河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

ラモー「みやびなインドの国々」

2022-07-18 04:13:02 | オペラ
原稿ようやく終わり、夜中に途中から見始めたBS、ラモーのオペラ「みやびなインドの国々」。
パリ・バスチーユオペラ座公演(2019年10月収録)。
詳しくはここへ

最後思わずTVの前で拍手しました! 

演出というか、コンセプトがめちゃ面白過ぎて。。。
まあよくある演出ではあるけど、
現代の衣装で、たとえばチアリーダーが出てきたり。
(ちなみに上のリンクに出てくる最初の方の映像は関係ありません。
このバレエ等の後、最後に放映されたオペラです。)

特に面白かったのは、ピリオドの生き生きとした演奏(歌がない場面が延々と続く)に、
舞台上は、群衆の、質めちゃ高いストリートダンス! 

ラモーの音楽+ストリートダンス!!! 
もちろん、歌手も超すばらしい。

ちゃんと最初から見ればよかった。。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムジカエテルナの「ドン・ジョヴァンニ」

2022-01-17 02:17:54 | オペラ
「ドン・ジョヴァンニ」去年のザルツブルク音楽祭を、NHKBSで放映中。 → こちらにて。

ムジカ・エテルナの、これでもか、というアクの強い演奏とともに、演出も超過激! 

いま私が見ている場面は、ドンジョヴァンニが「死ね」と言われてる場面ですが、
バックのその他大勢の合唱の女性陣何十人がみなブラ+下半身下着姿。
中には、物凄い体形の人も。。。
あの体型を舞台で晒すのは、プロ根性か?! 

第一幕では、たぶん全身?ヌードでおなかの大きい(妊娠中?)若い女性が背景に出て来て、
さすがにNHKさんはボカシ入れてましたが。。。

真っ白い本物のプードル犬(凄い刈り込みの)も。。。

演奏は、テンポが極端で(速いものは超速く、遅いのは超遅い)・・・
要するに、今までとは異なる演奏を目指してるのだと思うけど・・・
私はピリオド演奏が基本的には大好きですが、この演奏は、
どうしても恣意的なものを感じます。
つまり、音楽的な必然性ではなく、何か目新しいものを求める演奏、みたいな。

ま、それでも Mozart の音楽はやっぱり素晴らしく、
今回は、アリアではない、経過的場面の「音楽」の魅力を、ことさら感じました。

ヴォルフィ、ほんとにほんとにステキ 🧡

日付が変わって、もう1/17になりました。。。。瞑目。。。。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴェルディ「マクベス」

2018-12-10 03:14:25 | オペラ
書評原稿の締め切りが近づいているため、いろいろ読み漁ってるのですが、
なんかものさびしくてBSをon、ヴェルディのオペラ「マクベス」をやってました。

2018年ベルリン国立歌劇場公演ですが、
なんとドミンゴが!!! 
まだ歌ってんの?! 

お相手は、ネトレプコ。

ネトレプコは3年前ウィーンで聴きましたが、今回の方が格段すばらしい!!

マクベスは、実は私は今回ほとんど初めて聞いたのですが、
途中、「魔笛」やろ! という所が。。。(^^) 

ヴェルディって、なんかだいじなところでブンチャッチャやるイメージでしたが、
やっぱモーツァルトのオペラを愛していたのね。

でも一番びっくりしたのは、
オペラが最後終わった後、オケのメンバーが舞台に上がって、歌手とともに拍手を受けてたこと! 

オケの人って、
本番終わったら、何が何でも一秒でも早く帰りたい人たちでしょ?。。。

ウィーンに居たころ、
シュターツオーパーでオペラ見終わって(もち立ち見で)、
誰よりも早く家に帰ろうと外に出たら、
よくオケの人と一緒になったの、よき思い出ですー。(^^)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘンゼルとグレーテル・フンパーディング つづき

2016-12-19 01:51:42 | オペラ
さっきの続き。

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」BS、
魔女が登場して、どっかで見たことある・・・とずっと思ってて、
今やっと判明。

片山杜秀!

・・・あの牛乳瓶の底のような(この比喩は、ある年代以上の人にしか通じないでしょうけど)眼鏡といい、
まるく見開いた眼といい。。。

それにしてもシュターツオーパー(ウィーン国立歌劇場)公演(ティーレマン指揮)、
オケすばらしい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘンゼルとグレーテル・フンパーディング

2016-12-19 00:53:51 | オペラ
BSでフンパーディングのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」放映中。

実はわたしこの音楽大好き。
ワーグナー的和声でありながらメルヒェン風のメロディの混ぜ具合がとってもすてき。

いまマツコそっくりのお母さん(笑)登場。

おっと、マーラー「不思議な角笛」とおんなじメロディが。。。これってもともと民謡なのですね。


このところめずらしく練習がたてこんでいて、
夜中にワイン飲みながらのこういう時間がごくらくごくらく。。。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダナエの愛

2016-10-24 02:06:35 | オペラ
すごいな~。このごろのザルツの夏フェスのオペラ(ただいまBS放映中)、
女性陣みんな・・が透けて見えてるえ~。。。

締切過ぎた原稿書き書きTVつけてます。。。。

R.シュトラウスの「ダナエの愛」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都発!小澤征爾音楽塾 みました

2016-06-12 14:41:19 | オペラ
昨日のEテレで、「京都発!小澤征爾音楽塾」を見た。
つっこみどころ満載!

