河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

11/23(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑫最終回」Op.67、Op.68全曲 

満員御礼!

2009-03-21 15:05:12 | モーツァルトに会いたい5
2回目のオケ合わせの報告を書く前に
もう本番終わってしましました・・・!

本番は、400名を越えるお客様が来てくださり
補助席を出して、それでも座れない方があったとか
(後で別の椅子にお座り頂いたと思いますが)。

なんというか
オケの皆さんもお客様も
とても好意的ないい雰囲気で
こういう演奏会が開催できて本当にうれしくシアワセでした。

プログラムノートには
「モーツァルトさん、ありがとう。」と書きましたが
プラス
オケの皆さん、お客様、その他助けて頂いた裏方の皆さん
本当にありがとうございました!

前日の練習は、本番会場のアルティであったため
オケとピアノの並び方をどうするか、など試行錯誤しつつ
結局
ピアノの大きな蓋(屋根)を取っ払い
ピアノをオケの真ん中に縦に置き・・・つまり
私がお客様に真正面に向く形にしました。

私のすぐ後ろには管楽器群が座り
コンサートマスターとチェロと私が
三角形になるような位置なので
アンサンブルとしてとてもやりやすかったのです。

ただ、ピアノの蓋を取ったため
ピアノの音自体はやや拡散気味なのですが、
指揮者なしの演奏の場合
この形が
私達にとっては最善でした。

実は
2日目のオケ合わせ練習のあと
つまり本番の前日の夜、
まだ書けてなかったプログラムノートを書いていて
書き終わったのが夜中・・・。

ということで
ブログを書けなかったのです・・。

はっきり言って
今日は
ほんまにほんまに疲れてて・・・。

練習や本番のことは
またのちほど書くことにします。


コメント (2)
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オケ初合わせ

2009-03-19 03:01:07 | モーツァルトに会いたい5
今日(昨日)水曜日は
オケとはじめての練習。
京都市芸大大合奏室で。

講堂は、博士課程のリサイタルとかで使えず
私(ピアノ)一人が舞台上で弾き(ピアノは下へ降ろせないので)
オケは下で弾く、という変則的な形だったけど
さすが一流の演奏者が集まってて
みんなよく弾く。

私の方は、
24番カデンツァができたてほやほや
湯気が出てる状態で
パンクしそうでした、、、。

そやけど
モーツァルトだって本番の前の日にやっと書き上げた、なんてことは
よくあったのよ、
と言ったら

あんたはモーツァルトか、

と言われました。

そらそーや。

明日はアルティでの最終練習。
初合わせの次の日が最終練習なんです・・・。
ピアノの位置決めなどもします。

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泣泣泣

2009-03-18 00:00:43 | モーツァルトに会いたい5
またまたまたまた!!!

書いたブログが一瞬にして消えた

ついこの間もおんなじことあったばっかりやのに!!!

明日からオケ合わせ始まるので
今日はもうお風呂に入って(ソロモン読みながら)
寝ます・・・
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新聞に載りました

2009-03-16 23:47:25 | モーツァルトに会いたい5
いくつかの新聞に
モツ会い5・最終回(3月20日午後6時・アルティ)の記事が掲載された。

金曜日(13日)
毎日新聞朝刊(京都版)、大きい写真とともに。
これはネット上でも読めます。

同じ毎日新聞のウェブ上の「関西エンタメ」欄では
別の記者さんが書いてくださったものも読めます。
「よくこれだけのメンバーが集まったもの」・・・とのこと。
ホントそうですネ。

今日16日月曜日は
朝日新聞夕刊(関西全域)に
これも写真入りで。

・・・・
明後日夕方より、京都市芸大で
初めてのオケ合わせ練習。

譜面台や椅子の準備と後片付けを学生さんに手伝ってもらうつもりが、
その日は
管弦打の追い出しコンパ(卒業の季節でした)!で
学校はほとんど誰もいなくなるとか・・・げっ。



