その後、29日合同庁舎を後にし、次に出会うは「後藤新平 日本の羅針盤となった男」の著者である山岡淳一郎氏と出会うが一緒に如何ですかと聞かれ、
「是非是非」とお願いしホテルの喫茶店で御一緒させて頂きました。
恐るべし、三木市民。なんという人脈の多さか。 (私より少し年上です。)
山岡氏も大変忙しい方でしたので、1時間程打ち合わせを行いました。
話の仕方や、内容に非常に力強さを感じながら伺っていましたら、
地域の文化力や伝統さらには全国的な問題になっている医療問題などに
話がお呼びここでも、非常に収穫の多い1時間となりました。
続いて、次は私も会員になっている「構想日本」の事務所にお邪魔し
今までの活動内容や各事業について幾つか説明して頂きました。
ここのスタッフの方も非常に親切に接して頂きまして次回の案内や室内の撮影許可
まで頂いた上に、代表の加藤氏とも会うことが出来ました。
そこでは、次回の「事業仕分け」の参加を宜しくお願いし、次に行われる
第135回「JIフォーラム」「農」と「生き物」の話(農は自給率確保だけのものではない)に参加してきました。
討論者は、東京農業大学地球環境科学部教授 進士 五十八氏
東京大学大学院農学生命科学研究科教授 林 良博氏
北里大学副学長 陽 かつゆき氏
とコーディネーター 生き物文化誌学会 岡田 達雄氏
で行われました。
内容は、食の安全性が叫ばれる中、農業軽視の施策が進められ、「農業」の字のように「業」になってしまっている。
ここでは、単に「農」だけではなく「人と言う生き物の文化」という視点で捉え
考えようと言う内容でした。
討論の主な内容は、現代社会の専門家の出現による横のつながりの取れない弊害が、如何に「農」にも影響を与えているか。
知と知の分離・知と行の分離・知と情の分離などここに現代の病が見えるのではないか?
20世紀は 作る(メイキング)の時代で成長してきたが、
21世紀は 育てる(グローイング)の時代となるべきではないか。
農をブランド化(産地化)した結果、その土地での連作障害がおこり、
その対策としてハウスで育てていくと言う悪循環(土地の自助作用の悪化)
が起こる。
産業化をしたための弊害である。
只、産業化=悪ではなく、如何に共存し
人と人との心を結ぶ大きな生態系として、「農」を大事にし、「国民と国土を作っていくか」
ではないか?という内容で話の内容全てが「目から鱗」でした。
「JIフォーラム」終了後の懇親会の席では地元の方との名刺交換をしながら
区政についてのお話を伺ったり、スタッフの方とフォーラムについての話をしたり
又、講師の先生と「百姓」の話で盛り上がったりしながらその場を過ごし
終了後、夜行バスで帰路につきました。
非常に中身の濃い内容で、御一緒して連れて行っていただいた方に非常に
感謝しています。
有難うございました。
又、この経験を市政に還元するべく頑張っていきますので御支援宜しく
お願い致します。
添付画像は「構想日本」の事務所です。