河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

ムジカエテルナの「ドン・ジョヴァンニ」

2022-01-17 02:17:54 | オペラ
「ドン・ジョヴァンニ」去年のザルツブルク音楽祭を、NHKBSで放映中。 → こちらにて。

ムジカ・エテルナの、これでもか、というアクの強い演奏とともに、演出も超過激! 

いま私が見ている場面は、ドンジョヴァンニが「死ね」と言われてる場面ですが、
バックのその他大勢の合唱の女性陣何十人がみなブラ+下半身下着姿。
中には、物凄い体形の人も。。。
あの体型を舞台で晒すのは、プロ根性か?! 

第一幕では、たぶん全身?ヌードでおなかの大きい(妊娠中?)若い女性が背景に出て来て、
さすがにNHKさんはボカシ入れてましたが。。。

真っ白い本物のプードル犬(凄い刈り込みの)も。。。

演奏は、テンポが極端で(速いものは超速く、遅いのは超遅い)・・・
要するに、今までとは異なる演奏を目指してるのだと思うけど・・・
私はピリオド演奏が基本的には大好きですが、この演奏は、
どうしても恣意的なものを感じます。
つまり、音楽的な必然性ではなく、何か目新しいものを求める演奏、みたいな。

ま、それでも Mozart の音楽はやっぱり素晴らしく、
今回は、アリアではない、経過的場面の「音楽」の魅力を、ことさら感じました。

ヴォルフィ、ほんとにほんとにステキ 🧡

日付が変わって、もう1/17になりました。。。。瞑目。。。。。



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ベートーヴェン最後のピアノソナタ

2022-01-06 00:34:33 | ベートーヴェン
2022年1月8日(土)午後1時30分・NHK文化センター京都教室にて、「生演奏でベートーヴェンを⑩」。
いよいよベートーヴェンシリーズ第10回・最終回、第32番Op.111を演奏します。

この曲を私が初めて聞いたのはたぶん10代のころ、エッガー先生のリサイタルだったか? 

なんか全然わけがわからず、ただキラキラキラキラしていた印象。
ずいぶん後になって、あれは変奏曲だったって気づいた・・・! 

大学生の頃は、井上直幸、園田高弘各先生の録音やナマ演奏をはじめ、耳タコになるくらい聞いたものです。

ソナタOp.109、Op.110との関連はもちろんあるのですが、第1楽章の終わりなど、遠く第1番ソナタ f-moll Op.2-1を思いだす。
第2楽章C-durトリルではワルトシュタインソナタも蘇りますね。

自筆譜が残っていますが、ベトさんは、第2楽章最後の2つの16分休符と終止線を、
「ピアノソナタはこれで終わり」と、或る感慨をもって書き終えたのでしょうね。




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