宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「法人化に向けた研修会」を開催しました

2014年02月12日 16時33分09秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
去る1月30日,大河原合同庁舎において,平成26年度に法人化を目指している集落営農組織や個別経営体を対象に「法人化に向けた研修会」を開催しました。


講師の宮城県担い手育成総合支援協議会の今野善行氏からは以下のような法人化を進める上でのポイントや手続きの流れなどの説明がありました。
① 農地の保全や農村の活性化についても法人化は一つの手段。
② 大規模・多角化による生産コストの削減及び生産リスクの分散を行うことで持続的な強い経営を作ることも法人化の狙い。
③ 法人化のメリットとデメリットを把握した上で,地域内で十分に話し合い,専門家を活用しながら手続きを進めて欲しい。


 参加者は関係機関を含めて約50名で,「農業法人と農業生産法人の違いを教えて欲しい」,「専門家派遣は何回までできるのか」など講演後も積極的な質問がありました。
普及センターでは今後も法人化を支援し,担い手育成を推進してまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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宮城県農村教育青年会議における石巻地区農村青少年クラブの発表!

2014年02月12日 13時36分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 宮城県農村教育青年会議が2月8日に仙台市のエスポールみやぎで開催されました。この会議は県内の農村青少年クラブが活動で得た成果を互いに情報交換し,農業経営で抱える課題の解決を探るとともに,新しい農業と農村の発展方向を見出すことを目的としています。
 石巻地区の農村青少年クラブからは7名が参加し,「農村青年の主張」の部では就農4年目の阿部さんが,①就農を決心した農作業の充実感,②震災に屈しない父の様な将来の農業者像,③法人を設立し,石巻市の大規模施設団地へ参入する今後の取組みなどについて発表しました。


 また,「クラブ活動発表」の部では会長の庄司さんが,仙台市で開催されたみやぎまるごとフェスティバルや東松島市大曲地区復興祭りでの直売を通した消費者交流,農業大学校生や青森県上十4Hクラブとの交流など1年間のクラブ活動を紹介しました。


 「農村青年の主張」の部で発表した阿部さんは第2位(7名中),「クラブ活動発表」の部で発表した庄司さんも第2位(9名中)という結果でしたが,阿部さんは「優勝を狙っていたので悔しい,次回は経営課題の解決に取り組みたい」,庄司さんは「来年は石巻地区独自の活動を増やし,若手農業者の活動をアピールしたい」という次回へ向けた感想がありました。
 普及センターでは地域農業の将来を担う青年農業者の育成やクラブ活動支援を継続して行っていきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 
 TEL:0225-95-1435  FAX:0225-95-2999

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