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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南4Hクラブ員が食農教育活動を実践!

2010年06月04日 16時43分37秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙南地区農村青少年クラブ連絡協議会(会長:関口英樹)では,蔵王町の宮児童館に集まる小学生約30人を対象として,6月1日に食農教育活動を行いました。
 はじめに,食育コーディネーターの資格を持つクラブ員が,食べ物の大切さや1日に必要な野菜摂取量などについて説明しました。
 また,クラブ員が児童館敷地の一角に畑を造成し,子供たちと一緒にトマト,キュウリ,スイカ,リーフレタス,バジルなど10品目の野菜苗を定植しました。
 今後は,クラブ員が定期的に野菜の栽培管理を行い,夏頃には,児童館の先生が子供たちと一緒に収穫し,サラダなどに調理して食べることにしています。
 仙南地区農村青少年クラブ連絡協議会では,今回初めて食農教育活動に取り組みましたが,クラブ員たちはその大切さと楽しさを実感し,今後も継続して取り組んでいくことにしました。
 普及センターでは,青年農業者の育成と組織活動を今後も支援して行きます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138



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小学生が七ヶ宿源流米づくりに挑戦!

2010年06月04日 16時40分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 宮城県七ヶ宿町の米生産者が取り組んでいる「七ヶ宿源流米」について,地元小学生の理解を深めるとともに,地域を挙げて支援するために,児童たちが米づくりに挑戦しています。
 今回,田植えに取り組んだのは,町内の湯原小学校1~6年生23人と関小学校4~6年生26人です。湯原小学校では3年前から,関小学校は今年から「七ヶ宿源流米」づくりに取り組んでいます。
 作付けした品種は,七ヶ宿町民が名付け親であり,山間高冷地向けの「やまのしずく」で,昨年度から七ヶ宿町内で本格的に生産が始まっています。
 学習田では,児童たちが泥と格闘しながら苗を手植えし,1時間程で作業を終えることができました。
 今回指導に当たったのは,七ヶ宿源流米ネットワークの会員と近隣の農家です。七ヶ宿源流米ネットワークでは会員9人が,みやぎの認証米同等以上の栽培方法で,水田へカキ殻の施用,水の浄化のために用水路に炭を設置して「やまのしずく」や「ひとめぼれ」等を生産し,「七ヶ宿源流米」ブランドとして出荷・販売しています。
 普及センターでは関係機関と連携しながら,今後もネットワークの取り組みやブランド米の確立に向け支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138

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大豆播種前講習会の開催

2010年06月04日 10時51分59秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻管内の大豆は,主に水田を中心に約1,800ha(H21年産)作付され,県内有数の産地となっています。作付はほぼ全域でブロックローテーション方式による集団転作が実施され,品種構成は,タンレイ約44%,ミヤギシロメ約42%,タチナガハ約14%となっています。
 これまでの管内の平均単収は150kg程度で推移してきましたが,昨年は開花期から登熟期間の天候にも恵まれたこともあり,タンレイやミヤギシロメでは過去最高の平均単収171kg,165kgを記録しました。
 今年も昨年以上の生産を目指し,去る5月24日にJAいしのまき情報センターにおいて播種前講習会が開催され,生産組織や法人の代表者などおよそ50名(28組織)が参加しました。
 近年の管内における主な減収要因は「湿害」と「雑草害」であったため,普及センターから排水対策の徹底や湿害回避播種技術などによる湿害対策のほか,大豆の初期生育の確保の重要性や除草剤使用上のポイントなどの雑草対策について説明を行いました。さらには,紫斑病やマメシンクイガ,フタスジヒメハムシなど病害虫防除の徹底についても注意を喚起しました。また,今,注目を集めている大豆の安定多収生産「大豆300A技術」について技術紹介を行いました。
 ここのところの天候不順の影響により麦類の生育が遅れており,麦後の大豆栽培では播種時期の遅れが懸念されますが,普及センターでは,高品質・多収に向け引き続き支援していきます。

問合せ先 石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
       TEL 0225-95-7612

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