河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

アルティでシューマン弾きます

2024-06-11 00:40:30 | 室内楽
少し先ですが、9月7日(土)、京都府立府民ホール「アルティ」の演奏会です。
私はシューマンのピアノ三重奏曲第2番を弾きます!

詳細は、こちらへ。



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河野文昭東京藝大退任記念演奏会

2023-12-25 16:04:06 | 室内楽
来年3月20日(水祝)「河野文昭東京藝術大学退任記念演奏会」が
東京藝大奏楽堂にて開催されます。

私も、シューマンの「ピアノトリオ第2番Op.80」という、ある意味マニアックな曲を演奏します!




ご来聴ご希望の方は、こちら からフォームでの申し込みが可能です。


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スティーヴン・ライヒ 日本公演

2023-09-25 03:41:34 | 室内楽
さきほど書いたBSの続き。

バッハコレギウムジャパン「ロ短調ミサ」の後に、
スティーヴン・ライヒ(ミニマルミュージック元祖)作品専門の演奏グループの日本公演録画。

・・・まずインタビューがあったのですが、
ライヒって、いま90歳近い(?)のにかわいいお帽子かぶってチャーミングなおじいちゃんでした。

東京オペラシティ(たぶん)が、ほぼ満席ということにびっくり。
今でこそ「現代音楽」ジャンルでは超有名作曲家というものの、ライヒのみの演奏会にこの数とは。
さすが東京。

しかも、最後の「18人の音楽家のための音楽」では、観客のほとんどがスタンディングオベーション。
日本人の、あんなに多くのスタンディングオベーションは、私は初めて見ました。

もちろん最後の「18人の・・」は、言いようのない高揚感というか、
いわゆるクラシック音楽の感動とは異なる、なんといったらいいのか、心を大いに動かされました。
そのこと自体も、自分でびっくり。

あと、2曲目の「トラベラーズ・プレイヤー」(日本初演)は、コロナ下での作品だそうで、
テキストとして旧約聖書など(歌+楽器アンサンブル)。
で、音程も「完全4度、5度。8度」が多用され、
もうそれはそのまま先ほどのバッハ「ロ短調ミサ」につながる。。。

おもしろーい!

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バースデートリオ2023 報告

2023-09-21 00:32:00 | 室内楽



事後報告になりますが、2023年9月も「バースデートリオ」、
今年は、9/3 直方(福岡県)と9/5 荒川(東京)での2公演。
両日とも多くの方のご来聴いただき無事終了しました!

ベートーヴェンのWoO39は、
「ウィーン1812年6月26日。私の小さな友人、マクセ・ブレンターノに、ピアノを弾く励ましに。l v ベートーヴェン」
と自筆稿にある通り、当時10歳の女の子へのプレゼント曲。
彼女は8年後、ピアノソナタOp.109を献呈されていることでもわかる通り、良きピアノ奏者だったのでしょう。

「大公」トリオの後に書かれたこのWoO39は、
可憐な曲のようで、実は「後期ベートーヴェン」しか書かなかったような転調、構成など、大変興味深かったです。

モーツァルトK.502 B-durは、
ウィーン時代の一連の自作自演ピアノ協奏曲を思わせる名曲!
(ちなみにK.503は「ピアノ協奏曲第25番 C-dur」、K.504は「交響曲第38番・プラハ」!!)

次々と音楽のアイディアが現れて、Vn.とVc.とともに弾くこと、ほんと楽しい。

最後のブラームス第2番トリオOp.87 C-durで一番驚いたのは、
自筆譜(初版も)にメトロノーム数字(第一楽章・108)が書いてあること。
私の記憶では、ブラームスがメトロノーム数を書いてある例は他に思い出せません。

で、この2番トリオ第一楽章、その108はびっくりするほど速い(実際にはどう考えても速すぎる)のですが、
3拍子であることもあり、最初譜読みをしていた時のイメージより、ずっと軽い・・・
というと言い過ぎかもしれませんが、
重厚というより、清澄、あるいは調の変化のグラデーションを楽しみました(個人的には私はいつも「3拍子はダンス」と思ってます)。

フィナーレが giocoso(楽しく・おどけて)であることも、この曲のキャラ(ブラームスの従来のイメージとは異なる)を表しているかも。

福岡も東京も、お客様の暖かく、また音楽を楽しもうとする雰囲気がとても良かったです!
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クィンテットWAM キョウト・・・アルティで弦楽五重奏! 