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オケパート弾奏+健康管理

2009-03-15 23:26:09 | モーツァルトに会いたい5
今日はMK嬢来宅。
オケパートをピアノで弾いてもらって
2曲+アンコールを通す練習。

24番カデンツァは
自分で作っておきながら
難しくて
まだゆっくり。

交代して
MK嬢にソロを弾いてもらい
私がオケパートを弾く練習もする。

オケパート弾くと発見することあり。

11日の京都市フォーラム本番のあと
やっぱり疲れがあって
昨日は
北大路ビブレ内のリフレッシュマッサージへ。

その他毎日
逆立ち(ヨガの)したり
ぶら下がり健康機の代替物(寝室に、天井裏物置へ行くための梯子を掛ける鉄棒があるのです)を使ってぶら下がってみたり
ストレッチしたり
半身浴したり
沖縄の紅麹百年酢を飲んだり
それからなるべくたくさん眠るようにしたり

体調万全に
金曜日本番に向かっています。

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プレヴィン ホロヴィッツ

2009-03-14 22:48:57 | モーツァルトに会いたい5
去年だったかN響のTV番組で
アンドレ・プレヴィンが
モーツァルトのピアノコンチェルト24番ハ短調KV491を弾き振りしてて
なんだか良かったのを覚えてるけど
DVD(オケはロイヤルフィル・1990年録音)があったので見た。

テンポ感などは私と違うけど
やはり何というか「味」がある。

なんということはない所に
ちょっとした表情や色がつくのが素晴らしい。

カデンツァはプレヴィン作だと思うが
もちろんなかなか聞かせるけど
どっちかというと
20世紀のフルコンサートグランドピアノのためのって感じ。
(私のもそういう傾向になってますが。)

そのDVDには23番イ長調コンチェルトも入っていて
でもソリストはプレヴィンではなく
若き日のKで、
まるでプレヴィンとは反対の演奏・・・。

今日はその他に
ホロヴィッツの23番というのも聞いた(ジュリーニ+スカラ座管)。

この演奏は
モーツァルトを聞くというより
ホロヴィッツを聞く、という演奏。

早いテンポで
その分フレーズは大きくなるから
いろいろ気づかされることもあった。

さて
これからまたお風呂で半身欲・・・ではなく半身浴にて
ソロモンの本よみます。
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c-moll カデンツァ

2009-03-13 11:44:15 | モーツァルトに会いたい5
コンチェルト24番は
モーツァルトのオリジナルカデンツァが残されていないため
私が自主制作。

そのカデンツァ
ほぼ完成!

といっても
弾くのなんだかむずかしい・・・。

・・・自作のカデンツァでヨタってたら目もあてられないデスネ。

最後のツメとともに
もうちょっとがんばります。
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フォーラム無事終了

2009-03-12 14:34:04 | モーツァルトに会いたい5
昨日11日は、京都市フォーラムの鼎談とコンサート
正確に書くと
「京都文化芸術都市創生計画推進フォーラム
  みんなで進める 文化芸術都市・京都の創生
  ~フォーラムと早春コンサート~」
という催しが
京都コンサートホールで行われました。

2時間あまり、多くの方々が参加してくださいました。

話すのと演奏と
私は結局出ずっぱりで
なんだかとってもとっても疲れました。

それでも
新井浄さんと山本宣夫さんとのお話は
40~50分程度と限られていたので
その場では言えなかったこと多々あり。

たとえば
やっぱり演奏会は
ちゃんとした演奏を
ちゃんとお金を払って聞いてくださいませ
・・・ということや・・・

つまり
演奏する方も
お金を頂くからこそ責任もってやるし
お客様の方も
お金を払うからこそ集中力が違うはず。

演奏会というのは
案外
その場のお客様のかもし出す雰囲気というものが大切で、
それが
良い演奏=お客様が「来て良かった」と思われる演奏会につながる
・・・というようなこと・・・。

