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ラスパイレス指数に他指数の追加 (あああ)2013-01-22 22:03:28
ラスパイレス指数の計算方法を見てみると給料の全階級の水準を国家公務員と比較した数字。
平均年齢に影響しない数字で給料水準を比較できる数字です。
県内ワースト5ラスパイレスの市町の指数と実質公債費比率(自治体の収入に対する負債返済の割合)、職員平均年齢、住民千人当たりの一般職員数を見ると
淡路市、香美町、三木市、養父市、篠山市 県内市町平均
92.2 92.3 93.1 94.3 94.8 98.4
22.7 20.7 12.3 16.5 22.7 13.6
44.6 43.1 46.8 44.7 42.3 43.4
9.233 8.933 6.273 11.713 8.837 ?
県内市町の中での就職先としてはまったく魅力がないです。
財政状況が県内平均より良いのに悪い数字ばかりです。
良い人材は集まらないことによりサービス低下になってしまうのは必然的でしょう。
単純に給料が高いとのコメントがありましたので調べてみました。
続けての書き込みで失礼いたします。
普段、三木市の財政の広報の仕方に異議を唱えられている大西議員様が、なぜラスパイレス指数については、素直に受け取られるのでしょう。
やはり、市議会議員でも、職員給与については切り込めないのでしょうか。
ラスパイレス指数は、手当てや賞与を含んでいません。
確かに三木市のラスパイレス指数、つまり、手当てを除いた月給は、北播磨で最低です。
しかしながら、三木市の手当ては他市に比べて飛びぬけて多いです。
結果的に、手当てを含んだ平均給与が北播磨で一番高いにもかかわらず、ラスパイレス指数は、一番低くなっています。
70%以上が年収600万円以上という問題提起に対して、ラスパイレス指数なんて何の意味もありません。
手当ての水準がなぜ北播磨の他市に比べて高いのかきちんと監視をお願いします。
また、三木市の給与の実態についての広報の仕方にも問題提起をお願いします。
おっしゃるとおり、国家公務員の手当は非常に手厚く、ラスパイレス指数で地方公務員と単純に比べられるものではない、ということは言われます
>確かに三木市のラスパイレス指数、つまり、手当てを除いた月給は、北播磨で最低です。
>しかしながら、三木市の手当ては他市に比べて飛びぬけて多いです。
そうですね。平均年齢も高いですが、平均給与月額も高いですね。なぜなんでしょうか。単純に、人が少なくて残業が多いからかもしれないし、役職級の人ばかりが多くてその手当が多いのかもしれません。もしかすると、三木市独自のヤミ手当でもあるのでしょうか?
それはさておき、三木市の大卒初任給をご存知でしょうか?17万8800円です。三木市の技術職は高齢化が進みどうにもならない状況ですが、募集しても応募があまりないらしいです。(議会の資料だったか、どなたかのブログだったかに載っていて、やはり・・・と思ったのですがちょっと探し出せません。出典が明らかでなく申し訳ない。)この就職難の時代に、「公務員として募集しても応募が少なく、選んで人を採用できない。」なんてなぜだと思いますか?
何度でも書きます。
人材は企業の柱です。人材を育てない企業には一時的な繁栄はあっても継続的な発展はありません。
70%以上が年収600万円以上とありますが、市職員の5割以上が50代より上のようですね。(ざっとみただけなので、間違っていたら申し訳ない。)
http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/image/AD4C8A23F752B26149256C59000B9007/$FILE/H23HP.pdf
いびつな年代構成です。これがきれいな年代ピラミッドを描ければ、高給者の比率は大きく変わってくるでしょう。
50代以上のサラリーマンの年収が600万以上というのは多すぎるのでしょうか?(三木市に年収1000万超える職員はいないようです。)採用を抑制しているのは企業側なのに、そのせいでいびつな年齢構成になってしまい、「高給者の割合が高い」と言うのはちょっと可哀そうな気もしてきました。
さて、あまり公務員を擁護していると、それだけで私の支持者を失ってしまいそうなので、この話はここらへんで終わります。もしかしたら、今後はこの話が出てもスルーするかもしれません。ですが、fuji-takeさんのようなお話を聞かせていただけることはありがたいと思います。
よろしければ、12/27に大西議員が私のコメントをご紹介くださった記事「バランスシート不況下における地方自治体の景気対策」もお読みください。
http://blog.goo.ne.jp/mituda_1965/e/cbb6f15c34bf32e7cce39d6f2ce96d7d
公務員であるかないかを問わず、労働に応じた雇用と賃金を提供できる社会を作りたい。それが経済回復に最も効果的であろうと考えます。
各市町のHPで公表されていました。
三木市 西脇市 小野市 加西市 加東市 多可町
178,800 172,200 178,800 172,200 172,200 172,200
次に給料表の状況がありました。
各級の1号級の給料月額を比較します。
加東市 西脇市 加西市 小野市 多可町 三木市
1級 135,600 135,700 135,700 135,600 135,600 135,600
2級 185,800 155,700 155,700 161,600 185,800 185,800
3級 222,900 192,800 185,800 185,800 222,900 214,600
4級 261,900 230,200 222,900 230,200 261,900 252,600
5級 289,200 261,900 261,900 261,900 289,200 262,300
6級 320,600 289,200 289,200 289,200 320,600 289,700
7級 366,200 320,600 320,600 320,600 321,100
三木市だけHPの情報公開にこの表がなかったので条例のページを見ると分かりました。
ただ特例措置があり18年度は2%、19年度は1%、21年7月から24年度まで1~3級は6%、4~6級は7%、7~8級は8%を減額されているようです。
この特例措置によりラスパイレス指数が変化した要因と理解します。
実に合理的であると思う。
三木市だけでなく日本が見習って欲しいものです。
「基準の策定」については充分に議論される余地がありそうですが、社長が誰であるかに関わらず、業績を上げれば給料が上がり、下がればその逆となるのは当然です。
公務員の場合、利益の算定が難しいのと、弱小の町村であっても、地方交付税を通じて所得の再配分が行われる(それが町村職員の給与となり、地域の存続を支えている)側面がありますので、日本全国が見習うとなると、ちょっと難しいかもしれませんが、三木市の場合は可能ではないかと思います。
さて、ちょうどこの三木っ太郎さんがご紹介くださったページに私がいつかは書きたいと思っていたことが都合よく載っていましたのでご紹介します。
(樋渡市長のブログより)
>私の給与が決まる報酬等審議会では、「市長の給与は上げるべき」と言われますが、それは、給与に見合う仕事をしている、またはそれ以上の仕事をしていると評価してくださっているから。具体的には市民病院の民間委譲では、10億円を超す赤字を解消した上で、今では新武雄病院から、いろんな税金を頂いています。
(紹介おわり)
三木市も、三木市民病院の経営失敗が確定的となった時点で、武雄市のように売却してノウハウをもつ民間に経営を委ねる、という手段があったわけです。この問題については、武雄市でも賛否両論あり、最終的に樋渡市長さんはいったん辞任し、民意を問うています。
三木市は、何が何だか分からないうちに、勝手に小野市に病院を建てる約束をし、負担割合は三木市6割とまで決めてしまった。
なんだか因縁めいたものを感じるのですが、武雄と三木は同じような行政課題を全く違う方法で対処しています。
さて、図書館の問題、武雄市は市が独自で建設、運営をやめて民間と連携することで「魅力ある図書館」の全国的な宣伝に成功し、建設費の削減(民間からの出資)、若年層の誘致に成功している。
市職員の給与、武雄市は、市職員が一丸となって業績を上げれば給与アップする制度を作る、としている。この制度ならば、市職員も頑張らざるをえないでしょう。
(三木市のように、個人の成果を何か分からない基準で評価するのではなく、市全体の税収に絡めたところが素晴らしい。)
私はこのブログを書くときに、三木の市長さんを個人的に攻撃するような形になってはいけないと重々注意してはいるのですが、今回はやはり苦言として書かせていただきます。
「同じ課題に向き合っても、かじ取りが違えば、その成果は全く異なる。それは市の将来を決定づけます。」
市民のみなさん、「市長なんて誰がやっても同じ」ではないのです。
少なくとも、今の時点で三木市が同じ時期に同じ課題と向き合ってきた武雄市と比して評価できる成果を上げているようにはみえません。
なんとかよりよい三木市になっていくよう、力を尽くしていっていただきたいものです。