(仙台市視察)
8月1日
今日は最後の視察を行う仙台市役所に午後到着しました。仙台市は人口が100万人を超す政令指定都市です。そんな大きなまちで行われている「仙台市コミュニティビジョン」を視察項目としました。地域を活性化するためには,行政の取組みと同時に,地域コミュニティを構成する地域の住民や各種団体などが,主体性を持って積極的に取り組むことが重要です。地域づくりの理念を地域と行政が共有し,多くの住民や団体が関わりながら取り組んでいくことが,地域の活力や魅力を生みだし,地域が発展する大きな力となります。仙台市のビジョンでは,どの地域にも共通する目指すべき4つの地域コミュニティ像と,その実現に取り組むための5つの視点を掲げたうえで,さらに具体的な取組みの方向性を示して取り組んでいるそうです。始めたばかりで成果は今後のことです。そんな担当の職員より説明を聞きましたが、仙台市ではコミュニティの基本である町内会への住民の加入率が80%を越えているとのことで、大都市であるにも係わらず大変に高い数字だと驚きました。
3日間で4ヶ所の視察を行い、少し強行日程でしたが、中津川市の今後の課題を見据えた、いい視察が出来たと思います。
(仙台市役所議会棟前 集合写真)