はっちゃんの活動日誌 Blog

岐阜県中津川市議会議員、三浦八郎です。
市議会や議員活動のこぼれ話から、趣味の事まで綴っています。

尾道市の認定こども園施策 行政視察 

2014年11月07日 | 議員活動
 昨日は広島県尾道市にて「認定こども園について」の行政視察を行いました。
 尾道市ではすでに平成15年4月に幼稚園と保育所の合築施設を建設し、平成18年の国の法制化に合わせ平成19年から認定こども園が開設されています。今では5カ所の園が運営されていますが、うち3園は公設(市立)で2園は法人が運営をしています。法人が経営する認定こども園はもともとは市立の幼稚園と民営の保育園が統合されています。
経営形態も保育所型と幼保連携型の2種類となっていますが、市立は保育所型で法人が幼保連携型となっているとのことでした。そのなかで、施設面において特に問題はなかったそうですが、運営面においては、短時間利用児童と長時間利用児童を合同で保育する3歳児以上について、保育時間の差により育ちに差が出たり、また生活の違いによる情緒不安が出ないように、保育者が特別な配慮を行っているとのことでした。課題としては、国の方針がまだ定まっていない部分で幼稚園側(文部科学省)と保育園側(厚生労働省)との運営の課題もあるそうです。
 認定こども園は中津川市においても今後の大きな課題でもあり、開設までの経緯や具体的な運営状況をつぶさに説明を受けることができたことは大変参考になりました。今後、メリット・デメリットや国の動向をしっかりと見定めながら進めることが大事だと感じました。


視察の状況です。

尾道市説明員のみなさん

市役所玄関での集合写真
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする