はっちゃんの活動日誌 Blog

岐阜県中津川市議会議員、三浦八郎です。
市議会や議員活動のこぼれ話から、趣味の事まで綴っています。

新政会 広島県尾道市を行政視察しました。

2018年11月13日 | 議員活動
 今日(13日)は広島県尾道市に「尾道市歴史的風致維持向上計画について」の先進地行政視察を行いました。この計画はいわゆる景観計画・景観条例です。平成2年、平成17年に起きたマンション建設計画に対する歴史的景観を守る活動から始まり、平成19年4月に施行されています。対岸からの千光寺公園の景観を損なわれなく、千光寺公園から尾道水道の屈曲部が展望できることをイメージして建物の高さ制限、屋上の広告物設置の禁止と現存の広告物の撤去などが定められています。事業としては重点地区では歴史的建造物の保存修理、良好な市街地の環境や景観の保全・形成、(道路の美装化事業、電柱類等景観改善事業など)、まちなか回遊性の向上(総合案内板設置、便所洋式化改修、多国語音声設備設置など)歴史的風致の調査と活動支援など)を行い、それに合わせ「まちなみ形成事業」の補助制度もあります。現地視察として事前にまちなかを散策し、千光寺公園にも登ってみました。
 中津川市でも「中津川市景観計画」を平成19年4月にを告示し、併せて景観条例を施行していますが、その時には私も策定委員になっていました。







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新政会 福岡県福岡市を行政視察しました。

2018年11月13日 | 議員活動
 12日は福岡県福岡市へ「政策イノベーションについて」の先進地行政視察を行いました。内容については「福岡市の総合計画~市がめざす将来の姿」について広範囲の説明を受けました。
 普段の視察は同規模の自治体として行い、福岡市のような政令都市には来ることが少ないのですが、その予算規模や事業規模の大きさに驚きます。しかし、中津川市と同じような高齢化問題、公共施設の更新問題、企業の支店経済から本社機能の誘致など課題も抱えていることもわかりました。
 福岡市では総合計画の策定に当たり、述べ1万人以上の多くの市民の皆さまの意見を集めて、市の進むべき方向性を定めた「福岡市総合計画」として作り上げています。この計画に沿ったまちづくりを進めることで、「生活の質の向上と都市の成長の好循環」を創り出し、「アジアのリーダー都市」の実現を目指しています。
 総合計画の推進にあたっては、毎年「施策評価」を実施し、総合計画審議会に報告し、議会にも報告を行っています。また、福岡市の地方創生の取組みとして「福岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、総合計画と一体的に進行管理を行っています。施策評価報告書を拝見しましたが市民からのアンケート結果も踏まえてしっかりとしたものでした。
 その中で興味を持った施策として、政府の国家戦略特区を獲得し、創業特区として日本で最もスタートアップが集まる場所を目指そうと取り組んでいることです。そのきっかけは、高島市長による「スタートアップ都市宣言」により、さまざま創業関連の支援の取り組みなど福岡市主導でスタートアップ支援を行っています。その取り組みの一つとして、新たな会社を創業に対して支援するスタートアップ支援の現地視察として、Fukuoka Growth Next(総合支援拠点)を見てきました。昭和初期の建物である旧大名小学校を活用したインキュベーション施設です。施設内には企業者のオフィスのほかスタートアップカフェ、イベントスペース、ハニー珈琲なども設置してありました。夕方でしたが多くの若者が活動をしていました。人を撮らないことを条件に撮影の許可をいただきました。
こんな取り組みの結果として、アンケートのよれば「福岡市のことが好き(97.8%)」「福岡市は住みやすい(97.1%)」「福岡市に住み続けたい(92.8%)」との市民意識があり、驚いてことに福岡市は平成29年度の政令市のなかで人口増加率が第一位で毎年1万人以上増加し、現在の人口は157万9千人のなっています。







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