こういうこと
なかなか上手く言えないんですね~。

特に自分のことになると
なんだか宣伝めいているようで
とっても言いにくい。

私としては
たとえば自分がピアノを上手く弾くの見てもらいたいとか
そういうしょーもない理由では全然なく

やっぱり
何としてもモーツァルトの魅力を皆さんと共有したい、
特に
今度20日の「モーツァルトに会いたい5」で弾く2曲の
不朽のコンチェルトをぜひぜひ聞いて頂きたい、
世の中にこんないい曲があるんですよ、と。

昨日のコンサートは
プログラムを相当考えて
演奏する順も試行錯誤して
やっとああいうスタイルになった。

「モツ会い」のダイジェスト版にして
その魅力の一部を紹介したつもり。

その小出し部分を聞いて
20日の本番に来て下さる方が少しでも増えたら
ホント苦労のし甲斐があったというものです・・・。


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テンポ送信

2009-03-11 00:11:31 | モーツァルトに会いたい5
今日(昨日)火曜日は、「モツ愛5」本番の10日前。

ということで
共演の皆さんに
2曲のコンチェルトそれぞれの楽章ごとのテンポを
メールで連絡。

たとえば
KV488(23番)第1楽章は、四分音符=124
とか。

普通はこういうことあんまりしないと思うけど
今回は
初めてのメンバー+指揮者なし+練習時間が限られてる
という条件なので。

それにしても
メールで一斉送信とは
便利な世の中になりました。

さて
明日は京都市フォーラム(京都コンサートホール・午後6時30分)の本番。

オープニング演奏(アイネクライネナハトムジーク第1楽章・連弾版)の後
新井浄氏と山本宣夫氏と鼎談。

その後コンサート。
オールモーツァルトプログラムで
・ロンドニ長調
・4手(連弾)のためのソナタヘ長調よりフィナーレ
・幻想曲ニ短調
・2台のピアノのためのソナタニ長調より第2、第3楽章

共演は、MK嬢こと三田村佳枝さん。

後半のコンサートは
「モーツァルトに会いたい」のダイジェスト版にするつもり。

お客様は600名近い申し込みがあったとか!

その皆さんに
モーツァルトの魅力をなんとかお伝えしたいと思ってます。
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4曲共通モチーフ

2009-03-10 02:29:13 | モーツァルトに会いたい5
明後日(明日)水曜日午後6時半
京都市主催のフォーラム(鼎談とコンサート・京都コンサートホール)で弾く曲は
すべてモーツァルト。

4~5曲弾くのだけど
そのうちの2曲、すなわち
「ロンドニ長調KV485」と「4手(連弾)のためのソナタヘ長調KV497」よりフィナーレ の
冒頭テーマが

なんと
20日の「モツ会い5」で弾く2曲のコンチェルトと共通のモチーフだった!!

もう少し詳しく書くと
KV488 イ長調(23番)コンチェルトの第3楽章のテーマと
KV491 ハ短調(24番)コンチェルトの第1楽章、ピアノソロのテーマ。

それもそのはず。
この4曲はすべて1786年の作曲でした!

今日は時間がなくて
楽譜をアップできず。

また次回。

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ソロモン著「モーツァルト」半身浴

2009-03-08 22:59:32 | モーツァルトに会いたい5
昨日長々と書いて
全部消えてしまったブログ・・・。

かいつまんでもう一度書くことにします。

・・・・
メイナード・ソロモンの大著(800ページ近く)「モーツァルト」、
ホントに面白い。

毎夜お風呂で半身浴しながら読む。
重い本をポッチャンしないように気をつけながら。

・・・・
ザルツブルクといえば第一のウリはモーツァルト、
というのは今では当たり前だけど
実は
モーツァルトの死後数十年間
ザルツブルクの一切の刊行物にモーツァルトの名前はまったく出てこない
(もちろんザルツブルク以外の土地では、モーツァルトは超有名)らしい。