詳細は書けませんけど。。。以下だらだらと。。。

若い、経験のないオケにいきなり「フレーダーマウス」(こうもり)って、
小澤さんも、すごい決断をしたもの。

ある意味で、どんなシンフォニーや他のどんなオペラより
フレーダーマウスって難しい。
楽譜には書かれていない、テンポの揺れを始めとする感じ、雰囲気がイノチみたいなオペラだから。


リハーサルで、アデーレ役のソプラノが自由に歌おうとして、
でもあんまりやりにくくて
「私は指揮役はできないので、そちら(オケ)で音楽を作ってもらって、その上で歌いたい」
みたいなニュアンスの発言をしていた。

その直後の映像で、小澤さんが「Listen ! listen !(聞いて、聞いて!)」と言う。

この映像だけ見て言うと、これでは若いオケはわけわからなくなるかも。。。
「聞いて」、それに合わそうとすると、絶対に遅くなるので。。。

もちろん「聞く」ことは基本中の基本だけど、むやみに相手に合わすのではなく、
オケと指揮者は、ある意味で歌手よりもずっとこのオペラのことを知っていなければならない。
その確信のあるバスとハーモニー、リズムの上で、歌手は自由に飛翔できるのだ。

これって、映像の編集の加減でどうにでもなることなのでツッコむのはオトナゲないかもしれないけど。


たぶん、あの若いオケの人達は、ナマのフレーダーマウスを観たことない人が
圧倒的に多いと思う。
何時間かのリハより、ナマのオペラ鑑賞の方がずっと役立ったのでは?...と

ウィーンフィルのヴァイオリニストがアドヴァイザーとしていろいろ言っていたけど
彼がヴァイオリンを実際に弾いてくれたら、一番よくわかってもらえたかも。

その音楽塾オケのメンバーの1人が、
休憩時間にツィガーヌ(ヴィルトゥオーゾ的ヴァイオリン曲)を弾いてたのがちらっと映っていたけど
フレーダーマウスの超うまいオケの人達で、ツィガーヌなんか弾けない(興味ない?)人って
実はたくさんいると思います。

ツィガーヌは弾かないけど、フレーダーマウス弾かせたらピカイチみたいな人って、
ヨーロッパのオケとかにいっぱい居るんですね。
好きやわ~、そういうのって。


でも小澤さんの発言で良かったのは、
「オケの基本は弦楽四重奏の室内楽。
後ろのプルトの人は前に合わせるんじゃなくて、自分で音楽を作る」みたいなの。

よくぞ言ってくださいました。
室内楽、ほんとに音楽の本質です。
小澤さん、もっとみんなに大きな声で言ってください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オペラ「金閣寺」

2016-02-15 01:35:34 | オペラ
黛敏郎の「金閣寺」って、ドイツ語オペラやったんや!




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

N響K.491

2016-01-24 21:34:24 | オペラ
いまEテレでやってるN響モーツァルトピアノ協奏曲ハ短調。

がっかり。。。。。。

モーツァルトの作品に対する愛がないとおもう。。。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トロヴァトーレ

2015-04-13 21:48:23 | オペラ
昨日夜中のBS。
途中から見た、去年のザルツブルク音楽祭のオペラ「イル トロヴァトーレ」。
遅いのですぐ寝るつもりが、最後(夜中3時半!)まで見てしまった。

なにしろ歌手二人がすばらしかった。
マンリーコ: フランチェスコ・メーリ
レオノーラ: アンナ・ネトレプコ

・・ルーナ伯爵: プラシド・ドミンゴは、敢闘賞というところでしょうか。
ダニエレ・ガッティ指揮ウィーンフィル。

実はこのオペラ、ン十年前にウィーンに行って、はじめて
シュターツオーパー(国立歌劇場オペラ)で見たオペラ。

当時はネットもなく、ストーリーもわからないまま見て、
たしかアズチェーナ役がバルツァだったような気がするけど、
ただただ暗いオペラやな~、くらいしか印象なかったのです。

昨日の印象はそれとは全然ちがってて、
なんでこんな悲劇の場面でブンチャッチャやねん!・・と
ヴェルディにツッコミ入れながらも、
二人の歌手にしんそこ魅了されました。

歌手自体に魅了されるって、私にしては極めてめずらしいことです。

・・で、最後の劇的な場面、殺されたのは実は・・・、という箇所ですが、
ン十年間、私はそのことを知らずに過ごし、昨日はじめて
その真相を知ったのでした。。。。!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする