沙羅(ヒメシャラ)=夏椿。
これは6月中旬の写真です。、
白いはなびらの中に、ほのかな薄みどり色の斑点があります。
迂闊にも今年まで気づきませんでした。
本阿弥書店「歌壇」8月号(7月初旬発売)に掲載される新作12首に、この斑(ふ)が登場します。
これは6月中旬の写真です。、
白いはなびらの中に、ほのかな薄みどり色の斑点があります。
迂闊にも今年まで気づきませんでした。
本阿弥書店「歌壇」8月号(7月初旬発売)に掲載される新作12首に、この斑(ふ)が登場します。
角川「短歌」12月号。
林和清さんが、わたしのことを「天才」(笑)と書いてくださいました。
後ろに写っているのは、うちのクラヴィコード。
ベルギーのポトフリーヘ氏が2010年に河野のために作ってさった下さったものです。
林和清さんが、わたしのことを「天才」(笑)と書いてくださいました。
後ろに写っているのは、うちのクラヴィコード。
ベルギーのポトフリーヘ氏が2010年に河野のために作ってさった下さったものです。
「塔」10月号〈十代、二十代歌人特集〉の批評文4500字がようやく完成。。。
ですが、昨日のこと、もんもんと原稿のことを考えていたら、
「塔」を置いていたテーブルで、赤ワインの入ったグラスを見事に割ってしまい。。。
今日になって、こんな色になってしまいました。
さきほどは、また原稿のことを考えつつ、
やっとお風呂が沸いたと思って、
まずシャワーを浴び、おもむろに湯船のふたを取ると、
なななんと、浴槽はからっぽ。。。
。。。そういう苦労も、原稿が完成するとなつかしい。。。
今から自祝のカンパイします。(^^)
ですが、昨日のこと、もんもんと原稿のことを考えていたら、
「塔」を置いていたテーブルで、赤ワインの入ったグラスを見事に割ってしまい。。。
今日になって、こんな色になってしまいました。
さきほどは、また原稿のことを考えつつ、
やっとお風呂が沸いたと思って、
まずシャワーを浴び、おもむろに湯船のふたを取ると、
なななんと、浴槽はからっぽ。。。
。。。そういう苦労も、原稿が完成するとなつかしい。。。
今から自祝のカンパイします。(^^)
角川「短歌」7月号(先月末発売)、ご興味あればご覧ください。
「神楽岡歌会体験記」に私の歌が登場するのと、
巻末の「短歌月評Ⅱ」を3ページ執筆しています。
月評の方は8月号(もうすぐ発売)と9月号も担当します。
それにしても、このアツサはなに。
京都では38度越えが、たぶん10日くらい続いています。
35度だと涼しい。^^
「神楽岡歌会体験記」に私の歌が登場するのと、
巻末の「短歌月評Ⅱ」を3ページ執筆しています。
月評の方は8月号(もうすぐ発売)と9月号も担当します。
それにしても、このアツサはなに。
京都では38度越えが、たぶん10日くらい続いています。
35度だと涼しい。^^
昨日の歌人集会大会「調べの変容」。
180名ほどの参加があり盛会でした。
後半パネリストの一人として参加。以下、私個人として事後に気づいたことを備忘的に。
✦塚本邦雄など前衛短歌の句跨りは、よりエネルギーを得て一首を強固にするため。
対して最近の口語短歌の句跨りは、口語の軽さ、内容の軽さを補うためか。
✦あるフレーズを、「句跨り」として読む人もいれば「読み下し」する人もいる。
✦あと、レジュメに書いたことですが、
〈韻(母音、子音の組み合わせや、音と音の続き柄)〉、〈律(リズム)〉、〈表記〉、〈音の高低〉、〈意味〉といったものの混ざり具合、混ざるバランスが一首を決めるのだと思うが、それを分析することの、ほぼ不可能感。。。
✦「ポップミュージックと日本語」
=吉田拓郎1972年ヒット曲「結婚しようよ」の冒頭「ぼくの髪~が・・」の部分。
「かみ~が~」と「み」にメロディの強拍が当たっていて、コトバの強拍とずれる。
それは、欧米起源のポップな音楽に非常にノリにくい日本語を、英語的に聞こえさせる手段の一つ。
✦その「ずらし」はポップスでは今や一般的で、それと句跨りには密接な関係があるか。
つまり、第二句以下のあたま(一拍目)に、一単語の最初の音が来ないということ。
✦そこで、陳腐な一首を(いま作りました)。
「結婚はいつか僕の髪が伸びて肩までとどくその日にしよう」
=「けっこんは/いつかぼくのか/みがのびて/かたまでとどく/そのひにしよう」。
✦日本語が発話される時のテンポの変化
=明治時代の曲(歌)には、二小節でだいたい5音(「荒城の月」はーるーこーろーのー、や、きーみーがーよーはー・・etc.)。
対して「結婚しようよ」では13音。つまり早口になっている。
(たとえば、一秒間に発話される、英語と日本語のの情報量の差)→ 現代口語短歌の早口感。
✦文語にはきわめて少なかった撥音(ん)、促音(っ)、長音(ー)や、カタカナ語(ティ、ヴァなど)の増加によって、口語短歌は、音的には豊富になったか。
✦シンコペーション語(アクセントが、たとえば2音目に来る語)を、けっこうみんな無意識的に愛用しているのでは?
例=自転車(タタンタ)、地平線(タタータン)、葡萄(タタ-)、キリン(タタン)などなど。
✦たまたま今Eテレ「2355」をみていて、ヤドカリの歌があって、そのヤドカリの名前が「ドカリン」(かわいい!)
・・それって、「やどかり」の「ど」を強拍=一拍目ということにして、
「や」は、前の小節の最後の拍で、それが省略された形ですね。(^^)
180名ほどの参加があり盛会でした。
後半パネリストの一人として参加。以下、私個人として事後に気づいたことを備忘的に。
✦塚本邦雄など前衛短歌の句跨りは、よりエネルギーを得て一首を強固にするため。
対して最近の口語短歌の句跨りは、口語の軽さ、内容の軽さを補うためか。
✦あるフレーズを、「句跨り」として読む人もいれば「読み下し」する人もいる。
✦あと、レジュメに書いたことですが、
〈韻(母音、子音の組み合わせや、音と音の続き柄)〉、〈律(リズム)〉、〈表記〉、〈音の高低〉、〈意味〉といったものの混ざり具合、混ざるバランスが一首を決めるのだと思うが、それを分析することの、ほぼ不可能感。。。
✦「ポップミュージックと日本語」
=吉田拓郎1972年ヒット曲「結婚しようよ」の冒頭「ぼくの髪~が・・」の部分。
「かみ~が~」と「み」にメロディの強拍が当たっていて、コトバの強拍とずれる。
それは、欧米起源のポップな音楽に非常にノリにくい日本語を、英語的に聞こえさせる手段の一つ。
✦その「ずらし」はポップスでは今や一般的で、それと句跨りには密接な関係があるか。
つまり、第二句以下のあたま(一拍目)に、一単語の最初の音が来ないということ。
✦そこで、陳腐な一首を(いま作りました)。
「結婚はいつか僕の髪が伸びて肩までとどくその日にしよう」
=「けっこんは/いつかぼくのか/みがのびて/かたまでとどく/そのひにしよう」。
✦日本語が発話される時のテンポの変化
=明治時代の曲(歌)には、二小節でだいたい5音(「荒城の月」はーるーこーろーのー、や、きーみーがーよーはー・・etc.)。
対して「結婚しようよ」では13音。つまり早口になっている。
(たとえば、一秒間に発話される、英語と日本語のの情報量の差)→ 現代口語短歌の早口感。
✦文語にはきわめて少なかった撥音(ん)、促音(っ)、長音(ー)や、カタカナ語(ティ、ヴァなど)の増加によって、口語短歌は、音的には豊富になったか。
✦シンコペーション語(アクセントが、たとえば2音目に来る語)を、けっこうみんな無意識的に愛用しているのでは?
例=自転車(タタンタ)、地平線(タタータン)、葡萄(タタ-)、キリン(タタン)などなど。
✦たまたま今Eテレ「2355」をみていて、ヤドカリの歌があって、そのヤドカリの名前が「ドカリン」(かわいい!)
・・それって、「やどかり」の「ど」を強拍=一拍目ということにして、
「や」は、前の小節の最後の拍で、それが省略された形ですね。(^^)
いよいよ明日となりました!
現代短歌の「調べ」がどのように変化しているか、皆さんと考えます。
いちおう私は歌人としてお話する予定。(^^)
大辻隆弘さん、穂村 弘さんのお話、とってもおもしろいと思います。
現代短歌の「調べ」がどのように変化しているか、皆さんと考えます。
いちおう私は歌人としてお話する予定。(^^)
大辻隆弘さん、穂村 弘さんのお話、とってもおもしろいと思います。
『週刊新潮』2015年9月17日号の「新々句歌歳時記」に、
河野美砂子の新歌集『ゼクエンツ』の一首が取り上げられました。
俵万智氏による鑑賞文が掲載されています。
河野美砂子の新歌集『ゼクエンツ』の一首が取り上げられました。
俵万智氏による鑑賞文が掲載されています。
遅ればせながら・・・
第二歌集となる『ゼクエンツ』が発売となりました。
『無言歌』から11年ぶりとなります。
内容はともかく、スタイリッシュな装本、とのお声を頂きました。
音楽が聞こえてきそう、とも。
詳細は、こちらへ。
第二歌集となる『ゼクエンツ』が発売となりました。
『無言歌』から11年ぶりとなります。
内容はともかく、スタイリッシュな装本、とのお声を頂きました。
音楽が聞こえてきそう、とも。
詳細は、こちらへ。