このことを発見したソロモンは
そこから
推理を始める。

・・・・
モーツァルトの父レオポルトは
教育パパというか、ステージパパとして有名。

神童として幼いモーツァルトを売り込むために
家族4人で3年半にもわたるヨーロッパ大旅行を敢行。
その後も何回も大旅行を計画、実行している。

その旅行で
実は父レオポルトは相当なお金を儲けたらしい
(膨大な手紙が残っているが、こまごまとした金銭的な話がやたらと多い)。

著者ソロモンは
その実際の金額を
相当なシツコサで推定、計算している。

モーツァルトは幼い頃から
その父レオポルトに従順だった。

ところがモーツァルトが成人すると
父の大反対を押し切ってウィーンで独立、結婚。

父レオポルトは
息子ウォルフガング・モーツァルトが幼い頃に神童として大旅行をした時の財産があったにもかかわらず
結局、息子を廃嫡(財産を分け与えない)したらしい、ということ。

モーツァルトはウィーンで一時はもてはやされるものの
結局、最後は借金に次ぐ借金、
極貧の中で死んでいく。

その死に際の様子も
読んでいて驚いた。

冷徹な目で描写された、
或る意味凄惨なモーツァルトの姿が
著者ソロモンによって隠すことなく明らかにされている。

可哀想なモーツァルト!

一方、姉のナンネルは
幼い頃は弟ウォルフガングとも連弾をするなど音楽家としても実力があり
ウォルフガングの信頼も厚かったが(新曲ができると姉の意見を求めたり)、
父と弟がぎくしゃくした時に
ナンネルは父レオポルトの側に付き
父の死後、その財産を受け継いだらしい。

ナンネルは長生きして
その死後相当な財産が残された。

実は
父レオポルト自身も
生地アウグスブルクで廃嫡された身だったということも
ソロモンは調べあげている。

・・・・
こういうことは
実際のモーツァルトの音楽を
物語的に聞いたり
人生と重ね合わせて「解釈」したりすることにつながりそうで
それはとても抵抗あるのだけど

だけど
たとえば今回のコンチェルトの23番第2楽章fis-mollや
24番のフィナーレのヴァリエーション(特に題5変奏)など
ある種の凄みの滲み出してる、
なんというか「イってしまってる」みたいな曲がなんで書かれたのか
を考えたとき

こういう
血筋の問題というか
一筋縄ではいかない親子のさまざまな葛藤や
あるいは
モーツァルト自身の音楽に対する大きな自負と
それに対する世間の評価のギャップ
その他多くの軋轢のなかで

モーツァルトはそれらを咀嚼、
抽象化したところで
こういう音楽を書いた・・・
のではないかと私は感じるのです・・・。

もちろん
専門的な用語を使って
ハーモニーや音型を分析して語ることは
どっちかといえば私は得意だけど(今回の2曲でも一杯あります!)
それだけでは到底届かないような凄味のある音楽を日々弾いていると
ソロモンの著書は
私にとってとても貴重な糧なのです・・・。

さて
今からお風呂。

重い本もって半身浴します。


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ソロモン著モーツァルト

2009-03-08 00:22:05 | モーツァルトに会いたい5


メイナード・ソロモンの大部「モーツァルト」について
長々と書いたブログが
一瞬にして
消えました・・・・

今日はもう
書く元気ありません。

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ランラン

2009-03-06 23:23:37 | モーツァルトに会いたい5
今日はMK嬢来宅。
2時前から休憩はさみつつ7時頃まで練習。

一つは、3月11日の本番。
モーツァルトのソロ2曲のほか
連弾2曲、2台のためのソナタより二つの楽章。

それをわりと時間をかけて練習した後
3月20日の「モツ会い5」のコンチェルト2曲+アンコール。
オケパートをMK嬢に弾いてもらって
私はアンプ。

なかなか疲れました。

それでも夜にもう一度復習して
あんまり疲れたので早めに練習終わり(10時前まで)
急いでお風呂入って
今、教育TVのランランを見てます。

以前のイメージだと
ランランって
中国雑技団の一味かって感じだったけど

意外や意外、
なんとシューベルトの遺作のイ長調ソナタ(!)を
すんごく魅力的に、しかもまともに演奏してる!!

