河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

嘘つき名曲探偵

2010-02-22 23:40:45 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
たまたま見たTV番組「名曲探偵アマデウス」。

この番組の、ベタな演出と演技はけっこう好きです(筧さん!)が、
今回の「チャイコフスキー」の内容には
ほんまシンソコ怒りまくり!!!

「くるみ割り人形」を取り上げてのお話で、
私が怒ってるというか、あきれたのは
専門家(?!)、Nモト教授(T川大学芸術学部)の解説。

減七の和音を取り上げられたのはいいのですが、
その減七の和音の特徴を、
あろうことか、まったくの誤解(・・というより、わかってない、というかアホというか・・・とほほ・・)に基づいて「解説」されました。

いわく、
「減七の和音が鳴ったら、次に行く和音は決まってる・・・」!!!

・・・ピアノで、その例を弾かれました・・・
たしか、「#ド ミ ソ ♭シ」 の減七和音を弾いて、「これは、「レ ファ ラ」に行くに決まってる」・・・

・・・なななな、な、なにをおっしゃるウサギさん。
それを言うなら、「属七の和音」でしょうが。
(正しくは、「減七和音」は他の和音に行く可能性いっぱいアリ。
それこそが、「減七和音」の、他のどの和音とも異なる存在理由です。)

たとえば、「ド ミ ソ ♭シ」(属七和音)が鳴ったとたん、次に来るのは、「ファ ラ ド」、or「ファ ♭ラ ド」と決まってる、というか、耳がそう要求する。
だから、調が確定する。

それに対し
属七和音と、たった一音(それも半音)違うだけの「減七和音」は
次に行く和音の可能性がとても多い。

・・・あんまり怒りまくって
今日は疲れました。

またあした・・・

イカリッ

コメント (2)
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ぶったおれてました

2010-02-17 22:18:19 | 京都の暮らし
2月6日のピエロのあと、たまっていた雑用や
読んでなかった新聞の山を徐々に読みつつ
今回は、疲れの出方がそれほどでもないなー、とか思ってたら

演奏会後1週間を過ぎた今週の日曜になって
鼻の奥がぐずぐずいいだして
風邪っぽいな、と思ってたら
翌月曜日、火曜日、まるまる二日
しんどくてしんどくてベッドから起きられない状態に・・・。

ただただ二日間眠りに眠って
ようやく今日は
お昼から活動再開。

昨日は、夜までレモンウォーターしか飲めず
けっこうダイエットできました・・・!

といっても、わが犬ろくの散歩する人は私しかいないので
ノーメーク(げ!)にサングラスして
寒風のなか、一日に二度ベッドから這い出してサンポ・・。

若いころの疲れは、翌日すぐ出るものでしたが
最近は
疲れの出るのが遅くなってることには気づいてました。

が、ここまで遅くなるとは・・・。

お医者さんに行く元気もなく、ただただ眠りました。

・・・しんどかったけど、ただただ眠る、というの、
なかなか良い回復方法と思いました。

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チャイコフスキー

2010-02-15 22:39:14 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
来月のお知らせです。
       
   ミニ演奏付き講演会 「チャイコフスキーを聴く」  

― お話と電子ピアノによるミニ生演奏で楽しむ新しいスタイルのクラシック音楽セミナー―

おなじみになりました、ミニ演奏付き講演会です。
今回は、リクエストのあったチャイコフスキーを取り上げます。


      ■2010年3月11日(木)午後2時~4時
      ■受講料 2200円(資料代含む) 
      ■京都リビング新聞社内(京都大丸南向かい))
      ■主催(問い合わせ・申し込み) 京都リビング新聞社
          電話075-256-8418 (月~金曜・10時~5時、祝日休み)
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ピエロ その後