2023-05-30 01:26:50 | 室内楽
クィンテットWAM キョウト発足!

アルティでの弦楽五重奏、今回から常設の弦楽五重奏団として活動開始です。

「WAM」 は、Worfgang Amadeus Mozart の頭文字。
モーツァルトには、他に抜きん出る弦楽五重奏曲がたくさんあるので。

次の土曜日、14時より。
詳細は、こちらへ。 

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バースデートリオ③ ベトの交響曲第2番

2022-09-01 00:16:10 | 室内楽
今年もバースデートリオやります! 

9月5日生まれの三人(漆原朝子vn 河野文昭vc 河野美砂子pf)によるピアノトリオ、今回で3回目となります。

今年はバースデー前日の9/4(日)午後3時、東京・日暮里サニーホールにて。

シューマン晩年のトリオ(第3番)の他、
珍しいところでは、ベートーヴェン交響曲第2番(ベートーヴェン自身によるピアノトリオ編曲版)! 

初期の生き生きとした勢いのあるオケ曲が、トリオではどのようになるか? 

はっきり言って、ピアノパートは無理満載。。。
けど、あの魅力あふれるシンフォニーを弾ける喜びは、
その苦労を帳消しにしてくれます! 

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アルティでの弦楽五重奏

2022-05-25 15:58:30 | 室内楽
恒例の、アルティでの弦楽五重奏、6月4日(土)の本番が近づいてきました。

モーツァルト死の前年に書かれた第5番K.593 ニ長調(名曲!)、
シューベルト、14歳の時の「序曲」(ハ短調・・・ベートーヴェンを思わせる劇的な音楽)
ドヴォルジャークの第3番変ホ長調(クインテットの「アメリカ」と呼ばれてる)

というプログラム。
メンバーは昨年と同様、名手が一堂に会します。 詳細はこちらへ。
ストラディヴァリウスのヴァイオリンが二つ揃う、というのも聞き逃せない。

で、それに先立ち、NHK文化センターで、お話+ミニ演奏講座が開催され、
私も少しピアノ弾きます。 詳細はこちらへ。

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バースデートリオ Ⅱ

2021-09-08 17:03:50 | 室内楽
9月5日生まれの三人(河野文昭・漆原朝子・河野美砂子)によるピアノトリオ! 

ベートーヴェンとシューマンのそれぞれの2番を演奏しました。

久しぶりの荒川クラシックボックス、しかも50%のお客様のみ、ということで、
チケットはすぐに売り切れてしまったそうですが、
次回(来年3月)こそ、多くの方に来て頂けたら。

それにしても、ベートーヴェン2番のユーモア! 
至るところにモーツァルトの影が行き来している感じ。 

シューマン2番は、独特のポリフォニー、というか内声の半音の上行下降や、
第3楽章の切ないカノン(!)など、心の内側に触れる音楽。
シューマンの若書きのピアノソロ曲にはない、素晴らしい世界でした。

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6/5 開催します!

2021-05-29 13:42:41 | 室内楽


5月末まで休館している府立府民ホール〈アルティ〉。
緊急事態宣言延長で、6月5日(土)の開催はどうなるのか心配していましたが、
開催可能となりました!

名曲オンパレードですが、
小林秀雄が「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない・・・」と書いたト短調他。

各奏者の腕前プラス、
楽器も、ストラディバリウス2台、ガダニーニ、マッジーニ、リュポーが勢ぞろいです。






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バースデートリオ!

2019-09-01 00:52:56 | 室内楽
9月5日生まれの三人による室内楽です!

ベートーヴェンのOp.70-2は、
「幽霊」と「大公」に挟まれた位置にあり、
ある意味いちばん有名でないピアノトリオかも。。。

中期から後期にわたる過渡期的作品で、
私見によれば、この曲は、次作の大曲「大公」の前哨戦
(その証拠に、この曲のフィナーレのテーマは、
「大公」のテーマの鏡映形なんです!)として
ドミナントとトニカだけをしつこくしつこく繰り返す実験。

なんの衒いもなく、ただただ属和音と主和音の力を限りなくくりかえす。
そのエネルギーの持続たるや、はんぱない。
やっぱベトさんです。


一方のシューマン、
いかにもシューマンというパッセージ満載。

ロマン派全開の大曲ですが、ソナタという形式を熟知したうえで
シューマンのせつなさを散りばめているので、
音楽が説得力をもっている。。。と言えばいいのでしょうか。

弾いてみてあらためて、シューマンはピアニストだったということが
よくわかります。
なんというか、手がそこに行くんですね。





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弦楽五重奏 楽器の配置

2019-05-03 23:21:30 | 室内楽
ストラディヴァリウス、ストラディヴァリウス、リュポー、マッジーニ、マッジーニ! 

