河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

酒のサカナ

2015-10-19 02:27:40 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
BS、さっきからパーヴォ・ヤルヴィ=指揮者の番組ずっとやってる。。。
エストニア人でなんとかかんとかというドキュメンタリーっぽいもの。。。
ちょっとヤラセ感が。。

その後、いま、パリ管の演奏会録画(2012年?)。
プログラムすばらしい。

まずラヴェル「クープランの墓」。
つづいて、モーツァルトピアノ協奏曲第24番ハ短調(!)独奏=なんとかヘフリガー(あのテノールの息子らしい)
で、今ハルサイ(ストラヴィンスキー「春の祭典」)!!(たぶん、あのパリ初演からまる100年ですね!)
最後は「牧神・・」らしい。

プログラムの組み方は素晴らしい!

演奏も、クープランの墓はよかった、オケが、この曲を知ってるって感じ。
クラリネットのおじさん、クラじゃないみたいな音色が最高!

で、ピアノ協奏曲。。。
いやあ、飲みながらツッコミ入れるっての、このごろマイブームになってきました。

そこ、なんでそうやねん!(と言って赤ワインごくり。)
オケがそこは主役やろうが!!(と言ってもう一口ごくり。)
とか、

はしってる、はしってる、・・・ああオケの内声がこうなってんの、あんた知らんの?!
(と、おかわり赤ワインごくり。)
とか。。

演奏みながらツッコミ入れるの、ピーターシッケレとかありましたけど(あ、一番ホルンはずしました、など)
おもしろいわ~。。。

いや、オリジナルカデンツァないので、第一楽章のカデンツァ、誰の作かわからないけど、
なかなかよかったです。ベートーヴェンっぽくって。
ただ、ちょっと第二テーマ的なところがなかったかな?

フィナーレのカデンツァも悪くなかった、ちょっと短かったけど。。

あれ、だれの作でしょう?
ヘフリガーさん?

それにしても、お父ちゃんと異なるスタイルやねぇ。。

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新シリーズ・生演奏付き講演会

2015-10-17 13:42:59 | 全曲演奏付き講演会
新しく、NHK文化センター京都教室(大丸近く)でのシリーズが始まります!

第1回目は、来週土曜日(24日)13時30分より。

★演奏曲目
・生演奏ではめったに聴けない、モーツァルト最初期の作品、K.1aなど数曲。
・ナンネルの音楽帳、ウォルフガングの音楽帳、ロンドン楽譜帳から数曲。
・グラーフの歌曲のテーマによる8つのピアノ変奏曲 K.24 G-dur
・サリエリのアリアのテーマによる6つのピアノ変奏曲 K.180 G-dur その他

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バッハ フルートソナタ h-moll ④

2015-10-15 17:06:28 | 室内楽
つづきです。
ヘンレ原典版の「おせっかい」について。

この楽譜はヘンレ原典版ですが、
赤矢印の箇所、カッコ付きでスラーが書かれています。

意味としては、「バッハの自筆譜にはここにはスラーは書かれていないが
それは書き落としなので、補筆した」ということ。

↑これって、時々ある「ヘンレ版のいらぬおせっかい」の典型。

バッハの自筆譜(のちほどアップします)には、はっきりと
ここには何も書かれていない。

それは書き落としでは決してなく、以前わたしが書いたように
フレーズが異なるからですね。

ヘンレ版と一口に言っても、曲によって編集者は違うので一概に言えませんが、
たとえばベートーヴェンのピアノトリオ全曲を弾いた時にも、
たしかOp.70-2、Es-durあたりで同じことを感じました。

べーレンライター原典版の方は、ちゃんと自筆譜の通りです。
原典版にもいろいろあるのですね。

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秋の学校

2015-10-14 01:17:03 | 京都の暮らし
秋たけなわ。

学校(京都芸大)レッスン室107からの眺めです。

ススキと、たぶんセイタカアワダチソウ。

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ブロムシュテットと小澤征爾

2015-10-12 03:31:56 | ベートーヴェン
こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど。。。

今日(昨日)の夜Eテレ「クラシック音楽館」で先週に引き続き
ブロムシュテットN響のベートーヴェン交響曲やってて、
今日は2番。

ブロムさん、すばらしい!!

その4時間後くらいの夜中に、
同じベートーヴェン2番=小澤征爾サイトウキネンオケ(この9月 in 松本)を、BSで放映。。。

・・・わたし個人的には、ずっとずっとブロムさんの演奏の方を買います!

なぜかというと、
ブロムさんの方が、ベートーヴェンがこの曲に対して何を面白がってるか眼に見えるように聞こえるから。
曲の作りに対する興味というのかな。

・・小澤+サイトウキネンの演奏は、全部の音が立派過ぎる。
演奏者の感情が主役みたいな演奏。。
この曲を前にして、それはないよね。

わたし自身がピアノソナタや他のソナタ(vnやvc、ピアノトリオ)を弾いてみて、
一曲ごとにベトが物凄い実験をしているのを実地で知ったので、
ブロムさんの演奏にとてもとてもとても共感します。(^^)

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振付演出家、金森 穣

2015-10-11 01:11:58 | 他のジャンルと音楽
振付演出家、金森穣。
ヨーロッパで活躍中。たまたまEテレ「トップランナー」で見ました。

「感情を表現したいから、こういう動きをする、ではない(!)。
動きをしているうちに、感情が見える時があって、それをふくらます」みたいなニュアンスだったと思うけど、
素晴らしい!! 

その番組で小ワークショップが行われました。
二人の現代若者風男女ダンサーが、ソファに座りながら人を待つ、という場面。
作品を作り上げる過程が見られて超おもしろかったけど、私が一番感激したのは、その時に選ばれた音楽! 

何だと思います?・・・
たぶん15世紀~16世紀ヨーロッパのルネサンス音楽! 
太鼓の入るやつ。
もち、金森穣がが選んだものでしょう。

このバランス感覚、すてきすぎ。。。

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バッハ フルートソナタ h-moll③

2015-10-07 23:06:34 | 室内楽
前ブログのつづきです。

あの、バッハのオリジナルのアーティキュレーションって、こういう意味ですよね。
(赤と青の線でフレーズ分けしました。つまりドミナントとトニカ。・・ついでに、バスも緑色でアーティキュレイトしてみました)

しごく真っ当なんやけど、けっこう右手のシとファ♯を、手の癖でスラーで弾いてしまいそう。
(フルートのパートで、後に出てくる同じパッセージにはアーティキュレイションなしです)

バッハの鍵盤ソロ曲の自筆譜 or 原典版には、アーティキュレーションはあまり多く残されていないなか、
あらためてバッハが細部に書き残したことに触発されます。

この話にはまだまだ続きアリます。。。

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バッハ フルートソナタ h-moll ②

2015-10-04 17:34:58 | 室内楽
これが、バッハオリジナルのアーティキュレーション(チェンバロ右手に注目!)です。

この話にはまだまだ続きアリ。

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バッハ フルートソナタ h-moll

2015-10-02 00:12:39 | 室内楽
この前の土曜(9/26)、亀岡市の生涯学習市民大学にて大島義実氏(Fl.)と共演しました。

その時演奏したバッハの、チェンバロとフルートのためのソナタh-moll(すごい曲!)について、
備忘録として書いておきます。

★この楽譜、バッハのオリジナルのものから、チェンバロ右手のアーティキュレーションが消してあります。

あなたなら、どのようにアーティキュレイトしますか? 


・・・正解はのちほど。。。

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