先日アップした写真のカミキリムシ。
実は、或る短歌月刊誌の企画で
「自然を詠む、撮る、描く」という依頼があり
短歌16首のほか、写真3枚とスケッチ(!)1枚が必要になった。
庭に時々見かけるカミキリムシは
なかなか存在感があって、ぜひ撮りたいと思ってた。
梅雨の時期なので雨が多かったのだけど
ようやく、雨の合間にノムラモミジの幹にご登場。
ぜひ超アップで撮りたいと思い、接写モードでカミキリムシに接近した。
ほんの数センチくらいにカメラを近づけて何度かパシャパシャやってたところ、
!!!
ナニモノかが私の腕を襲撃!!
ナナなななんと、
もう一匹、別のカミキリムシがどこかから現れて
私を襲ってきたのだ。
ど~う考えても
その襲撃してきたカミキリムシは
ノムラモミジの幹に居る自分の仲間が
ワケのわからん機械(実はカメラなのですが)にやっつけられそうになってるように見え
それを持ってる私を襲ってきたのだと思われる・・・・。
私は、予想外の奇襲に
きゃ
とか叫んで、思わずカメラを落としました。
その後、気を取り直し
その襲撃してきたカミキリムシも撮影しようと
いい撮影スポットに移動してもらうため
ツワブキの茎で突っついていたところ
とうとうそのカミキリムシ②は
ぶ~ん、とどこかへ飛んでいきました。
カミキリムシって、飛ぶのね・・・。
・・・・
後日、歌会のあと短歌の友人たちに
「カミキリムシが自分の仲間を助けるために襲撃してきた」と言ったら
だ~れもだ~でも信じてくれんかった。
そらぐーぜんやで~
とか言うて。
・・・わたしは
ぜったいちゃう、と思ってます。
実は、或る短歌月刊誌の企画で
「自然を詠む、撮る、描く」という依頼があり
短歌16首のほか、写真3枚とスケッチ(!)1枚が必要になった。
庭に時々見かけるカミキリムシは
なかなか存在感があって、ぜひ撮りたいと思ってた。
梅雨の時期なので雨が多かったのだけど
ようやく、雨の合間にノムラモミジの幹にご登場。
ぜひ超アップで撮りたいと思い、接写モードでカミキリムシに接近した。
ほんの数センチくらいにカメラを近づけて何度かパシャパシャやってたところ、
!!!
ナニモノかが私の腕を襲撃!!
ナナなななんと、
もう一匹、別のカミキリムシがどこかから現れて
私を襲ってきたのだ。
ど~う考えても
その襲撃してきたカミキリムシは
ノムラモミジの幹に居る自分の仲間が
ワケのわからん機械(実はカメラなのですが)にやっつけられそうになってるように見え
それを持ってる私を襲ってきたのだと思われる・・・・。
私は、予想外の奇襲に
きゃ
とか叫んで、思わずカメラを落としました。
その後、気を取り直し
その襲撃してきたカミキリムシも撮影しようと
いい撮影スポットに移動してもらうため
ツワブキの茎で突っついていたところ
とうとうそのカミキリムシ②は
ぶ~ん、とどこかへ飛んでいきました。
カミキリムシって、飛ぶのね・・・。
・・・・
後日、歌会のあと短歌の友人たちに
「カミキリムシが自分の仲間を助けるために襲撃してきた」と言ったら
だ~れもだ~でも信じてくれんかった。
そらぐーぜんやで~
とか言うて。
・・・わたしは
ぜったいちゃう、と思ってます。
2006年より続いている「ミニ演奏付き講演会」、
この7月より新しいシリーズが始まります。
以下、簡単にご紹介します。
・・・・
ミサコ先生の〈音楽の学校♪〉 第1回 「ソナタって何?」
― お話と電子ピアノによるミニ生演奏で、クラシック音楽の知識を具体的に―
新しいシリーズです。
今まで皆さんに楽しんで頂いた「作曲家シリーズ」、その講座のノウハウをベースに、知っているようで実はよくわかっていない、クラシック音楽のさまざまな知識を少しずつ身につけていきましょう、という特選講座です。
毎回、実際に音を出しながら、演奏家として面白いと感じることを具体的にお話します。
音楽は、ただ感覚的に聴くだけでも、もちろん素晴らしい感動を呼ぶことがありますが、知識を持っていることにより、その感動がさらに深くなる場合があります。たとえば、ベートーヴェンの「月光」第一楽章は、「ソナタ形式である」ということを知らないで聞く(弾く)のと、知っていて聞くのでは、まったく異なった感想を持つことになるでしょう。
今回は、「月光」のほか、「悲愴」(以上ベートーヴェン)、「トルコ行進曲付き」(モーツァルト)などのピアノソナタの一部を演奏する予定です。
■2010年7月22日(木)午後2時30分~4時30分
■受講料 2200円(資料代含む)
■京都リビング新聞社内(京都大丸南向かい))
