河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

「子供の情景」全曲(トロイメライを含む)10/22(土)13時30分 NHK文化センター京都教室

ベートーヴェン最後のピアノソナタ

2022-01-06 00:34:33 | ベートーヴェン
2022年1月8日(土)午後1時30分・NHK文化センター京都教室にて、「生演奏でベートーヴェンを⑩」。
いよいよベートーヴェンシリーズ第10回・最終回、第32番Op.111を演奏します。

この曲を私が初めて聞いたのはたぶん10代のころ、エッガー先生のリサイタルだったか? 

なんか全然わけがわからず、ただキラキラキラキラしていた印象。
ずいぶん後になって、あれは変奏曲だったって気づいた・・・! 

大学生の頃は、井上直幸、園田高弘各先生の録音やナマ演奏をはじめ、耳タコになるくらい聞いたものです。

ソナタOp.109、Op.110との関連はもちろんあるのですが、第1楽章の終わりなど、遠く第1番ソナタ f-moll Op.2-1を思いだす。
第2楽章C-durトリルではワルトシュタインソナタも蘇りますね。

自筆譜が残っていますが、ベトさんは、第2楽章最後の2つの16分休符と終止線を、
「ピアノソナタはこれで終わり」と、或る感慨をもって書き終えたのでしょうね。




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告別 Op.81a

2021-11-17 01:16:24 | ベートーヴェン
次の土曜日、11月20日午後1時30分より、NHK文化センター京都教室で、
【生演奏でベートーヴェンを⑨】の、〈ピアノソナタ第26番「告別」Op.81a〉を開催します。 
お申し込みはこちらへ。

いつものように、弾きながら解説を。
そして、最後に全曲通奏します。

今回は、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」との関連などをお話する予定。

「皇帝」を以前弾いたときに一番感じたのは、
演奏するのに、ものすごいエネルギーが必要だということ。
それは、大きな音を出すとか、そういうことではなく、
内的に要請されるエネルギーみたいなこと。

具体的には、アッポジャトゥーラ的な、非和声音の連続。
つまりソプラノとバスがぶつかる的な・・・。
それって、めちゃ疲れるんです。

ルドルフ大公関連と、「不滅の恋人」への手紙の件も少し。
・・・ベートーヴェンに娘が居た?!
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テレーゼ

2021-09-20 00:50:18 | ベートーヴェン
NHK京都文化センター【生演奏でベートーヴェンを ⑧ソナタ「テレーゼ」】 
→ 詳細はこちらへ。
今度の土曜日(9/25)午後1時30分より。

前回の「熱情」は、番号でいうと「ソナタ第23番」。
で、今回の「テレーゼ」は「ソナタ第24番」。
つまり、この2曲は隣り合ってるんですね。

でも、なんという違いでしょう! 
「テレーゼ」は、本当に愛らしい小品で・・・
でもそれだけではない。
第2楽章など、私はドビュッシー(!)を予感します。

もち、このあとの後期ソナタの予兆でもあるんだけど。。。

笹川諒さんという若い歌人の一首。

  〈箱庭をそのまま音にしたようなベートーヴェンのソナタ「テレーゼ」〉

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ワルトシュタインは月光だった?!

2021-06-23 17:17:42 | ベートーヴェン
今度の土曜日です! 

ワルトシュタイン、この巨大な曲も、実はいきなり出現したわけではなく、
ベートーヴェンがそれまで書いた数々の「ソナタ」の下積みがあったからこそ、
ということが、今回よくわかりました。

たとえば冒頭
・ミミミミミミミミミミミミミ♯ファ♯ファソーーーシラソ・・・のメロディが有名ですが、
バスに注目すると、「月光」の第3楽章のバスを思い出す! 

月光のバスは〈♯ド→♯シ→♮シ→ラ→♯ソ〉でほぼ半音下降、(下の★参照)
ワルトシュタインのバスも〈ド→シ→♭シ→ラ→♭ラ→ソ・・・〉と半音下降(そっくり!)。
・・・これって「ラメントバス」!!
今までのベトさんのアプローチを見るに、
【ラメントバスの、従来の使い方=嘆きを、敢えてそうではない文脈で使った】のだと思います。 
おもしろいねえ!

  ★もちろん、この「月光」第三楽章のバスは、第一楽章のバス(♯ド→シ→ラ→♯ソ)、
  第二楽章冒頭のメロディ(♭レドー♭シ♭ミ = 異名同音で ♯ド ♯シ ♯ラ)から来てますね。

  
他にもいっぱい!

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テンペストやります

2021-04-18 01:08:59 | ベートーヴェン
4月24日土曜日、午後1時30分、NHK京都文化センターにて

  生演奏でベートーヴェンを⑤ テンペスト(ピアノソナタOp.31-2)

やります!
この状況ですが、対策万全にした上で。

この曲が作曲されたのは1802年で、その20年あまり後に書かれる「第九」の萌芽がここに!

第3楽章はと「エリーゼのために」との比較なども。

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ソナタ「田園」と「歓喜の歌」

2021-02-05 16:58:14 | ベートーヴェン
明後日日曜日開催です!

今回のソナタ「田園」は、第一楽章冒頭のメロディが、第九フィナーレ(歓喜の歌)のメロディと、くりそつ、
とまでは行かないまでも、ほぼ同じ(?)なお話や、
なんで「田園(パストラーレ)」的に聞こえるのか、などを。

もちろん全曲通し演奏します。

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「月光」はモーツァルトのパクリ

2020-12-11 17:04:20 | ベートーヴェン
本当は4月から始まるはずだったシリーズ、
9月30日に①、11月8日に②、そして明後日12月13日(日)に③を開催。

密を避けるため人数制限があり、毎回満席となっています。

今回の「月光」、実はモーツァルトのパクリだったというお話など(前回の「悲愴」第二楽章もモーツァルトのパクリでした!)。

「月光」の自筆譜は、第1ページと最終ページが失われているのですが、
初版や原典版などと見比べるとおもしろい。
原典版(Henle)と言っても、ときどき、要らぬおせっかい的な( )内の「松葉」があったりして、
ツッコミ入れてます。(^^

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半年遅れで始まります!

