宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

震災後の南三陸町ほ場整備地区で六番目の担い手組織誕生

2016年03月23日 10時31分06秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援




現在,農地復旧の一環で,ほ場整備事業が管内10地区で進められています。
 このうち南三陸町廻館工区(工事面積15ha)で,平成28年3月15日に「廻館(まわりたて)営農組合」の設立総会が開催されました。
本組合は,ほ場整備地区の担い手であり,水稲部門の共同販売経理を行う集落営農組織として営農開始します。
担い手の地区外への流出や高齢化の進展,未作付農地の増加などの課題を乗り越え,この廻館営農組合の取り組みが新たな営農モデルとして地区に定着することが期待されています。
気仙沼・南三陸地域のほ場整備事業は,平成27年4月から7工区で営農が再開されました。しかし,工区全面積の引渡,営農再開を果たした工区は少なく,普及センターでは,全面積での営農再開,経営安定に向け,地域営農体制の構築を支援していきます。

<連絡先>
本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2 電話 0226-29-6044

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