■主催(問い合わせ・申し込み) 電話075-256-8418 京都リビング新聞社
(午前10時~午後5時、土日祝休)
この7月より新しいシリーズが始まります。
以下、簡単にご紹介します。
・・・・
ミサコ先生の〈音楽の学校♪〉 第1回 「ソナタって何?」
― お話と電子ピアノによるミニ生演奏で、クラシック音楽の知識を具体的に―
新しいシリーズです。
今まで皆さんに楽しんで頂いた「作曲家シリーズ」、その講座のノウハウをベースに、知っているようで実はよくわかっていない、クラシック音楽のさまざまな知識を少しずつ身につけていきましょう、という特選講座です。
毎回、実際に音を出しながら、演奏家として面白いと感じることを具体的にお話します。
音楽は、ただ感覚的に聴くだけでも、もちろん素晴らしい感動を呼ぶことがありますが、知識を持っていることにより、その感動がさらに深くなる場合があります。たとえば、ベートーヴェンの「月光」第一楽章は、「ソナタ形式である」ということを知らないで聞く(弾く)のと、知っていて聞くのでは、まったく異なった感想を持つことになるでしょう。
今回は、「月光」のほか、「悲愴」(以上ベートーヴェン)、「トルコ行進曲付き」(モーツァルト)などのピアノソナタの一部を演奏する予定です。
■2010年7月22日(木)午後2時30分~4時30分
■受講料 2200円(資料代含む)
■京都リビング新聞社内(京都大丸南向かい))
■主催(問い合わせ・申し込み) 電話075-256-8418 京都リビング新聞社
(午前10時~午後5時、土日祝休)
前回の日記のクイズ(?)の答えです。
第11番コンチェルトのフィナーレ、第127小節左手バス、
3拍子、三連符の伴奏
「♭シ♭ミ ラ ♭シ♭ミ ラ・・」と来て、
次の3拍目は、なぜ同じ和音なのに、前2拍と同じ「♭シ♭ミ ラ」ではなく
「♭シド♭ミ 」なのか?
なぜならば、
左手に対する右手、ソプラノのメロディが
「ド~レ ♭ミ~ファ ソ~ラ」であるから。
1拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「レ」、
2拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「ファ」、
それに対し、
3拍目の、左手三連符の3番目の音「♭ミ」と同時に鳴る右手の音は「ラ」です。
もし、これが、1、2拍目と同じように、
左手三連符の3番目の音た「ラ」だったとすれば、
同時に鳴る右手の音は左手と同じ「ラ」となる。
つまり、ユニゾン(=ここの場合、ハーモニーがなくなり美しくない響き)になってしまう。
・・・ほんの0.何秒かの、一瞬の響きですが、
それが美しくないとなると
超多忙のモーツァルトさんではありますが、
かくのごとく
ささっと音を代替されるのですね。
第11番コンチェルトのフィナーレ、第127小節左手バス、
3拍子、三連符の伴奏
「♭シ♭ミ ラ ♭シ♭ミ ラ・・」と来て、
次の3拍目は、なぜ同じ和音なのに、前2拍と同じ「♭シ♭ミ ラ」ではなく
「♭シド♭ミ 」なのか?
なぜならば、
左手に対する右手、ソプラノのメロディが
「ド~レ ♭ミ~ファ ソ~ラ」であるから。
1拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「レ」、
2拍目の、左手三連符の3番目の音「ラ」と同時に鳴る右手の音は「ファ」、
それに対し、
3拍目の、左手三連符の3番目の音「♭ミ」と同時に鳴る右手の音は「ラ」です。
もし、これが、1、2拍目と同じように、
左手三連符の3番目の音た「ラ」だったとすれば、
同時に鳴る右手の音は左手と同じ「ラ」となる。
つまり、ユニゾン(=ここの場合、ハーモニーがなくなり美しくない響き)になってしまう。
・・・ほんの0.何秒かの、一瞬の響きですが、
それが美しくないとなると
超多忙のモーツァルトさんではありますが、
かくのごとく
ささっと音を代替されるのですね。
モーツァルトの楽譜では、
一つ一つの音符(つまり、何十万、何百万、何千万個の音符すべて)は、取替え不能、
その音でしかあり得ない、ということは
わかってたつもりでしたが。
第11番コンチェルトのフィナーレ、第127小節左手バス、
3拍子、三連符の伴奏ですが
「♭シ♭ミ ラ ♭シ♭ミ ラ・・」と来るから、次の3拍目も「♭シ♭ミ ラ」かと思いきや
(だってこの小節は、全部同じ和音ですからね)
おっとどっこい、ここ3拍目だけは「♭シド♭ミ 」です。
なんで?なんで??
