付知中学校の卒業式

　昨日（５日）、中津川市内の全ての中学校で卒業証書授与式（卒業式）が行われました。私は母校の中津川市立付知中学校の卒業式へ招かれ、出席しました。
　私が卒業してから、すでに５０年近くの月日が経ちました・・・その頃の思い出は未だに昨日のように思い出します。式での校歌も歌詞を見ずに歌うこともできました。私たちの同級生は１６０人を超えていて、今の付知中学校の全校生徒より多くいました。今より小さな体育館いっぱいになって卒業式が行われたのを思い出されます。
　毎年、付知中学校の卒業式には出席していますが、いつも感動的な卒業式になり、今年も卒業生の答辞の時に、むらい泣きをしてしまいました。こんな卒業生の想いを聞くたびに、明るい未来を感じてほんとうに嬉しくなります。
　卒業式が行われた体育館の壁には「自主人格」の桧製の額が飾ってありました。この額は戦後、貴族院勅選議員を経て吉田茂内閣の憲法担当国務大臣に就任された金森徳次郎（かなもりとくじろう）先生が付知に来られたときに書かれたそうで、付知中学校の校訓です。卒業に当たり、未来に向かって旅立つ若者に贈るには、最もふさわしい言葉だと思います。
　卒業生のみなさん、今日の気持ちを忘れずにがんばってください！


（※　写真はぼかしてあります。）