2020-09-20 21:33:59 | ベートーヴェン
最近NHKのTVで、やたらと「ベートーヴェン生誕250年」やってますね。

ほんとは4月から始まるはずが、約半年遅れでようやくスタートです。

ベートーヴェンって、しゃべろうと思ったらいくらでもしゃべれるので、
さて、どのようになるか・・・?

★開始時間は13時30分です。
 以前お知らせしていた時間が変更になりましたのでご注意ください。


 

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静岡音楽館/AOI レジデンスクヮルテット 2

2020-06-01 00:06:48 | ベートーヴェン
聞けば聞くほどすばらし!! 
感動します! → youtube こちらへ。 

★静岡音楽館/AOI レジデンスクヮルテット の、動画配信第2段。

夜中にちょっと見始めてやめられず。
1st vn, 松原さんの、
足が上がるとき、または足が広がる時の必然性に納得しながら・・・
つまり、音楽的な足! 

ベートーヴェンの、初期’(op.18)の、ヴィヴィッドで、しかも実験的な音楽のおもしろさが、
音として体現されてます! 

ほんま素晴らしい。


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You tube 配信! 静岡音楽館/ AOI レジデンスクヮルテット

2020-05-18 00:54:12 | ベートーヴェン
コロナ騒ぎのせいで、ベートーヴェンの生誕250年記念年であること忘れがち。。。

静岡音楽館/AOI レジデンス・クヮルテットがこの数年行ってきた、定期公演でのベートーヴェンの弦楽四重奏曲連続演奏の中から、
作品18の3曲をYouTubeで配信することになったそうです。 → こちらへ。

全楽章最後までお楽しみください。

毎回の演奏、私はいつも静岡まで行って、驚嘆しつつ聞いています。
これは記録映像なので、画像は不鮮明なのがなんとも残念ですが。

第4番は5月26日頃、第5番は6月2日頃、それぞれ1か月限定の配信予定だそうです。

★メンバーは1.vn 松原勝也、2.vn 小林美恵、va 川本嘉子、vc 河野文昭


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ベートーヴェンのチェロソナタは実は・・・

2018-03-18 17:26:10 | ベートーヴェン
今度の土曜日(3/24)、東京・東玉川学園駅(小田急線)近くの室内楽ホール〈スタジオ・コンチェルティーノ〉で、
ベートーヴェンの「ピアノとチェロのためのソナタ」の演奏(第4番)と、お話。
        ↓
   詳細は、ここへ。

「ベートーヴェンのチェロソナタ全5曲は、実は、全5曲で一つの大きな作品だった!」という仮説をもとに、
探偵まがいの読み解きも。

はっきり言ってめちゃおもしろいです。

他に「魔笛のテーマによる7つの変奏曲」も演奏+お話。


東京方面の方、ぜひお越しくださいね。





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亀岡市民大学講座「ベートーヴェンを聴く」

2016-12-06 00:15:48 | ベートーヴェン
亀岡の市民大学講座「ベートーヴェンを聴く」10日土曜日午後1時30分、ガレリアかめおかにて。

佐竹裕介君と連弾で、「運命」「田園」「第九」(いずれも抜粋)など。。。

ただいまレジュメ作り始めました。


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ブロムシュテットと小澤征爾

2015-10-12 03:31:56 | ベートーヴェン
こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど。。。

今日(昨日)の夜Eテレ「クラシック音楽館」で先週に引き続き
ブロムシュテットN響のベートーヴェン交響曲やってて、
今日は2番。

ブロムさん、すばらしい!!

その4時間後くらいの夜中に、
同じベートーヴェン2番=小澤征爾サイトウキネンオケ(この9月 in 松本)を、BSで放映。。。

・・・わたし個人的には、ずっとずっとブロムさんの演奏の方を買います!

なぜかというと、
ブロムさんの方が、ベートーヴェンがこの曲に対して何を面白がってるか眼に見えるように聞こえるから。
曲の作りに対する興味というのかな。

・・小澤+サイトウキネンの演奏は、全部の音が立派過ぎる。
演奏者の感情が主役みたいな演奏。。
この曲を前にして、それはないよね。

わたし自身がピアノソナタや他のソナタ(vnやvc、ピアノトリオ)を弾いてみて、
一曲ごとにベトが物凄い実験をしているのを実地で知ったので、
ブロムさんの演奏にとてもとてもとても共感します。(^^)

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吉田秀和再放送

2015-08-18 02:05:42 | ベートーヴェン
NHKFMラジオ、4日間(月~木曜)にわたって「吉田秀和が語ったベートーヴェン」(以前のものを再放送)やってます! 

午後2時~4時。なつかしい声。

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悲愴って

2010-12-28 23:15:47 | ベートーヴェン
NHK教育TVの「坂本龍一が三教授と・・・」という番組。

小沼純一氏と浅田彰氏とともにベートーヴェンを語る、というもの。

目新しい内容はなかったと思いましたですが、
最後に、岡田暁生京大教授が会場発言でおっしゃった「ベートーヴェンが自身で名付けた曲は少なかった」という発言、
それは正しい。

でも「悲愴とか・・・」というのはマチガイです~。

ハ短調ピアノソナタOp.13は、数少ない自身の命名「Grande Sonate pathétique」ですえ。
まちがえんといてくださいね。

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