宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和3年産加工・業務用「春夏キャベツ」栽培講習会が開催されました。

2021年03月12日 17時02分55秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年3月11日に,JA加美よつば主催の春夏キャベツ栽培講習会が開催され,JA加美よつば,普及センター,部会員を合わせて24名が参加しました。JA加美よつばでは平成29年にキャベツ部会が設立され,栽培技術向上のため作業開始前に栽培講習会を開催しています。
 講習会では初めに,JA加美よつばの営農指導員から作型・育苗管理・ほ場準備・定植後の管理・病害虫防除・収穫・出荷のポイントについて説明がありました。
 次に普及センターから昨年の気象経過について,定植直後から生育期間を通して高温・乾燥が続いた影響で生育が遅れたことや,乾燥が続く場合にはかん水を行うことなどを説明しました。また施肥について普及センターで土壌分析を行っているので,分析結果を参考に適切な施肥管理を行ってほしいと呼びかけました。
 普及センターでは今後もキャベツの安定生産に向けて引き続き支援していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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水稲採種組合の栽培講習会が開催されました

2021年03月12日 16時52分36秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 令和3年3月10日(水)に一迫水稲採種組合の栽培講習会が開催されました。令和3年の水稲採種の作業がこれから本格的にスタートすることから,採種管理のポイントの確認を目的に,組合員25名が出席しました。
 普及センターからは,漏生稲対策や異株抜きの徹底,いもち病,稲こうじ病等の病害対策を中心に,水稲採種の栽培管理技術について説明しました。ここ数年,出穂前の低温少照や出穂期以降の高温など,水管理,病害虫防除等に気を遣う年が多くなっており,これまで以上にほ場見回りをこまめに行ってほしい旨,伝えました。
 講習会後にJA担当者から組合員に「ひとめぼれ」,「つや姫」等の原種が配布され,参加した組合員は本年の水稲採種へ取り組む決意を新たにしていました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


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岩手大学滝沢農場のブルーベリー視察研修会を開催!

2021年03月11日 14時07分15秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年3月9日に登米市の(株)サンフルーツファーム(南方町)と(有)伊豆沼農産(迫町)が,ブルーベリーの品種更新やせん定方法などを学ぶため,岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンスの滝沢農場のブルーベリー園地を視察しました。岩手大学では,早くからブルーベリーの栽培方法や生理生態の研究を重ね,普及に貢献してます。
 始めに,岩手大学農学部渡邉学助教から,滝沢農場は岩手山麓の火山灰土壌でブルーベリーと相性が良いことなど,園地の説明を受けました。渡邉先生からは,水田跡地での新植や改植時のポイント,樹齢や樹勢が異なる樹のせん定について説明していただきました。参加者からは,土壌改良の方法や枝の更新方法,収穫量等について質問があがり,有意義な視察となりました。

せん定の実演

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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仙台市根白石地区でカラーミニトマト栽培講習会が開催されました

2021年03月10日 11時27分58秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3218日に,仙台市根白石地区でJA仙台主催のカラーミニトマト栽培講習会が開催され,生産者7名が参加しました。 
 当普及センターからは,病害虫の発生症状や発生時期等,病害虫防除のポイントについて指導しました。栽培講習会が開催されるようになり3年目になりましたが,年々,生産者の病害虫防除に関する知識,技術が向上し,今作の病害虫の発生は,前年より少なくなりました。
 また,JA仙台西部営農センター管内では,カラーミニトマトの生産者,栽培面積が増加傾向にあることから,JA仙台と協力して,病害虫防除や作業のポイント等をまとめた「栽培暦」を配付しました。
 今後も,関係機関と協力し,生産者の栽培技術向上,収量向上を支援していきます。


〈連絡先〉
 宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
 〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町417
 TEL022-275-8410,FAX022-275-0296
 E-mailsdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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「第2回GAPを理解するためのミニ講習会」を開催しました

2021年03月03日 10時06分03秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 大衡村にある株式会社 未来彩園は,10,393㎡のダブルフェンロー型温室で大玉トマトと中玉トマトの養液栽培を行っており,平成19年にJGAP認証を,さらに平成30年にはASIAGAP認証を取得し,食の安全や環境保全等に配慮した生産活動に取り組んでいます。
 仙台農業改良普及センターでは昨年度から同社に対して,全従業員がGAPを理解することで意識醸成が図られ,自発的な現場改善活動定着のための支援をしてきました。
 2月16日,大衡村衡東集会所を会場に,同社主催の従業員研修会において,「第2回GAPを理解するためのミニ講習会」が開催され,株式会社 未来彩園におけるGAPへの取組をクイズ形式で出題しました。昨年9月に開催された第1回目の講習会では,当普及センター職員が講師役を務めましたが,今回は,GAP指導員資格を有する同社の経営者及び栽培担当主任が,問題の作成や解答の説明等について主体的に関わり,普及センターがバックアップする形で開催しました。参加した従業員は,「身近な現場」からの出題ということもあり,日常的に行っている行動等がGAPに深く関連していることを認識するとともに,経営者においては,主体的な関わりを通じて,今後の従業員に対するGAP教育のあり方を考える機会になったようでした。
 普及センターでは今後もGAPへの理解を深めていただく取組に対して支援を行っていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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ズッキーニ栽培講習会が開催されました

2021年03月02日 13時46分16秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年2月25日(木),JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会による栽培講習会が志波姫支店で開催され,部会員28名のほか,JA新みやぎ栗っこ,種苗会社,普及センターの担当者が出席しました。
 種苗会社からは,春作ズッキーニの栽培技術のポイントとして,これから播種や定植が始まるため,特に低温期の温度管理方法について説明がありました。普及センターからは,農薬の適切な使用方法と適用病害の特徴について説明しました。また,普及センターが作成したズッキーニ栽培暦ポスターを参加者へ配布しました。作業場など目に付くところに貼って,栽培のポイントや収穫調製方法を確認するのに大きくて見やすいと好評でした。
 今後も,普及センターではズッキーニ販売額1億円に向けて,継続して支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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株式会社未来彩園主催のトマト病害虫研修会を支援しました

2021年03月02日 09時51分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和3年2月19日に,大衡村衡東集会所を会場として,株式会社未来彩園主催の「トマト病害虫研修会」が開催され,従業員18名が参加しました。
 当普及センターが講師となり,未来彩園の従業員が日頃の管理作業のなかで,トマトで問題となる病害虫を早期に発見できるように,たくさんの写真を使って,病害虫の被害の特徴や診断のポイントを紹介し,防除対策も説明しました。
 ベテランの従業員のなかには,うなずきながら説明を聞いている姿がみられました。特に巻き付け班に所属する従業員にとっては,最初に病害虫を発見する機会が多いため,真剣な表情で説明に集中していました。研修終了後には,「写真で見る症状と実際にハウスで見る症状では違いがあったりすると思うが,見たことのない症状に遭遇した時にはどうしたら良いか」,「ウイルス病にかかったトマトの撤去はどの時点で行えば良いのか」などの質問がありました。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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「宮城県米づくり推進大河原地方本部担当者会議」を開催しました

2021年02月25日 15時35分59秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 去る2月4日,宮城県大河原合同庁舎を会場に「宮城県米づくり推進大河原地方本部担当者会議」を開催しました。
 本会議は,仙南地域において高品質・良食味米の安定的な生産により宮城米の評価向上に取り組むために,関係機関で取組方針等を検討し,稲作経営の安定化を推進するために開催したものです。
 今回は農業改良普及センターから令和2年産水稲の作柄について調査データを示しながら報告するとともに,令和3年産水稲の技術対策として「晩期栽培,晩生品種の作付や直播栽培によるリスク分散及び品質向上」等について取り組むことを検討しました。
また,関係機関からは,多収穫米の取組など特徴的な動き等について,情報提供いただきました。
令和3年産においては,本格デビュー4年目となる「だて正夢」の作付けが更に増加する見込みであることや,市町における地域ブランド米の取組が進んでいること等も踏まえ,さらに売れる米づくりを推進していくことを確認しました。
 今回の検討結果を踏まえて3月に開催予定の「宮城県米づくり推進大河原地方本部」で「令和3年度仙南地域米づくり推進方針」を決定することとしています。
 令和3年産も良質米の安定生産に向けて関係機関一丸となって,取り組んでいくことを確認しました。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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「岩出山大豆総合検討会」が開催されました

2021年02月24日 15時48分58秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和3年2月18日にJA新みやぎいわでやま地区本部主催の「岩出山大豆総合検討会」が開催されました。
 検討会にはJA新みやぎいわでやま地区本部管内の大豆生産者が参加し,当普及センターから令和2年産大豆の作柄や昨年実施した土づくりや雑草防除について説明しました。
 また,検討会の中で岩出山凍り豆腐の実需者との情報交換を行いました。大崎市岩出山で作られる岩出山凍り豆腐は岩出山地域産の「ミヤギシロメ」を使用しています。参加した生産者は,岩出山凍り豆腐のニーズの高さや加工に使用する大豆の評価について熱心に聞いていました。生産者からは「特産品である岩出山凍り豆腐の品質を落とさないよう,大豆の品質向上に努めていきたい。」との意見がありました。
 普及センターでは大豆の生産振興に向けて引き続き技術指導を行ってまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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三陸道本吉パーキング軽トラ市の第3回ワークショップが開催されました!

2021年02月24日 09時27分52秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和3年2月9日,本吉農林水産物軽トラック販売者の会を対象とした農産物生産・出荷計画づくりワークショップが開催されました。今年度3回目となるワークショップには,当普及センターと(株)水沢種苗店が講師として出席しました。普及センターでは事前に行った土壌分析の結果をもとに今後の土づくりのポイントについて解説しました。また,農薬の安全な使用について,散布時の注意点を中心に説明しました。水沢種苗店からは展着剤の話を中心に,農薬の効果的な使用方法について解説いただきました。生産者からは「軽トラ市の品揃えを増やしお客さまによろこんでもらいたい」「これまで以上に安全安心な農産物生産を頑張りたい」などの声が聞かれました。軽トラ市は4月頃から隔週土曜日に開催される予定ですので,ぜひ三陸自動車道の本吉パーキングにお立ち寄りください。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606

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