河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

残席わずか

2010-03-26 23:17:58 | モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会
4月3日(土)5時、および4月4日(日)3時の2回公演、
「モーツァルトピアノ協奏曲 全曲演奏会 第1回」ですが、
昨日朝日新聞夕刊に大きく載ったこともあり
残席わずかとなりました。

今回はアトリエ(サロン)での開催で
大きな舞台とは違った親密な雰囲気・・・。

聞いてくださる方々同士や、演奏者とのコミュニケーションも可能で
こういう場所でしかできない演奏会になれば、と期待しています。

・・・ただし、弾く方はタイヘン。

ソロパートとオケパート両方一度に4曲弾くってのは
なっかなかないことです・・・。

それにしても、今回の4曲。

どれもこれも魅力的で
まだ20歳前後のモーツァルトが生き生きと動き回ってる。

ブイブイ冗談とばしてるかと思うと
急にまじめになって
直後には、とってもデリケート。

弾いててホント楽しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

協奏曲4曲×2

2010-03-22 01:17:32 | モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会
4月3日4日本番の、モーツァルトピアノ協奏曲5番、6番、8番(リュッツォウ)、9番(ジュノーム)。

ソロパートと、オーケストラパートと両方弾くので
さらうべき楽譜、めくってもめくっても終わらん・・・。

・・・
わが黒犬ろくは、
このところ連日ワルサしてます。

だいたい私が忙しい時になると、そういうことヤルみたい。
子供とおんなじですね。

またまたトイレットペーパーがじがじ+
サンポのとき落ちてるもの食べる+
テーブルの上のものをジャンプして取って噛み噛み・・・。

ろくは、さみしいのんか? と聞くと
うぉん、と申しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春のカマキリ?

2010-03-16 22:58:39 | 京都の暮らし
この一週間ほど
二階のベランダっぽい所に置いてある観音竹に
ず~っとすがりついてる・・・
これはカマキリですね?

一歩も動きません。

10日ほど前だったか、一時とても暖かくなった時にあわてて出てきたものの、
ちょっと早く出すぎた?

夜になると閉める場所なので、
比較的過ごしやすいのでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい形の音楽会

2010-03-11 20:31:06 | モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会
新しい形の音楽会開催をお知らせします。

4月3日(土)午後5時、および4日(日)午後3時(2回公演します)
アトリエ・ワム(千本北大路から徒歩4分)

「モーツァルト ピアノ協奏曲 全曲演奏会(2台のピアノによる) 第1回公演」です。

名曲の宝庫であるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を、アトリエの親密な空間の中で堪能しよう、というプロジェクト。
異分野交流も目指した集まりですので、ぜひお出かけください。

今回は、各回、限定30名様のみ受付となります。
今のところ、既に3分の2を越える席が予約されていますので、どうぞ早い目にお申込くださいね。

かつて朝日現代音楽賞、出光音楽賞などを受賞、近年は古楽器演奏にも邁進する大井浩明氏(10年のヨーロッパ生活から昨年帰国されました)と、河野美砂子という、異色の組み合わせによる演奏会で、モーツァルトの作品を軸に、演奏者同士や、会場の皆さんとの会話も期待されるところです。

地図など詳細は、ウェブサイト「紫野通信」へ。 http://music.geocities.jp/misakn95/event.html
以下、簡単に内容をお知らせします。
 
「モーツァルト ピアノ協奏曲 全曲演奏会 」(3ヵ月ごとに全6回予定)
 ・第1回公演
 
■演奏曲目    
 No.5(KV175ニ長調) No.6(KV238変ロ長調) 
 No.8(KV246ハ長調「リュッツォウ」) No.9(KV271変ホ長調「ジュノーム」)

(全2回公演)
  ◆2010年4月3日(土)午後5時(4時30分開場) 
      ソロピアノ 河野美砂子 オーケストラパート 大井浩明

  ◆2010年4月4日(日)午後3時(2時30分開場)
      ソロピアノ 大井 浩明  オーケストラパート 河野美砂子 
 
 ■入場料(各回) 一般 3000円  学生2000円
   今回はチケット制ではなく、料金振込み完了時点で、申込確定とします。    
 
 ■アトリエ・ワム(各回定員30名) ・千本北大路より徒歩4分 
          〒603-8227 京都市北区紫野北舟岡町41
(各回終演後、近くの居酒屋で小宴を予定(参加自由、3000円~4000円程度)していますのでよければご参加ください。)

・申込受付次第、振込み用紙と詳細地図などをお送りいたします。

■コンサートモーツァルト 
・メール conmoz69@ybb.ne.jp  ・電話 075-432-0117(月~金・10時~5時) 
・fax 050-1359-4384
郵便振込口座番号 00990-1-192739(加入者名「コンサートモーツァルト」)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名曲探偵つづき

2010-03-07 14:38:14 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
先日のつづきです。

