宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAあさひなまつり盛会に開催される

2010年11月01日 11時02分56秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 10月23日と24日の二日間、JAあさひなまつりがJA本店を会場に開催されました。今回で13回となるこのおまつりには、農産物品評会・料理品評会や農産物・加工品等の即売会に毎回多くの地域住民が訪れますが,今回も好天に恵まれ多くの人が会場を訪れました。
 農産物品評会には,夏の猛暑にもかかわらず多くの農産物の出品があり,特にはくさいやキャベツ,だいこん等は高温と乾燥続きの時期が定植時期と当たったにもかかわらず,充実したものが出品されていました。
 料理品評会は,米料理部門・自家野菜利用部門・米粉料理部門・小学生料理部門の4部門にそれぞれに工夫を凝らした合計92点の出品がありました。特に,米粉料理は新しい使い方などのアイディアが多数見られ,今後の消費拡大につながることが期待されます。
  普及センターは審査員として農産物品評会・料理品評会に参加しましたが,新たな農産物や料理の発見があり,これらを参考に生産振興や消費拡大等今後の活動に活かしていきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp




料理品評会審査


農産物品評会審査

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POP研修で販売力アップを目指す

2010年11月01日 10時38分37秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 直売所やインショップ販売、対面販売における販売額アップを図るツールのひとつとして有効なPOPの作成研修会を開催しました。
 講師の波多野ゆか先生からPOPの役割や作成時の注意点についての講義をいただいた後に、参加者全員で実際に販売している商品を題材にPOP作成演習を行いました。短い時間でしたが、先生からアドバイスをいただき、参加者全員が訴求力の高いPOPを完成させることができました。
 今後は「商品同様POPも鮮度が大事。美味しい商品には見て美味しいPOPを。」という先生からの言葉を実践できるよう、普及センターでは、参加者のフォローアップを行っていきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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仙台小ねぎを使ったご当地料理の開発で地域振興を目指す

2010年11月01日 10時25分08秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
平成22年10月25日に,涌谷町内の老舗料理店を会場に,涌谷町特産品の「仙台小ねぎ」を使った「小ねぎそば」の試食会を開催しました。
 目的は,仙台小ねぎ産地としての認知度を高めるとともに,農商工連携によるご当地料理の開発で,需要の拡大と町おこしを目指しています
 試食会では,5cm程度に切った小ねぎを,「そばと一緒にゆでたもの」と,「そばの上に盛ったもの」の2種類を試食していただきました。
 参加者からは,「小ねぎの量を多くして,見た目のインパクトを出した方がよい」「小ねぎの食感を活かすため,ゆで時間を短くする」などの商品改良のポイントなる貴重な意見をいただきました。
 今後,これらの意見を参考にしながら,地域のお店と商工会関係者及び関係機関と連携し,提供していただけるメニュー作りに活かしていきます。
<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225


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「女性農業者起業化支援事業キャリアアップ研修会(第2回目)」を開催

2010年11月01日 09時15分55秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 加工品の特徴をお客様に伝え,商品を選択していただくため,平成22年10月25日(月)に「平成22年度 女性農業者起業化支援事業キャリアアップ研修会(第2回目)」を開催しました。
 当日は亘理町内で農産加工等に取り組んでいる女性農業者や直売所の販売スタッフ14名の参加があり,株式会社COM消費生活創研代表取締役社長 鈴木裕子氏を講師として「私の商品を選んでもらうためには」と題した講話とグループ演習を行いました。
 講話では,商品を選択してもらうためには「価値」が必要で,「簡単・便利・楽しい・おいしい・安心・ヘルシー」といった価値とのバランスで価格が決まること。また,現代の消費者の食生活・食体験は「豊食」から「放食・呆食・崩食」となってきており,「食べ方(どうしたら簡単で便利か)」や,「内容(安全安心・ヘルシーな理由)」の情報に敏感であるため「教える」ことが必須である等のお話しがありました。
 また,「ドレッシング」をサンプルとして,実際に消費者としてどの商品を選ぶか,またそれはどうしてか,といった演習を行いました。選ばれる商品には,食べたくなるわけ(食べたことのない味,選んでもハズレのない味など)・買いたくなるわけ(栄養,カロリーなど)があり,それを「言葉」や「デザイン」できちんと表現していることが説明されました。
 グループ演習では,参加者が自分の商品について,特徴・内容・食べ方提案などを「言葉」にして,「コンセプト」を互いに評価しあいました。
 参加した方は,自分の商品について熱心に説明していましたが,なかなか相手に伝わらず,商品をアピールすることの難しさを実感したようでした。
 また,「コンセプト」や「商品内容」を解りやすく伝えるツールとして,コルクボード等の活用や使用法の紹介がありました。
 当普及センターは,今後とも地域の農産物や農産加工品に付加価値をつけ,その価値を正しく消費者に伝えることにより,消費者に選んでもらえる商品づくりを支援し,生産者の所得向上と地域の振興に向けた活動を継続していきます。

               <連絡先>亘理農業改良普及センター 0223-34-1141


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