次のバルトークのソナタ
暗譜じゃないのがこれも意外だけど(シューベルトは暗譜)。

ランランがインタビューで言ってた言葉・・・
昔に書かれた楽譜を我々は弾くわけだけど、
それを弾く時には
まるで初めてその曲に触れたように
今生まれたばかりの新鮮さでお客さまに届ける(フランツ・リスト)・・・。

まったく同感デス。

モーツァルトの音楽も
ある意味で
ものすごくビビッドで生き生きとしてる。

そこのところに
なんとかうまく焦点をあてたいものです。
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新聞に載りました

2009-03-05 23:03:26 | モーツァルトに会いたい5
今日3月5日木曜日
朝日新聞朝刊(京都版)と京都新聞夕刊(文化面)に
今度の「モツ会い5」のことが
写真入りで大きく掲載されました。

今週の月曜日には毎日新聞の取材もあったので
近日中に載せてもらえると思います。

・・・・
通して弾くだけで
2時間以上かかる曲をさらってると
(コンチェルト2曲、ソロ2曲、連弾2曲、2台のピアノ2つの楽章)
いろいろと見えてくるものがある。

ロンドニ長調は、
10歳前後のころ私が生まれて初めて弾いたモーツァルトの曲で
それこそ今まで何度も何度も本番で弾いているけど

今回久しぶりに弾いてみると
また新たな角度でこの曲にアプローチできる。

一見(一聴)このロンドは
ただただ可愛い愛らしい曲のようだけど
ピアノコンチェルトの名曲が続々と生まれる同時期
つまり
晩年に書かれたもので
今回の2曲のコンチェルト(23番24番)に共通するもの新発見!

そのついでにいうと
23番と24番は
一見(一聴)正反対の性格を持つ曲のようだけど
実は共通するものがけっこうある。

・・・そこで
その共通する要素を
なんとかして24番の私のオリジナルカデンツァに生かしたいのだけど・・・

まだ道なかば・・・・。

さらう曲多すぎて
カデンツァ作る時間が・・・・。

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コンチェルト練習メモ

2009-03-04 01:18:07 | モーツァルトに会いたい5
3月20日の「モツ愛5」ピアノコンチェルト本番のため
2曲(23番と24番)を中心に
他に数曲のモーツァルト作品を練習する毎日。

今回の「モツ愛5」では指揮者がいないため
いつも以上に
確実なテンポ感が必要。

ということで
あらためてメトロノームを使っての練習をすると
さまざまなことに気付く。

誤解のないように書いておくと
ただメトロノームに合わせて弾く、というような単純なことではなく

メトロノームを使いながら
メトロノームに支配されるのではなく
私がメトロノームを支配して自由に弾けるようになるまで
練習する、ということ。

モーツァルトの音楽は
もちろん
たとえばメロディや、ハーモニーや
その他、音楽的なさまざまなことが素晴らしく出来ていて
だからこそ多くの人が魅せられるのだけど

私がそれ以外にさらに感じるのは
物理的な「音」が持つ性質、慣性、みたいなものが
ものすごく良くできている、ということ。

たとえば
低い音を出す弦は
高い音を出す弦より
太い、あるいは長い、つまり重量として重い。

だから
低い音を出すには
それだけのエネルギー、また時間が必要。

そういうことを感じないで
高音も中音域も低音も
まったく機械的に同じエネルギーで、
つまり
そういうことをハートで感じないで弾くと
うまくいかない。

そういうことを
たとえば23番コンチェルトのフィナーレを弾いていて
とても強く感じる。

具体例を出さないとわかりにくいのは
よくよくわかってます。

つづきはまた明日。
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