(加藤英樹氏の基調講演)
1月25日
東京都港区赤坂日本財団ビルにて、「議会基本条例」を題材とした「東京財団政策懇談会 地方議会の改革:ニセ議会基本条例を斬る(2)」が開催され参加しました。昨年7月にも行われ参加しました。今回も会場いっぱいになってしまいました。大半が地方議員だそうで、大分、大阪から青森県のかたもみえました。
はじめに加藤英樹氏の基調講演があり、その後にパネルディスカッションが行われました。パネラーとして前我孫子市長の福嶋浩彦氏、前佐賀市長の木下敏之氏、栗山町議会事務局長だった中尾修氏の3名の見識者が揃った豪華なメンバーです。副題として「ニセ議会基本条例を斬る」とあり・・ニセ(偽)とは・・非常にショキングなタイトルが付けられていました。議会基本条例に住民参加がはっきりと規定していない、ましてや制定過程に住民が参加していないなど議会基本条例のそもそもの意味が全く理解されていない。このことがニセであるとの説明をされました。市民参加の視点に立った、議会報告会・請願陳情の意見陳述・議員間の自由討論の「3つの必須要件」が「議会基本条例東京財団モデル」として政策提言され、後半は参加いただいたみなさまと活発な議論がなされました。非常に中身のある懇談会でした。
(右から木下敏之氏、福嶋浩彦氏、中尾修氏、赤川貴大氏)
(中尾修氏)