宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「未来塾 入門講座」を開催、大崎地域の農業について理解を深めました

2024年09月24日 10時32分28秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 大崎管内で先進農業体験学習を実施している農業大学校学生を対象に、令和6年9月13日みやぎ農業未来塾入門講座を開催しました。今回は、大崎地域の農業への理解を深めることを目的に、大崎市岩出山、鳴子温泉地区の農業法人経営者や新規就農者からお話を伺いました。

 講座では、自ら生産したそばを使い蕎麦カフェを経営する農業法人、繁殖牛経営を行う新規就農者、そして主食用米・飼料用米のほか野菜栽培の取組により地域の農地を守ろうとする農業法人を回り、視察を行いました。いずれの講師からも、「様々な人や分野と関わりを持って、視野を広げてほしい」、「将来の農業の担い手として頑張ってほしい」等、激励の言葉をいただきました。

 学生たちは、学校生活ではなかなか話を伺う機会がない、法人経営のノウハウや就農後の苦労話、中山間地域の農業等多岐にわたるお話を直接聞くことができ、有意義な講座となったようでした。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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令和6年度第1回亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年09月20日 17時05分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年8月28日に、今年度1回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。この検討会は、当普及センターで取り組む普及指導活動の実施状況について、外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、年に2回開催しています。

 現地の検討では、岩沼市内のハウスにおいて、メロン「クールボジャ」に関する活動を紹介し、実際の栽培状況を見ていただきました。その後、普及センター会議室に場所を移し、重点的に支援している活動について、進捗状況や活動成果などを説明しました。

 委員の方々からは、評価される点として、①技術継承に向けたマニュアル作りやさつまいもの育苗では、途中で起きた予期せぬトラブルに迅速な対応を行ったこと、②ほ場整備地区において、担い手への法人化支援や地権者等関係者への合意形成を目指した話合いを丁寧に行っていること、③若手いちご生産者に対して、気候変動に応じた栽培管理技術の再構築を行っていること、が評価されるとのご意見をいただきました。また、今後の活動に対するご助言もいただきましたので、これからの普及活動に生かしてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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第1回美里地域農業普及活動検討会の開催

2024年09月13日 10時59分49秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年9月2日(月)に普及活動検討委員6人に出席いただき、第1回美里地域農業普及活動検討会を美里町の北浦梨ほ場と美里農業改良普及センターで開催しました。

 はじめに、令和6年度普及指導計画の概要について説明した後、3つのプロジェクト課題の今年度前半の取り組みや今後の活動についてスライドで説明しました。

 新規課題「北浦梨産地活性化に向けた、ICT活用による栽培の見える化」では、環境測定機器による気象データの収集、フェロモントラップによる害虫の発生消長、経営管理などICTを活用した見える化による若手生産者の技術習得支援について説明しました。

 課題「土地利用型法人の経営戦略の策定と持続的経営の展開」では、大崎市田尻の集落営農法人を対象とした、ライスセンターの整備やサツマイモ等高収益作物の導入など事業計画の見直し、人材確保など将来ビジョンの実現、持続的経営の展開等の活動について説明しました。

 課題「堆肥の活用と施肥方法の改善による麦類の品質・収量の向上」では、涌谷町の麦類生産者を対象に、堆肥ストックヤードの設置を核とした小麦の生育中の堆肥散布や追肥方法の改善による収量品質の向上と町内産堆肥の有効活用への取り組みについて説明しました。

 委員からは、「農業の栽培環境、病害虫発生、経営管理など職人技の見える化による若手生産者への経営継承は素晴らしい取り組みである。」「集落営農法人の具体的な経営目標、経営戦略への支援が必要である。」「耕畜連携による堆肥の有効活用、麦の収量品質向上に期待する。」などの意見をいただきました。

 普及センターでは,農業者や地域農業の課題解決を図るため、外部委員の意見や評価を参考にしながら、関係団体と連携して効率的な普及指導活動に取り組んでまいります。

<連絡先>美里農業改良普及センター地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2024年09月11日 10時14分44秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 9月2日、石巻合同庁舎において、令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました。この検討会は石巻地域の普及活動の効率的かつ効果的な推進を図るため,農業者や市,JA等の外部検討委員を招き,活動内容への御意見、御提案をいただく場となっています。

 今回の検討会では、プロジェクト課題の中から「小ねぎ産地における次世代の人材育成」について重点的に検討し、昨年からの活動経過とこれまでの成果、今後の進め方について報告させていただいた後、委員の方々から建設的な御意見、御提案をいただきました。さらに他のプロジェクト3課題については進捗状況を報告し、年度後半の活動手法について御意見をいただきました。

 今回の検討会で各委員よりいただいた御意見を今後の普及活動に活かし、計画的かつ効率的な活動を展開していきます。

 

宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班

TEL 0225-95-7612

FAX 0225-95-2999


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清水地区の高収益作物導入に向けて視察研修会が開催されました

