河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

6/22(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.56全曲、ワルツ「ソステヌート」他

やさしいソナタ

2023-02-05 14:05:47 | 全曲演奏付き講演会
次の土曜日、2月11日午後1時30分より、
NHK文化センター京都教室にて「やさしいソナタ」開催。

今回は、モーツァルトC-dur(ドーミソ シードレドー)全曲と、
ベートーヴェンOp.49-1、2(g-moll、G-dur)全曲弾きます。

前回は「アラベスク」くくりで、シューマンとドビュッシーを
なかば思い付きでやったのですが、意外な発見が!

その二人の共通項と、相違点についてですが、何だと思います?
・・・相違点はわかりますよね。
つまり、ドイツロマン派と、フランス印象派(象徴派)。
espressivo(=express =中から外へ押し出す=内にある感情を)と、
impression(外界から中へ入って来た光や匂いにインスパイアされる)。
全く反対の方向。

共通項は、二人とも「音楽評論」を熱心に書いていること。

・・・その他の発見としては、
音楽における「アラベスク」は、有名な所ではバッハにまで遡れる、ということ。
ドビュッシーも書いていますが、
たとえば、あの有名なカンタータ(♪ソラ シレド ドミレ レソ♯ファ ソレシ シラシドレミレドシラシソ...)とか。

・・・思い付きでやってみて、意外な発見があることってほんと面白い。

さて今回の「やさしいソナタ」、どうなるでしょう。
コメント
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