河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

第9の冒頭

2010-10-27 19:03:46 | 全曲演奏付き講演会
明日の、ミニ演奏付き講演会、ミサコ先生の〈音楽の学校〉
「第3回 楽典ことはじめ」。

や~っとレジュメ作り完成。

今回は、音名(ドレミの起源って、私も今回はじめて詳しく知りました!)や
音程(音の幅)を中心にお話する予定ですが、
それを、どのように実際の曲と結び付けてお話できるかが、腕の見せどころ(?)。

完全音程(完全5度や完全4度、あるいは完全8度)を説明するのに何がいいか、と考えたのですが
ベートーヴェンの第九シンフォニーの第1楽章、および第2楽章の冒頭、というのが案外よさそう。

考えてみれば、ベートーヴェンって、ホント何もかもよく考え抜いてるヒトで
たとえば各シンフォニーの冒頭(始まり方)を見ても、それぞれ異なる。

1番は、有名な話ですが「ハ長調なのに、いきなりドッペルドミナント(ドミソ♭シ)で始まる」。

それに対して2番は、ニ長調で、その「ニ」音のユニゾン(なんという違い!)で始まり、その後主和音。

3番は、変ホ長調の主和音が二度(原案は別の和音だったとか)。

4番変ロ長調は、またユニゾンで始まるけど、次に来る音(和音)が信じられないもの(♭ソ!=同主調のⅥの和音)。

5番はユニゾンだけど、今までのどのシンフォニーにもなかった始まり方(=いきなりメロディ)。

6番は、完全5度のバスがまず鳴る。


・・・・で9番は・・・?


それは明日のお楽しみに。


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ぼけてます・・・

2010-10-20 12:32:15 | 全曲演奏付き講演会
18日の日記、ミニ演奏会付き講演会の日付がまちがってました。

正しくは、10月28日(木)2時30分の開催です。
来週の木曜日、京都大丸の南向かいのビル7階。


・・・今からヨガに行ってきます。
これも大丸の東、スタジオヨギー。

ヨガと短歌、実はまったく同じ時期に始めた(カルチャーセンターに同時に申し込み)のですが、
両方とものらりくらりと
・・・でも気が付けば、約20年つづいてます!

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音楽の基礎用語

2010-10-18 19:12:38 | 全曲演奏付き講演会
新シリーズ、ミサコ先生の〈音楽の学校♪〉の、第3回目が近づいてきました。

前の2回のテーマは、「ソナタって何?」、「和音のフシギ」でしたが、
このような内容を掘り下げてお話しようとすると
ある程度の基礎知識がどうしても必要になってきます。

前2回では、その基礎がない状態でのお話でしたので
実は私としては、ややもどかしい思いもしていました。

今回の講演会は、
まず音楽(私のナマ演奏)を聴いていただきながら
基礎用語、音楽の基礎知識(楽典)を、無理なく楽しみながら覚えてもらおう、という企画です。

な~んだ、そういうことだったの
・・・ってな皆様のお声があがるものと期待しています。

演奏予定曲目は
モーツァルト「ソナタ〈トルコ行進曲付〉」より
ショパン「別れの曲」
ドビュッシー「アラベスク第2番」その他。

基礎をマスターしてしまうと、こののちのミサコ先生の〈音楽の学校♪〉の理解度がぐっと深まること間違いありません!

・・・・・・・・

    ミニ演奏付き講演会 
       ミサコ先生の〈音楽の学校♪〉 第3回 「楽典ことはじめ」           
 ― お話と電子ピアノによるミニ生演奏で、クラシック音楽の知識を具体的に―

 音楽は、理屈ではなく感性で聞く、というのが基本です。が、いわゆる西洋クラシック音楽では、いろいろな音楽のルールを知っていると、また感性のみで聞くのとは異なった理解が深まり、ひいては新しい感動につながります。
 その最低限ルールを知るために必要なのが、「楽典」、つまり「音楽の文法」です。

 今回の講座では、無味乾燥な説明ではなく、名曲を鑑賞しながら自然に「音楽の文法用語」を覚えられるようになっています。今さら聞けない「素朴な質問コーナー」も用意。気軽にご参加ください。

      ■2010年10月28日(木)午後2時30分~4時30分
      ■受講料 2200円(資料代含む) 
      ■京都リビング新聞社内(京都大丸南向かい))
      ■主催(問い合わせ・申し込み) 
               電話075-256-8418 京都リビング新聞社   
            (午前10時~午後5時、土日祝休)
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直方(のおがた)谷尾美術館演奏会

2010-10-11 21:29:52 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
9日土曜日、福岡県直方(のおがた)市の谷尾美術館での本番。

バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番(チェロ・河野文昭)
ベートーヴェン ピアノとチェロのためのソナタ第1番
ショパン    ピアノとチェロのためのソナタト短調

というプログラムでした。

演奏会のために作られた会場ではないにもかかわらず
たいへん良い響きにびっくり。
とても弾きやすかったです。

お客様も150人ほど、とほぼ満席。

演奏会出演で日本全国どこへ行っても心強いのは
「塔短歌会」(私の所属する短歌グループ)の、
その地方に住むメンバーの方が必ず聞きにくださること。

直方での演奏会は、10年以上前に一度出演したことがあり
今回二度目ですが、前回も今回も「塔」のI 野さんが駆けつけてくださいました。


9月末のアトリエワムコンサートの時も、今回も
チェロのお話
(・・・リュポーという楽器の由来、不思議なご縁や
バロックボウ(弓)=バッハと、現代の弓=ショパンとの弾き分けなど)が好評のようす。

親密な空間での、音楽と、音楽を媒介にしたコミュニケーション
みたいなものを、皆さん待望されているようにしきりに感じます。


直方のこの演奏会は、
主催者のW辺さんという方の
室内楽演奏会開催に賭けるアツいアツい思いが実を結んだもの。

その彼のアツい思いに動かされた他のスタッフの方や
新聞社、行政の方など(市長さんもご来聴とか)、なかなか感動的なお話をうかがいました。
こういう方々にお会いできるのも刺激的です。

・・・・
日曜日に帰京。
帰り、小倉で途中下車して、天然鰻を食べに。
(新幹線車内の雑誌に載ってたお店・・・私が座った席ではそのページだけ破り取られてました

さすが天然鰻のエネルギーか
食べ終わってしばらくすると、カッカしてきて、丹田のあたりがドクドク脈打つ!

斉藤茂吉が、
自分の息子の見合い(婚約?)の席で
若い相手の女性が遠慮もあって鰻を食べ残していたのを見て
食べないならそれをくれ、と言った・・・というの、思い出しました。

・・・ということで
締切過ぎた短歌、今からがんばります

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なつかし

2010-10-04 22:36:26 | その他・旅行、ものまね、プロレス、など
先週だったか、なにげなくBSをonしていたら
「週刊ブックレビュー」とかいう番組をやっていた。

ほとんど普段は見ない番組なのだけど
用事をしながらなんとなくつけてたら

あれっ?
谷川さん?!

・・・谷川俊太郎さんの朗読が始まった。

ひとしきりの朗読のあと、司会者が
「なぜこの詩をお読みになったんですか?」と谷川さんに聞くと
「この人がこれを読めって言ったから・・・」。

この人って、だれ?・・と思って見ると・・・へ?

山田さん?!

・・・
結局、新刊本「ぼくはこうやって詩を書いてきた―谷川俊太郎、詩と人生を語る」(谷川俊太郎+山田馨著・ナナロク社)についてのインタビューだった。

山田さんと谷川さんは、故・河合隼雄先生とともに
長野県戸隠で、毎年「お話と朗読と音楽の夕べ」という会で何年もご一緒していたので
とってもとってもなつかしい。

普段は見ない番組なのに
何かに導かれたように見てしまいました。

さっそくメールしたところ
その新刊本は、発売直後に私にも送って下さったのに
なぜか一週間郵便局に置かれたのち(私はそんなこと初耳)
山田さんのところに戻っていたそう。
さっそくもう一度送ってくださいました。

ごっつい本ですが、読むの楽しみ。
戸隠のことも少し載ってるみたいです。

ところで
今日、夕方わが黒犬「ろく」の散歩してたら、白と茶色の中型犬と出会いました。

名前は「なな」ちゃん・・・・!!

その谷川さんの本の発売元は「ナナロク社」でした。

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