2024年09月11日 09時49分51秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 色麻町清水地区では、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、清水集落営農組合を中心に地域営農体制の検討を進めています。

 令和6年8月25日に、視察研修会が開催され、清水地区の担い手等19人と色麻町、土地改良区、普及センターが参加し、水田を利用した園芸作物栽培に取り組む栗原市の2法人を視察しました。

 視察先の農事組合法人平形農園(栗原市金成)と農事組合法人iファーム(栗原市志波姫)で加工用トマトやたまねぎ、キャベツ等、それぞれが導入している品目の収益性や労働力、経営における位置づけなどを説明いただきました。また、参加者から作業機械の利用状況や鳥獣被害の有無、法人の運営等について多数の質問があり、今後の地域営農の参考になったようです。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携して清水地区の地域営農体制の検討を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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いちご育苗現地検討会及び巡回指導会開催!

2024年08月28日 16時04分03秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和6年8月6日に河南いちご部会、8日にやもといちご生産組合においていちご育苗現地検討会が、9日に石巻市苺栽培組合によるいちご育苗巡回指導会が行われました。生産者とJAいしのまき、普及センターで育苗ほ場を巡回しながら苗の確保や管理状況及び病害虫の発生等を確認し、今後の管理について検討を行いました。

前年は、8月の猛暑の影響で花芽分化の遅れやバラツキが見られたことから、定植時期の遅れや開花時期が揃わず年内の出荷量は例年より減少しました。本年も猛暑が予想されることから、育苗中の遮光資材の利用や肥培管理及び病害虫防除について情報提供を行い、適切な育苗管理や花芽誘導ができるよう指導しました。今後も定期的な巡回指導を通じて安定生産を支援していきます。

宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

 


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仙台市の新規就農者をサポート訪問しました

2024年08月27日 10時01分24秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 仙台市内で新規就農し、農業次世代人材投資事業(経営開始型)又は新規就農者育成総合対策・経営開始資金の交付を受けている方などを対象として、サポートチームによる訪問を行いました。

 資金の交付対象者に対しては、「経営・技術」、「営農資金」、「農地」の各課題に対応できるよう、市・JA・農業委員会・普及センターによるサポートチームで年1回以上訪問し、就農状況の確認等を行っております。

 今回は令和2年から令和6年に営農を開始した、露地野菜や果樹栽培などを行っている7戸の新規就農者を訪問し、栽培・経営状況の確認や、雑草防除等の栽培管理の指導、規模拡大等に関する今後の課題の聞き取りなどを行いました。

 各農家とも、暑熱の影響に苦慮されておりましたが、自身の営農ビジョンに向かって、目の前の栽培管理等に励まれている様子が伺えました。

 今後も新規就農者の営農を多方面から支援していけるよう、関係機関と一丸となって取り組んでまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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JAいしのまきセリ部会の現地検討会で種セリチェック!

2024年08月16日 13時32分34秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年7月31日にJAいしのまきセリ部会の現地検討会が開催されました。

 現地検討会には、部会員とJAいしのまき、宮城県農業・園芸総合研究所等約20人が参加し,種セリほ場を廻り、現在の生育状況等を確認しました。一部雑草が見られるほ場があったものの、多くのほ場では病害虫や雑草の防除が適切に行われており、生育はおおむね順調でした。

 9月の種セリまきまであと一か月となり,これからは茎葉を食害するモトグロヒラタマルハキバガやウイルスを媒介するアブラムシ類などの害虫に注意が必要となるため、改めて防除を呼び掛けました。

 普及センターでは,今年も良品質な河北せりの生産を支援していきます。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班

       TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999

 


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「暑さに負けない」ほうれんそう講習会

2024年08月16日 13時12分07秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年7月23日に石巻市ホーレン草生産組合、7月31日にやもとほうれん草生産組合の栽培講習会が生産者と種苗会社、JAいしのまき、普及センター等出席のもと開催されました。

 近年の課題である温暖化対策、例年の課題である排水対策や追肥、また新品種について各メーカーから情報提供がありました。

 今夏もすでに猛暑の様相を呈しており、普及センターからは生産現場で使用されている被覆資材の違いによる生産への影響や今後の気象について情報提供を行いました。

 普及センターでは、今後も石巻地域のほうれんそう生産を支援していきます。

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及セー 先進技術第二班

       TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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加工用ばれいしょの収穫は順調!

2024年08月09日 15時09分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 石巻地域では7月20日頃から加工用ばれいしょの収穫が始まりました!

 今作は、雨の影響も少なく、生産法人の防除管理や追肥も適切に行われ、地上部の茎葉が最後まで青々としており、芋の肥大が進みました。

 収穫作業も順調に進んでおり、8月2週目前後でほとんどの収穫作業を終える見込みとなっています。

 ばれいしょの作期は4か月程度と短いですが、その中でも課題や改善点が見つかっています。来作は今作以上の収量や品質となるように、今後も支援を継続していきます!

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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