三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

減量化の為のゴミシール(市民の意識の向上)

2012年09月20日 | 議会

議会での私との応答の概要です。誤字脱字はご容赦下さい。

 

ゴミ分別シール貼付けについて問う。

24年度当初予算で260万円が計上された。

ゴミ減量化事業として25年1月から可燃ゴミ等のゴミ袋にシールを貼り、貼っていないゴミの回収はしない。又、シールを貼ることによってゴミ分別化の意識高揚を図り、資源ごみを増やし、ゴミの減量化・CO2削減を進めると説明があった。

その後、市内各地域で開催した説明会等でのご意見を踏まえ一部大きく方向転換をした内容の書類が各議員に配布された。

 

Q:当初の計画からどのように代わったのかその理由も含めて問う。

 

A:市内、全世帯で行う計画から市内4地域で行いデーターを精査してその後に是非を検討する。

 

Q:予算を掛けシールを貼ることの意味及び、全世帯で実施する時の予算額とその内容について問う。

 

A:ゴミ分別の意識の向上。全世帯実施の場合:550万円

 

Q:CO2排出量が増加している原因及びその根拠について問う。

 

A:可燃ごみの中に、資源ごみが21.1%混入しており、それが影響していると考える。

 

Q:今回、モデル地区として4地区、緑ヶ丘、青山、細川、口吉川で実施される予定であるが、住民の理解や同意を得たプロセスについて問う。

 

A:8月2日 三木市区長協議会連合会で了解をもらう。

A:8月9日 三木市保健衛生推進協議会で説明し理解いただいた後、9月10日モデル地区の内、26地区について説明会をしたところである。

 Q:ゴミシールに関しては当初予算で260万円が計上された。内容はシール代のみで、配布方法はゴミカレンダー配布時に同時に配布してもらうとあり、シールを貼っていないゴミは回収しないと説明があった。ここで大きく方向転換をするとすれば、もう少し政策を練った上で予算を上げられるべきではなかったかと思うが。

 

A:説明会の中で、市民の皆様から意見を頂いて変更したところである。

A:市の強い思いとして、CO2の削減・ごみの減量化について待ったなしですので今回、モデル地区ということで設定させて頂き、検証した上でゴミ問題(分別の徹底)を解決していきたい。

 

Q:260万円で、全世帯の1/4にしたので65万円がシール代195万円が郵送費と資料代にまわる。全世帯で行うと550万円シール代・郵送費がかかります。

シールを貼ってゴミの削減を行う前に市民に分別についての説明を今までに行ったか。

 

A:18年10月から今の分別方式に大きく変わった当時合併により大きく内容の変わった吉川町のみに説明を行った。

 

A:吉川町以外の9地区については代表的な部分の大きなくくりについて説明を行った。

 

Q:資源ごみが増えるということは、自宅でのストックが増えることになる。ストックで困る家庭もあるが、現在、月2回の回収を月3回にすることも考えられる。試算はしているのか。

 

A:回収回数を増やしてほしいという意見は沢山あった。市としても時期は別にして回数は増やさなければいけないと考えている。

Q:家庭を守るご婦人方の負担の無いようにして頂きたい。例えば、神戸市では市が企画書を作成して事業所用と一般家庭用を登録業者に企画書に基づいて製造販売させる方法が採られており、ここでは予算が発生していません。

260万円のシール代をかけるのではなく神戸市方式で税金をかけずゴミ袋を製作するという方法も提案したいと思います。

 

A:神戸市方式については、1/20の人口規模でありますのでそれなりのロットがないと商売が成り立たない当時の試算で1袋に3割ぐらいのアップと話を聞いた。袋代がアップするのなら、市民には手間をかけるが意見を聞きながらシール方式で取り組んでいるので様子を見させて頂きたい。(薮本)

 ゴミ問題は待ったなし!!(部長答弁)

ここでも、24年度当初予算提案時の計画と大きく方向転換されている。

当初は、全世帯にゴミカレンダー配布時に同時に配りシールを貼り付けていないゴミについては回収しない。市民に説明をしながら進めていくというものでした。CO2の削減が可燃ごみ、埋め立てゴミにシールを貼ることにより意識の向上となり削減につながると提案がありましたが、削減をする気があるのなら市民に対して十分に説明をする機械があってもよいと思うが、今回までそれらしい説明会は行わず、いきなりゴミシール貼り付けになる。

<私見>当初予算提案時には260万円の予算が配布に関しても業者にお願いすることから全世帯行った場合550万円の予算に膨れ上がるのもである。これらに対しても政策形成過程の甘さが大きく露呈された形となっており、市民不在で進められた結果がこのように大きく変更された原因であると考える。これらの手戻り事業こそ予算の無駄であり、人材育成の大きな弊害であるのではないかと考える。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。