実はこのワタクシも、そのことにずっと気づかず
3拍目を前の2拍と同じように「♭シ♭ミ ラ」と弾いてたのです。
ある時、ひょっと楽譜を見て「へ?!」と気づいた。
そして、その理由に、ふかくふか~くうなずきました。
モーツァルトさん、さすがですね~!!
・・・その理由、みなさん考えてみてくださいませ。
一つ一つの音符(つまり、何十万、何百万、何千万個の音符すべて)は、取替え不能、
その音でしかあり得ない、ということは
わかってたつもりでしたが。
第11番コンチェルトのフィナーレ、第127小節左手バス、
3拍子、三連符の伴奏ですが
「♭シ♭ミ ラ ♭シ♭ミ ラ・・」と来るから、次の3拍目も「♭シ♭ミ ラ」かと思いきや
(だってこの小節は、全部同じ和音ですからね)
おっとどっこい、ここ3拍目だけは「♭シド♭ミ 」です。
なんで?なんで??
実はこのワタクシも、そのことにずっと気づかず
3拍目を前の2拍と同じように「♭シ♭ミ ラ」と弾いてたのです。
ある時、ひょっと楽譜を見て「へ?!」と気づいた。
そして、その理由に、ふかくふか~くうなずきました。
モーツァルトさん、さすがですね~!!
・・・その理由、みなさん考えてみてくださいませ。
7月3日+4日の「モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会第2回公演」では
実は、7月4日の京都市芸大オーケストラ定期演奏会と重なり
ほとんどの学生さんは参加不可能でした。
そのなかで、声楽専攻の二人(副科ピアノ)が来てくれたのですが、
演奏会後の初めてのレッスン、6日火曜日に
その二人のそれぞれ弾くピアノが
普段よりずっとずっと綺麗な音色で、ちょっとびっくり。
二ヶ月以上ハイドン、ベートーヴェンのソナタを勉強していて
もうすぐ試験なのですが、
こんなに綺麗な音で弾いてくれたのは初めて。
そのうちの一人D幸さんは、
土曜日の私達の演奏会を聞いた翌日、家でピアノをさらっていると
お母さんが、
いつもより綺麗な音になってる、とおっしゃったそうです。
それで、結論。
土曜日の演奏を聴いたので、音色が綺麗になった・・・?!
実は、7月4日の京都市芸大オーケストラ定期演奏会と重なり
ほとんどの学生さんは参加不可能でした。
そのなかで、声楽専攻の二人(副科ピアノ)が来てくれたのですが、
演奏会後の初めてのレッスン、6日火曜日に
その二人のそれぞれ弾くピアノが
普段よりずっとずっと綺麗な音色で、ちょっとびっくり。
二ヶ月以上ハイドン、ベートーヴェンのソナタを勉強していて
もうすぐ試験なのですが、
こんなに綺麗な音で弾いてくれたのは初めて。
そのうちの一人D幸さんは、
土曜日の私達の演奏会を聞いた翌日、家でピアノをさらっていると
お母さんが、
いつもより綺麗な音になってる、とおっしゃったそうです。
それで、結論。
土曜日の演奏を聴いたので、音色が綺麗になった・・・?!
7月3日+4日の公演、両日ともお客様満杯。
特に3日土曜日は、まれに見る大雨の一日で、
来て頂くだけでもたいへんだったと思うのですが、
普通の演奏会とは一味違ったものを
皆さんたいへん喜んでくださった様子でした。
曲間に少しお話するとき
お客様の表情やお顔がよく見えるので
その反応が直にわかるのです。
終演後、第3回以降の問合せ、申し込みが相次いでいます。
・・・・
演奏会が終わった後ですが、
このブログでは
11番~14番のピアノ協奏曲の備忘録をもう少し続けるつもりです。
特に3日土曜日は、まれに見る大雨の一日で、
来て頂くだけでもたいへんだったと思うのですが、
普通の演奏会とは一味違ったものを
皆さんたいへん喜んでくださった様子でした。
曲間に少しお話するとき
お客様の表情やお顔がよく見えるので
その反応が直にわかるのです。
終演後、第3回以降の問合せ、申し込みが相次いでいます。
・・・・
演奏会が終わった後ですが、
このブログでは
11番~14番のピアノ協奏曲の備忘録をもう少し続けるつもりです。
マイナーだけど、めっちゃいい曲
の代表みたいなのが、ピアノトリオホ長調 KV542。
第一楽章、3拍子の、優雅きわまる曲想(実は、ハイドンのクラヴィアソナタに似たパッセージが確かありましたが・・・)。
その片鱗が
ピアノ協奏曲第11番に。
156~157小節目です。
の代表みたいなのが、ピアノトリオホ長調 KV542。
第一楽章、3拍子の、優雅きわまる曲想(実は、ハイドンのクラヴィアソナタに似たパッセージが確かありましたが・・・)。
その片鱗が
ピアノ協奏曲第11番に。
156~157小節目です。