いよいよ10日後の演奏会。→ 詳細は、こちら。 

今回、意図したことではないけれど、オモシロイ楽器配置になります。

客席から見て一番左が玉井さん、その隣が永峰さん。
このお二人の楽器は、ストラディヴァリウス(1717年Ex Park、1723年Ex Joachim)!

で、真ん中に河野vc(1822年リュポー)。

で、一番右のヴィオラ佐々木さんと、その隣の市坪さんの楽器は共にマッジーニ。


なので、ストラド、ストラド、リュポー、マッジーニ、マッジーニ。という配置!
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2019-04-29 01:38:21 | 室内楽
夜中にたまたま見たBSの、アルゲリッチ+マイスキー。

シューマンの幻想小曲集。
ほんま、わろてしもた。
しかも楽譜は、かの「インターナショナル版」!
(次のショスタコだったかもしれませんが)

アルゲリッチ、ますます快調!!
良くも悪くも自由自在デス。
でも全体の音楽のバランスの中の自由だから。。。

そういえば、今からン十年も前のこと、留学中のウィーンで聴いた
このお二人がよみがえってきました。

ストラヴィンスキーのプルチネッラ組曲をお二人熱演されましたが、
アルゲリッチの迫力に負けじとマイスキーさん頑張るあまり、
終曲で、どんどんマイスキーさんの楽器が下がっていく。。。イコール
エンドピンのネジが耐えられなくて。。。

なつかしきウィーンよ。。。。



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フルート三重奏 他 

2018-11-09 01:19:09 | 室内楽
来週火曜日、東京日暮里サニーホール、午後7時。

フルート佐久間由美子氏、チェロ河野文昭、ピアノ河野美砂子のメンバーで、

・ハイドン   「三重奏曲 ニ長調 Hob.ⅩⅤ-1」
  ・ゴーベール  「ロマンス」1905 (フルートとピアノ)
・R. シュトラウス「ロマンツェ」(チェロとピアノ)
・ヴィラ=ロボス「ジェットホイッスル」(フルートとチェロ)
・ウェーバー  「三重奏曲 ト短調 Op.63」 


ゴーベールの「ロマンス」は、実は1905年作のものと1908年作のものがあるのですが、
そのことを私は気づかず、1908年の方を練習してました。

三日前に、楽譜が違っていることが判明!


ただいま練習中です。。。。


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アルティで室内楽!

2018-05-11 18:00:20 | 室内楽
明後日日曜日、15時からです!
 

〈河野 文昭によるメッセージ〉  
  
~NHK交響楽団首席オーボエ奏者の青山聖樹(あおやまさとき)さんが登場! ~

青山さんは、往年のフルートの名手、金 昌国さんの長男で、幼年期よりドイツ育ち。
私の20年来の音楽仲間であり、オーボエ奏者として内外で活躍されています。

今回の青山さんとの共演では、ブリテンの名曲の他、
朝鮮半島に生まれた作曲家としてのイサン・ユンの作品、
そしてモーツァルトの珠玉の音楽をお楽しみください。

また、最初にお聞き頂く弦楽トリオは、間違いなく初期ベートーヴェンの傑作の一つ! 
去年に引き続きヴァイオリンは、玉井菜採さん(ストラディヴァリウス)、
そしてヴィオラの大野かおるさん(ガダニー二)が加わり、
【室内楽】の醍醐味を皆様にお届けします。

                                河 野 文 昭
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NHK文化センター京都教室にて

2018-03-30 14:12:24 | 室内楽
明日土曜日3/31午後1時30分より
京都大丸近くのNHK文化センター京都教室にて
【室内楽を楽しもう!】(河野文昭のお話と演奏)という講座が開催されます。

詳細はここへ。

私もゲスト出演することに!

チラシには書いてないのですが、
ベートーヴェン「ピアノとチェロのためのソナタ」第2番のフィナーレを、
急遽演奏することになりました!!


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