3日目の行政視察は佐賀県武雄市(たけおし)を視察しました。武雄市は、佐賀県の西部にあり、佐賀市と長崎県佐世保市の中間に位置する市で、面積は195haで人口は5万人を少し上回っています。平成18年3月に武雄市に隣接する山内町・北方町と合併し、新市制による武雄市となりました。
市の中心には開湯以来1300年以上経っている武雄温泉が有名です。それ以上に有名なのは、樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長さんとその施策です。平成18年に初当選された時には全国最年少の市長でした。その後の施策では、市図書館の指定管理者にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を指定し施設内に蔦屋書店やスターバックスコーヒーを併設、市民病院の民間移譲、Facebookの活用などの施策を行われていて、全国から行政視察に訪れているようです。私たちも武雄市役所を訪問して、まず驚いたのは玄関横の壁に行政視察される団体の歓迎する垂れ幕がたくさん掲げてありました。1週間分とのことでしたが15枚ほどありました。多い日には10カ所ぐらいの視察があることもあるそうです。
視察項目は「猪肉の特産化について」を武雄市役所にて、営業部いのしし課いのしし係の佐藤さんと議会事務局友廣さんから伺いました。
この頃は全国的に野生鳥獣、特にイノシシやシカによる農作物への被害が拡大し、社会問題となっています。武雄市においても10年程前から、イノシシによる農作物への被害が増え続け最近では市街地周辺まで出没して、交通事故や人的被害も懸念される状況となってしまいました。
こうした有害鳥獣の切り札として武雄市では平成21年4月に「いのしし課」を新設し、それまでの、個体数調整事業に偏りすぎていた対策に、捕獲したイノシシ肉の活用し地域の資源として有効に活用、特産品・ブランド化を目指した取り組みを行っています。
このように「地域の資源を生かした地域活性化」を目指して、やっかい者であるイノシシという“マイナスをプラスに変える逆転の発想”で生まれたのが「いのしし課」です。
その後に鳥獣食肉加工処理施設の現地を視察しました。3名の方が肉の加工を行われていました。また、ちょうど箱ワナにかかった30kgほどのイノシシが軽トラックで持ち込まれてきました。
行政視察の懸垂幕
武雄市説明員
鳥獣食肉加工処理施設での集合写真
運び込まれたイノシシ
加工されたレトルトカレー
市の中心には開湯以来1300年以上経っている武雄温泉が有名です。それ以上に有名なのは、樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長さんとその施策です。平成18年に初当選された時には全国最年少の市長でした。その後の施策では、市図書館の指定管理者にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を指定し施設内に蔦屋書店やスターバックスコーヒーを併設、市民病院の民間移譲、Facebookの活用などの施策を行われていて、全国から行政視察に訪れているようです。私たちも武雄市役所を訪問して、まず驚いたのは玄関横の壁に行政視察される団体の歓迎する垂れ幕がたくさん掲げてありました。1週間分とのことでしたが15枚ほどありました。多い日には10カ所ぐらいの視察があることもあるそうです。
視察項目は「猪肉の特産化について」を武雄市役所にて、営業部いのしし課いのしし係の佐藤さんと議会事務局友廣さんから伺いました。
この頃は全国的に野生鳥獣、特にイノシシやシカによる農作物への被害が拡大し、社会問題となっています。武雄市においても10年程前から、イノシシによる農作物への被害が増え続け最近では市街地周辺まで出没して、交通事故や人的被害も懸念される状況となってしまいました。
こうした有害鳥獣の切り札として武雄市では平成21年4月に「いのしし課」を新設し、それまでの、個体数調整事業に偏りすぎていた対策に、捕獲したイノシシ肉の活用し地域の資源として有効に活用、特産品・ブランド化を目指した取り組みを行っています。
このように「地域の資源を生かした地域活性化」を目指して、やっかい者であるイノシシという“マイナスをプラスに変える逆転の発想”で生まれたのが「いのしし課」です。
その後に鳥獣食肉加工処理施設の現地を視察しました。3名の方が肉の加工を行われていました。また、ちょうど箱ワナにかかった30kgほどのイノシシが軽トラックで持ち込まれてきました。
行政視察の懸垂幕
武雄市説明員
鳥獣食肉加工処理施設での集合写真
運び込まれたイノシシ
加工されたレトルトカレー