への支援」をテーマに全体討議を行いました。各分科会で出た大規模経営体における課題や試験研究機関への要望を全体で共有し,各研究機関からは,関連したスマート農業技術等の研究成果が紹介されました。若手普及指導員からも質問されるなど,関心の高さが伺えました。
  若者があこがれる農業を目指し,今回討議した内容を踏まえ,普及組織と試験研究機関,行政組織の連携を一層強化して,現場の課題解決を支援していきます。

<連絡先>
  宮城県農林水産部農業振興課 普及支援班
  〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
  TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839
  E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp


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JA古川半促成トマト部会現地検討会が開催されました

2019年02月28日 13時34分53秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JA古川半促成トマト部会では,本ぽ定植直後の1月から収穫開始の3月にかけて,関係機関と連携して毎月1回定期的に巡回を行い,技術指導を行っています。今回2回目の巡回を行い,JA古川の担当者をはじめ,タキイ種苗,普及センターの担当職員の他,生産者6名が参加しました。
  巡回の結果,1月の巡回で温度管理や灌水方法について重点的に指導した成果もあり,トマトはおおむね順調に活着し,年明けから晴天が続いたこともあって生育は良好で,着果も進んでいました。
  各ほ場では,生育ステージに合わせて追肥や温度管理,草勢管理を実施するよう助言しました。生産者同士もお互いに情報交換することができ,非常に有意義な検討会になったようです。
  今後も3月の収穫開始まで継続して指導を行う予定です。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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平成30年度気仙沼・南三陸地域農業経営セミナー「農業経営に活かそうGAP」を開催しました

2019年02月28日 11時44分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成31年2月20日,気仙沼市小泉公民館及び株式会社サンフレッシュ小泉農園を会場に気仙沼・南三陸地域農業経営セミナーを開催しました。今回は,「農業経営に活かそうGAP」をテーマとし,GAPを農業経営に活かす方法について,講義と現地視察を交えた研修会となりました。

  前半は株式会社アースコーポレーション代表取締役である菊地利正氏に「農業経営に活かそうGAP」として,GAPに関する基礎知識や農業経営にGAPに活かす方法等について,ご講義いただきました。

  その後,会場を(株)サンフレッシュ小泉農園に移し,GAP取得農場の現地視察を行いました。(株)サンフレッシュ小泉農園は,従業員の意識改革を目的に,平成30年5月にグローバルGAPを取得した農場です。代表取締役の今野圭市氏からGAP取得までの経緯や,取得後の状況等について説明をいただきました。

  出席した生産者から,「GAPという言葉は知っていたが,内容はよく分かっていなかった。大変参考になり勉強になった。GAP取得農場は管理が行き届いており,とてもきれいだった」という意見が聞かれました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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「東京都内鮨店向け ササニシキ選考会」が開催されました

2019年02月28日 11時10分43秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

去る2月12日,白石市農林振興センターを会場に「食味日本一の『しろいし米』復活プロジェクト」(通称「ササプロ」)による「東京都内鮨店向け ササニシキ選考会」並びに「平成30年産ササニシキ作柄検討会」が開催されました。

 「ササプロ」は平成元年に民間調査会社の食味調査で食味日本一となった「白石産ササニシキ」の復活を目指し,白石市内の生産者が平成28年度から取り組んでいる活動です。

 「白石産ササニシキ」は,白石市の農産物直売所「小十郎の郷」で販売していますが,「ササニシキ」が持つ「鮨に合う」イメージを踏まえて,東京都内の鮨店を対象とした試食会を行うこととなりました。

 東京での試食会に向けて,審査員9名による「ササニシキ選考会」を開催しました。

 ササプロメンバーが生産したどの「ササニシキ」も甲乙つけがたく,難しい審査でしたが,代表米を選定し,平成31年2月26日に実施する試食会に提供することとなりました。

また,審査会終了後,平成30年産の「ササニシキ」の作柄検討会を開催し,30年産米の反省点の検討を行ったほか,良食味米の生産に向けた栽培講習会を行いました。

 農業改良普及センターとしては,今後も,栽培技術の向上等に向けて支援を行って参ります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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