「こんぺい糖の踊り」冒頭の不思議な感じ。
その不思議さを醸しだす重要な要素として、
番組では、主に二つのことが指摘されました(はず)。

①チェレスタの音色
②冒頭メロディの後半「レレレ・#ド#ド#ド・ドドド」がすべて減七和音であること

これは両方とも正しいですね。

①のチェレスタの音色は、一聴してみればすぐその不思議な感覚がわかります。

②の「減七和音」、この和音の説明のしかたが問題でした(減七和音は、次に行く和音が決まっている、という説明で、私はのけぞったのでした)。

仮に私が、どなたか(一般の方=音楽の専門家ではない方)に説明するなら、以下のようにお話します。

まず、ピアノで「減七和音」(たとえば「#ソシレファ」)を、ちょっとアルペジオっぽく崩して弾いてみる。
そして質問します。

「テレビドラマを見ていたとして、或る場面でこの和音が鳴りました(#ソシレファ~、と弾く)。
さて、今から、どういう場面が展開するでしょう?」

・・・
実は、これは、ミニ演奏付き講演会(2ヶ月に一度開催してます・リビング新聞社主催)で時々やってみるのですが・・・。

講演会を聞きにきてくださる方は、ほとんどが一般の方。
専門的な知識は、たぶんそんなに豊富ではない方(知識欲は旺盛)が多いと思うのですが、
皆さん、必ずはっきりした答が返ってきます。

・・ここでその答を書くと、次回の講演会からこの質問が使えないので・・。
(ご興味ある方は、その講演会にご参加くださいませ・・と言って宣伝シマス。次回は3月11日木曜日2時「チャイコフスキーを聴く」、京都リビング新聞社7階=京都大丸の真向かい)。

つまり、専門的知識がなくとも、聞けば体感できる。
それが和音のチカラ。
だからこそ、今や世界中にこの和音の音楽(ポピュラー音楽全般)が広まったのでしょうね。

・・・
減七和音の不思議さを説明するのに
「減七和音は、次に行く和音が決まっている」と言ってしまわれたのが困るのですね。 

仮に、とても好意的にその説明を解釈すると

減七和音の響きの不安定さをわかってもらうために
「次に行く和音が決まってるのに、そこに行かないから不安である」
という説明になったのかとも思いますが・・・(ドミナント機能の説明をチョー簡略化した)。

私が、ホントはめっちゃ多忙(さらうべき曲山積み)にもかかわらず今回ここまでこだわるのは、
実は、京都市芸大の学生さん(こちらは専門家のタマゴ)などに、ことあるごとに次のように言ってるからです。

「減七和音と、属七和音は
たった1個の音(しかも半音!)が違うだけなのに、見事にその機能が違うのよ!

減七和音は、いろんな和音に行けるの!!(・・・以下、例です。)

「#ソシレファ」からなら
  ①「ラドミ」(イ短調)
  ②「ソドミ」(ハ長調)
  ③「ラドファ」(ヘ長調)
  ④#ソを♭ラと読みかえて、「♭ラド♭ミ」(変イ長調)など。

思いもしない調に飛ぶことができる・・・すごいねぇ。

それに対して、属七和音は「次に来る和音が決まってる、というか、どうしても聞きたい和音がある」の!
「ソシレファ」が聞こえたら、どうしても「ドミソ」が聞きたい(ハ長調)!
(or「ド♭ミソ」ハ短調)

たった半音違うだけなのに、こんなに和音の機能が違うなんて、不思議ね~・・

・・たとえばベートーヴェンは
必ず新しい曲を作曲するときに何らかの実験をしているのですが、
ピアノソナタ「悲愴」では、減七和音と属七和音の徹底的比較をしてます。
減七和音の次の和音、飛ぶこと飛ぶこと・・・。

ということで、
「減七和音は、次に行く和音が決まってる。」と、おおっぴらに公共放送で言われたことは、
私が日頃学生さん達に言っていること
(=減七和音は、次に行く和音が多様。それに対して、属七和音は次に行く和音が決まってる)と、まったく反対みたいに聞こえて
はなはだ困ったことだったのです。

・・・・
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

げげ

2010-03-04 01:25:44 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
今日(火曜日)は、一日モーツァルトのピアノ協奏曲4曲(!)を
ソロパート、ならびにオケパートを練習(通して弾くだけで4時間近く(?!)。

疲れ果てて、夜中のBSをたまたま見て、ノケゾりました・・・!

「蝶々夫人」メトロポリタン。

あんまりえぐくって、思わず見続けてしまいました(笑)が、
別件で夜中メールしたMK嬢に
ついでにそのこと伝えると、
彼女は、お風呂上りにやはりそれを見ていて、あんまりなので見るのヤメタとか・・・・。

以前たしかこのブログに書いたはずの「相撲取り姿のカウンターテナー」の
あのオペラ(チューリヒでしたか?・・・あれはホント素晴らしかった)と
何が違うのか・・・。

それを分析、ならびに書くという時間がないので(8曲さらう+講演会準備などで忙殺サレテマス・・・)
どなたか時間ある方、どうぞ分析してくださいませ。

・・・・
チャイコフスキーのことは、必ず書きますので。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お待たせしてます

2010-03-01 01:31:27 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
こないだ書いた「嘘つき名曲探偵」のつづき、
けっこう待ってる方がいらっしゃるみたいで。。。

ゆっくり書く時間がなくって・・・でも
書くべきことはた~んとあり。

とりあえず、もうちょっとお待ちくださいませ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする