河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

講演会終了

2009-03-01 20:15:21 | モーツァルトに会いたい5
「モーツァルトアンコール」と題した講演会が無事終了。

約40名の方が2時間ぎっちり
熱心に聞いてくださいました。

今回は男性がいつもより多く
講演会終了後
何人かの方とツーショット!

その中の一人の方は
私のことを
   そばで見たらべっぴん
っておっしゃいました・・・!(遠くでみたらどーやねん)

また別の方は

 日頃いろいろなことがあるけど
 モーツァルトを聞いている時だけは
 別世界にいられる・・・

みたいなことをおっしゃってました。

いろいろな聞き方があるのですね。

私は
また例によって
講座の時間の半分くらいはやや専門的なことを
楽器や楽譜を使いつつ
なんとかわかってもらいたいと奮闘。

3月20日に弾く2曲のピアノコンチェルトが
なぜこんなに魅力があるのか
とか
いわゆる「パクリ方」の、
モーツァルトとベートーヴェンの違い
とか。

「トルコ行進曲」と「ファンタジーニ短調」
それに
ピアノコンチェルトの一部も演奏しました。

ピリオド楽器の演奏も
CDで少し聞いてもらいました。

家に帰ってきたら
黒犬ろくが
今日はいたずらもせず
賢くお留守番してました。
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歓喜の歌とKV488の共通項

2009-02-28 02:36:47 | モーツァルトに会いたい5
昨日のつづき。

1日日曜日の講演会で話すことを考えてて
ベートーヴェン第九交響曲の「歓喜の歌」と
今回の「モツ愛5」で弾く第1曲目、第23番イ長調の冒頭との
共通項を発見。

このイ長調コンチェルトは
もう前世紀の話になるが(!)
私が譜読みをしていて、あまりにいい曲なので思わず涙が出た、という
ほぼ唯一の曲。

譜読みしていて涙が出る、という経験は
私の場合、この曲だけ。

その理由は簡単には言語化できないけれど
やはりある程度は分析することができる。

内容をここに書くわけにはいかないですよね。
残念。

明日は、その資料作りなどの予定。
夜は、ワルイお誘いがあってちょっと出掛けることになりそう・・・。

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何 はなそ

2009-02-27 00:27:50 | モーツァルトに会いたい5
3月1日日曜日、ミニ演奏付き講演会がせまってきた。

今回は「モーツァルトアンコール」と題して
前半はモーツァルトの生涯をたどりながら
後半、今回「モツ会い5」で弾くコンチェルト2曲について話す予定。

06年、ミニ演奏付き講演会の第1回目がモーツァルトだった。
その時は初めてということもあって
聴講の方の人数も今より少なかったと思う。

その後、ベートーヴェン、ショパン、ブラームス、シューベルト、バッハなどを
この2年あまり続けて
今回またモーツァルトに戻ってきた。

話すことはいくらでもあって
その中でどこの部分を話すか
その選び方だと思う。

主催者(リビング新聞社)からの要望で
ポピュラーな曲も弾いてください、とのこと。

チラシなどには「トルコ行進曲」と書いたので
とにかくそれは弾かなくちゃ。

弾いてて気づくのだけど
「トルコ行進曲付きソナタ」の第1楽章冒頭
「#ド~レ#ド ミ~ミ・・・」って

今回のコンチェルト23番イ長調の第2楽章冒頭
「#ド~レ#ド #ド#ファラ・・・」
と前半そっくり!

もちろんこの「#ド~レ#ド・・・」で思い出すのは
ピアノソナタ第2番KV280へ長調の第2楽章へ短調の冒頭
「ド~♭レド・・・」

で、これで思い出すのは
ハイドンのエステルハージソナタヘ長調の第2楽章ヘ短調
「ド~♭レド・・・」

う~ん、キリないなあ。

明日はM村K嬢が練習のため来宅予定。
お掃除その他準備あるので
今日はもう寝ます。


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c-moll カデンツァ③

2009-02-26 01:14:55 | モーツァルトに会いたい5
またまた昨日のつづき。

協奏曲のカデンツァは、2つの考え方ができる
ということを昨日書いた。

①その曲のカデンツァとして、後世に残る普遍的で立派なもの

②もともとカデンツァとは、ソリストが即興的にその場で演奏する、という意味で
 その場(その演奏会)固有、そのとき限りのもの

・・・
それで思いだすのは、昨年の5月に弾いた
モーツァルトのピアノコンチェルト第22番 Es-dur。

このコンチェルトもモーツァルトオリジナルのカデンツァは残っていない。

その演奏会は宇治フィルの定期演奏会で
プログラム第1曲目が
モーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」序曲。

次にピアノコンチェルト第22番。

なので私は
そのカデンツァの一部に
「後宮からの誘拐」の冒頭部分を使い
・・・というのも、私はあのオペラ大大好きなので・・・

あの演奏会固有のカデンツァを弾いた。

何よりまず
そのことが私自身楽しいし
オケの人の中にもそれを喜んでくれる人がいたのも嬉しかった。

本番で
その「後宮・・」の部分を弾いたとき
客席がちょっとどよめいたような・・・?

こういうことって
ホント面白くって好き。



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c-moll カデンツァ②

2009-02-24 23:43:56 | モーツァルトに会いたい5
昨日のつづき。

カデンツァというのは
いろんな考え方(分類)ができると思う。

たとえば

①その曲のカデンツァとして、後世に残る普遍的で立派なもの

②もともとカデンツァとは、ソリストが即興的にその場で演奏する、という意味で
 その場(その演奏会)固有、そのとき限りのもの

という二つの立場。

どちらの考え方もよくわかる。

今回私は、欲張りながら
②を含む①、みたいなものができたらなぁ、と夢みてる。

・・・・
実はわたし、まったく記憶にないのだけど
このc-moll コンチェルトの河野美砂子作カデンツァを
ずっと以前に書いていたらしい・・・!

一昨日、そろそろカデンツァを作らなくっちゃ、と
他のモーツァルトのコンチェルトの楽譜をぱらぱらめくってたら
私の筆跡のc-moll コンチェルトカデンツァの一部の楽譜がはらはらと・・・。

・・・この曲、私は今までオケと本番で弾いたことないのだけど
もう10年以上前、自分で勉強したことがあって、その時に作ったらしい。

おぼえてへんなぁ~。

未完のままだけど
4ページくらいはあって
弾いてみると
まぁ、モーツァルトに比べるのは可哀想で
・・でもそんなに悪くない?!

いろいろ修正を加えて
プラス
今回固有のものを加えて
なんとか形にしたいとおもってるのですが・・・。

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c-moll カデンツァ

2009-02-24 02:29:16 | モーツァルトに会いたい5
3月20日「モーツァルトに会いたい5」で弾くコンチェルト
第23番イ長調と第24番ハ短調のうち

KV488(イ長調)の方は、モーツァルトのオリジナルのカデンツァが残ってるのだけど
KV491(ハ短調)はカデンツァがない。

というわけで
私自身がカデンツァを作るつもり。

・・・そのことについて今日書くつもりだったのだけど
明日(火曜日)、某A新聞の取材で
京都総局の記者 I さんが来宅予定。

写真も撮ってくださるそうなので
お掃除もしなくっちゃ。

・・・ということで
カデンツァ詳細は、また明日に。
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一ヶ月前

2009-02-22 01:39:37 | モーツァルトに会いたい5
3月20日
演奏会「モーツァルトに会いたい5(最終回)・ピアノコンチェルト」
本番まであと一ヶ月を切りました。

第23番と第24番。

3月1日には講演会では、その2曲を中心にお話します。

明日あたりから
練習報告開始する予定です。
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ミニ演奏付講演会 モーツァルトアンコール

2009-02-17 00:30:37 | モーツァルトに会いたい5
お知らせです。

来たる3月1日(日)午後1時30分より
京都大丸向かいの、京都リビング新聞社にて開催される
ミニ演奏付き講演会です。
  
    「モーツァルトアンコール・珠玉のピアノコンチェルト」
 ― お話と電子ピアノによるミニ生演奏で楽しむ新しいスタイルのクラシック音楽セミナー―
 
一昨年の開催で好評だったモーツァルトについて
もう一度、お話+ミニ演奏することになりました。
 
お話の内容は、前回とは異なります。
 
演奏会「モーツァルトに会いたい5・最終回」
(3月20日午後6時・京都府立府民ホール・アルティ)で演奏する予定の
ピアノ協奏曲、第23番イ長調と、第24番ハ短調を中心に
電子ピアノを使いながら
これらの名曲と、その演奏の秘密に迫ります。

      ■2009年3月1日(日)午後1時30分~3時30分
      ■受講料 2200円(受講資料代含む) 
      ■京都リビング新聞社内(京都大丸向かい))
      ■主催(問い合わせ・申し込み)
         電話075-256-8418  京都リビング新聞社
           (午前10時~午後5時、土日祝休み)
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