2010-02-11 16:38:10 | シェーンベルク
6日の「月に憑かれたピエロ」およびウィンナワルツの
アルティ合奏団第2回演奏会無事終了。

実は驚異的な練習日程で、ほんとーに私は疲れました
(前半+後半、全部ノッたのはわたし一人)。

ワルツの方は、日程的に問題ナシだったのですが、
問題は、ピエロ。

「ピエロ」の方は、演奏者6人全員が初めて顔を合わせたのが、
なんと、公演2日前の夜の9時(・・・本番46時間前!!!)。

翌日(本番の前日)も会場の都合などで夕方5時半からしか練習できず
ホントーにキツイ本番でした。

この時期、各学校の試験と日程が重なってて
何人かの方が学校の先生としてどうしても試験を抜けられなかったのです。

学校のレッスン日なら日程を動かすこと可能ですが
試験はそういうわけにいかない・・・・。

普通の室内楽曲ならともかく、
ピエロは指揮者を立てて演奏するのが一般的。
つまり、それだけ合わせるのがタイヘン、ということ。

今回も、人数揃わなくてもとりあえず出来る人だけで練習始めよう、という練習日程を組んでたのですが、
皆さん超多忙で、病人(私もその一人)が出たりで・・・。

それでもやっぱり実力バリバリの演奏者たち、
あの曲を、その少ない練習で本番ちゃんとコナす、というところ
あらためて感心しました。

私自身は、
本番は緊張するヒマもない、といったところ(個人的にはイロイロありましたが)。

前半でハーモニウム(足踏みオルガン)でせっせと足を動かしてたせいか
体全体の血の巡りは良かったようです。

ちなみに
足踏みオルガンで細くなったと喜んでいた足の指、
昨日オフロで確かめたところ
みごとに元に戻ってました・・・。

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究極のダイエット法

2010-02-05 00:41:35 | シェーンベルク
明後日(正確には明日)6日本番を控えて
ウィンナワルツのハーモニウムと、
「月に憑かれたピエロ」のピアノパートという
個人的に超タイヘンなお役目を承って
とうとう先日は一日ぶっ倒れておりました。

ハーモニウムの方は
足踏みに慣れていないと足が痛くなる、と言われましたが
今のところそれは大丈夫。

で、何に変化があったか、というと
「足の指」が細くなってる!!

毎晩オフロのお湯につかりながら
足の指を開いたり閉じたりするのですが
今日、明らかに痩せている指を発見!

・・・
それとは別に
体重もやや減ってきています。

これは足踏みオルガンのせいではなく、
ひとえに「ピエロ」の超タイヘンさ、のせい。
(ほんま、泣きます・・・ソロのシェーンベルクのピアノ曲よりよっぽどキツイ・・)

だいたい今までの経験では
たいへんな本番が近づくと痩せます。

ダイエットしたい方、
キツイ本番を設定したらイッパツで痩せます!
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ハーモニウムのテクニック

2010-02-02 17:48:20 | シェーンベルク
6日アルティ本番の、前半でのプログラム(ウィンナワルツ)で
ハーモニウム(いわゆる足踏みオルガンをご想像ください・・・ストップ(音色変化の栓)が付いてますが)を私は担当するのですが、

もちろん初めてのことで、
なかなか普段ピアノでは考えられないようなテクニックが必要。

一番のテクニックは
なんといっても、足!

両足サボることなくかわりばんこに踏み続けないと
なにしろ音が出ないのですから。

強弱、特にクレッシェンドやディミヌエンドは
その足のバタバタの多少で
ある程度可能なようですが、

それに時間差があることが
ナンと言ってもたいへん。

つまり、
最初の音を出す前に足ペダルを何回か踏んでおかないと
音は鳴らないし、
ディミヌエンドしたかったら
予定の場所より、時間的に何拍か早い時点で足ペダルの量を減らしていかないと
大きい音のままになってしまいます。

あまり弱くすると
持続する音に強弱の波が出ます(足ペダルの踏み方がそのまま音に現れる)。

・・・
何千回も何万回も足ペダルを踏むので
靴は脱いでいます。

本番で、私の足元どうなってるか
ご興味あればご覧下さいませ。

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