河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

チェロとピアノのひととき in 宇治

2009-11-25 13:28:03 | メンデルスゾーン
今度の土曜日、演奏会のお知らせです。   

 チェロとピアノのひととき   ―メンデルスゾーンをめぐって―   
          2009年宇治教会クリスマスコンサート
  
    生誕200年にちなみ、メンデルスゾーンに縁のある作曲家の
    作品を中心にプログラムを組みました。
                   
  ■チェロ・河野文昭   ピアノ・河野美砂子     
  ■演奏曲目  
   メンデルスゾーン 「無言歌」op.109  (チェロとピアノ) 
    同  「ヴァリエーション・コンチェルタンテ(協奏的変奏曲)」op.17(チェロとピアノ)
   J.S.バッハ 「無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調」 (チェロソロ)
   メンデルスゾーン 「ロンド・カプリチオーソ」op.14 (ピアノソロ)
   シューマン 「幻想小曲集」op.73 (チェロとピアノ)
   ショパン 「序奏と華麗なるポロネーズ」op.3 (チェロとピアノ) 
 
      ■2009年 11月28日(土) 午後3時
      ■京都 宇治教会礼拝堂
      ■入場料 大人 2000円   中学生以下 1000円 
      ■問合わせ・申込 日本キリスト教団宇治教会 〒611-0021 宇治市宇治山32
             電話 0774-21-2896  fax 0774-21-2896

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メントリをめぐって

2009-10-18 21:47:38 | メンデルスゾーン
前回のつづき。

練習時間をかけないで弾くコツとして
たとえば、なるべく鍵盤を見ないで弾く、ということ。

初見で弾く場合など特に
楽譜から眼が一瞬でも離れる(鍵盤を見る)と
その分初見演奏は完成度が低くなるけど・・・。

この何年か、盲目のピアニストさん達が話題になっているが
彼らを見て思ったのは
鍵盤を見ないでも弾けるのだ、ということ。

つまり、手の感覚。

その手の感覚が鋭敏だからこそ
視力がなくてもピアノが弾けるということだろう。

具体的には
音程の幅(5度、6度、7度、オクターブなど)と手(指)の開き方等は基本的なことだろうが、
その他に
手の構え方の角度(自分のお臍を中心に扇型に開き、両手首の内側の骨を寄せる感じ)、
それから、親指が他の指の下をくぐる時または親指の上を他の指がまたぐときの
親指の感覚など。

なるべく自然な手の動きを捜すこと。

それからアーティキュレーション。

メンデルスゾーンの書き残したアーティキュレーションは
驚くほど音楽的に忠実で正確だ。

弦楽器のボウイング的なスラーを
ちょうど弓を返す感覚で区切って弾いてみること。

アーティキュレーションの書いてないところも
それと同じ考え方でアーティキュレイトしていくと
急速なパッセージ(メンデルスゾーンの曲ってやたら速い)でも問題なく弾ける・・・ハズ。

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メントリで考えたこと

2009-10-16 15:22:14 | メンデルスゾーン
23日本番の、メンデルスゾーンのピアノトリオ第1番。

よく知っている曲を再び本番で弾く、ということはよくあるが、
けっこう新たな発見があることが多い。

今回まず考えたことは、メンデルスゾーン自身のこと。

先日の講演会に際していろいろ調べたところ
本当に10歳代の頃からものすごくたくさんの作品を次々に書いている。

これは、彼の父親がとんでもない大金持ちで
息子(+姉ファニー)の音楽的才能を伸ばすため
私宅に何百人かが入る大きなホールを作りオーケストラまで雇う・・・。

日曜音楽会と称して
毎週のようにコンサートを開催、多くの人を招待した。

そこでもちろんメンデルスゾーン自身も演奏したことを考えて
彼がもちろん天才であることは疑いないが、
そんなにクラヴィア(当時のピアノ)だけを何時間も練習していたとは考えにくい。

つまり、そんなに多くの時間練習しなくても彼自身の曲が弾けた、ということ。

トリオ1番は30歳の頃の作品だが
この頃はライプツィヒの音楽監督(ゲヴァントハウスオーケストラの指揮者)として多忙を極めていた。

・・・だから
短時間でたとえばこの曲が弾けるコツみたいなものがあるはず、ということ。


・・・・続きはまた明日。

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メントリのテンポ

2009-10-13 00:52:38 | メンデルスゾーン
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番。

オリジナルの楽譜に残されているメトロノームの数字が
異常に速いのは以前に弾いたときにも気づいていたが、
その時は
ベートーヴェンのメトロノーム記号の場合と同じように
彼の持っていたメトロノーム自体が正確でなかった、と思っていた。
(ベートーヴェンの場合も仮説です。)

でも
楽器のこと(現代のピアノではなく当時の楽器=フォルテピアノ)を考えると
案外、あの速さは的外れではないのかも・・・?

その音楽の本質に迫るのに
いろいろなアプローチの仕方があるが、
奏法から迫る、という選択もあることに最近気づきつつある・・・。

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メントリ1番

2009-10-08 16:49:02 | メンデルスゾーン
メンデルスゾーンのピアノトリオ第1番。
もうすぐ東京で本番なのでさらってます。

以前にも弾いたこともちろんあるのですが
あらためて気づくことあり。

とりあえず、その本番のお知らせを下記に。
・・・・・・

  秋の夜の楽   MESON Ensemble Concert (主催:みゆずメソン)
         
      みゆずメソン  ゆめりあシリーズ ⅠⅩⅩ
   
    ■2009年 10月23日(金) 午後7時開演
    ■ゆめりあホール(東京・西武池袋線・大泉学園駅北口) 
    
    ■佐々木 真(フルート)/河野 文昭(チェロ)/河野美砂子(ピアノ)
    
    ■演奏曲目  
      F.クーラウ:三重奏曲 ト長調 作品 119
      F.メンデルスゾーン:協奏的変奏曲 作品 17 (チェロ+ピアノ)
      ヴィラ=ロボス:アリア(ブラジル風バッハ第5番)
      ジェット ホイッスル(フルート+チェロ)
      F.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品 49
                 
     ■全自由席 一般券 3000
            割引 2500(学生/身障者/日本フルート協会会員)
    
     ■問い合わせ みゆずメソン Tel 048-477-1313  Fax 048-481-1784
                  Email meson@din.or.jp

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オクテット

2009-09-11 01:55:52 | メンデルスゾーン
補遺。

昨日のオクテットのCDですが
演奏は、
スメタナカルテット+ヤナーチェクカルテットでした。


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メンデルスゾーン 八重奏曲

2009-09-10 02:13:21 | メンデルスゾーン
明日(今日)の講演会のためCDを聞いてるのですが
メンデルスゾーンのオクテット(弦楽四重奏×2の編成)、素晴らしい!!!!

特に第1楽章の冒頭。
ソ♭シ♭ミソ♭ミ♭シ、♭シ♭ミソ♭シソ♭ミ・・・

この素晴らしい跳躍!
ココロおどる!!

これが16歳の作ですよ。

しかもこの演奏(第一ヴァイオリン)、時々グリッサンドが入る(♭シ~ソの6度)のが心憎いよ~。

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「メンデルスゾーンを聴く」 

2009-09-02 15:10:40 | メンデルスゾーン
以下お知らせです。      
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミニ演奏付き講演会 「メンデルスゾーンを聴く」  

― お話と電子ピアノによるミニ生演奏で楽しむ新しいスタイルのクラシック音楽セミナー―

おなじみになりました、ミニ演奏付き講演会です。
今回は、2009年が生誕200年にあたる作曲家、メンデルスゾーンを取り上げます。

いわゆる三大ヴァイオリン協奏曲のの一つである「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」、ピアノ独奏のための「無言歌集」(全48曲)に収められた「春の歌」、歌曲「歌の翼に」、「夏の夜の夢」の一曲である「結婚行進曲」、交響曲「イタリア」などが特に知られています。

またメンデルスゾーンは、忘れ去られていたバッハの「マタイ受難曲」を復活演奏したことでも特筆されます。

・・私個人としては、第1歌集の題名が「無言歌」だということもあり、お話するのを楽しみにしています。
メンデルスゾーンの魅力の他、私が弾いていて気づいたことなどを、具体的に、音を聞いて頂きながらお話します。

      ■2009年9月10日(木)午後2時~4時
      ■受講料 2200円(資料代含む) 
      ■京都リビング新聞社内(京都大丸南向かい))
      ■主催(問い合わせ・申し込み) 京都リビング新聞社
        電話075-256-8418 (月~金曜・10時~5時、祝日休み)

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メンデルスゾーン始動

2009-08-27 17:43:11 | メンデルスゾーン
今年の夏は
基本的にな~んにも計画なかったのだけど
まったくその通り、
のんびりのんびり過ごしました。

さて、メンデルスゾーンの講演会が来月に開かれますので
資料調べや練習など
そろそろ始動します。

・・・・と宣言して
自分にハッパかけてます。


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