河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

8/25(土)13時30分【生演奏でバッハを】「パルティータ」3番、4番。NHK文化センター京都教室(大丸より徒歩5分)

愛人か母親か

2007-10-30 01:20:27 | 悼・河合隼雄先生
先週の日曜(10月21日)
河合隼雄先生を偲ぶ会があった(関西楽劇フェスティバル主催)。

河合先生は、この会の名誉会長だった。

現会長の山折哲夫先生のお話につづいて
後半、私も河合先生のエピソードを少しお話した。

その後
河合隼雄フルートリサイタル(!)の録画を
皆で鑑賞(ピアノはわたし)。

2003年だったか
兵庫県篠山(先生の故郷)のおっきなホールでのもの。

私は今回初めてこの演奏を聴いた(見た)けれど
思ってたよりずっといい演奏で
ちょっと驚いた。

林光の「七つの子変奏曲」
モーツァルトのアンダンテK.315
ドビュッシー 小舟にて
ジュナン ヴェニスの謝肉祭

というプログラム。

私の隣で見ていらっしゃった山折先生。
モーツァルトの演奏を聞いてらっしゃって
その感想が可笑しい。

山折先生によると、

カデンツァの部分までは
私(ピアノ)は、河合先生(フルート)とエロティックな関係。

で、
カデンツァが終わったあとは
私(ピアノ)は、河合先生(フルート)の母親になった、

とのこと(笑)。

そういう聞き方もあるんですねー。
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NOVAのこと

2007-10-27 00:24:26 | 京都の暮らし
英会話は
私も何年か通っていたので
NOVAの経営破綻には関心がある。

英語を忘れないように、と
数年前、まず通い始めたのが
英会話学校「G」。

ここを選んだのは、たまたま。
でも1年でやめた。

ネイティヴの先生はなかなか良かったけど
スタッフの人が商売熱心すぎたのと、
教科書の内容が
ミーちゃんハーちゃんで軽すぎたので。

で、今度は
どこの学校へ行こうか
ちょっと考えた。

そのとき
NOVAももちろん選択肢にあったけど、
けっこうはっきりと
ここはあかん、と思って
選ばなかった。

確信に近く、
ここは危ない、と直感(今になって言うのもなんやけど)。

当時のTVのコマーシャル一つ見ても
面白いのはいいけど
調子に乗りすぎ、というか
なんか胡散臭い。

結局
もっと堅実なところ(ECC)に決めて、
その後何年か通って
正解だったと思った。

天野祐吉さんという人が
A新聞紙上で
TVコマーシャルの批評を長期連載。

そこで
もう何年も前になるけど
NOVAのコマーシャルを
おもしろい、と言って取り上げたはった。

おもしろけりゃいいの?
こういうのって
責任ないのでしょうか?

天野さんって
私は
普段はけっこう信頼していたので
ちょっと残念だった。
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感激再会カマキリ

2007-10-23 22:56:38 | 京都の暮らし
また京都市芸大107号室にてレッスン。

先週と同じく
今日もいいお天気だった。

今日は
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ1番や
バッハの3声のシンフォニア3番など
ニ長調の日?

ベートーヴェンのソナタは
久しぶりに弾いた(学生さんに「どいて」と言って、私が弾く)けど
10年経つと発見がたくさんある。

ベートーヴェンの「ニ長調の実験」
(ここで、楽譜なしに書くのは不可能なので省略)。

バッハのシンフォニアは
学生さん一人にピアノ(3声)を弾いてもらい
アルトの声部を私が歌い、
もう一人の学生さんにバスパートを歌ってもらう。

う~ん、なんて楽しい…。

バッハって
ほんとに音楽を体感できるのがうれしい。

その他いろいろあって、
早めにレッスンが終わったので
帰ろうと窓を閉めに行くと

なんと!!

一週間前のレッスンで出会った
あのでっかい蟷螂くん、
またまたその窓のところに居るではないですか!

ここ何日か寒かったのに。

先週より
身体の色がちょっと黄味を帯びてきたかな?

この一週間
まさかずっとここに居たわけないよね?

カマキリって
これから先どうなるの?

冬が近づいたら死ぬのでしょうか?
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蟷螂つづき

2007-10-21 23:04:14 | 京都の暮らし
今日は
河合先生を偲ぶ会(関西楽劇フェスティバル協議会)があったり
京都新聞第1面に文章(カラー写真入り!)が載ったりで
おもしろいこと一杯あったのだけど、
これは明日にでも。

今日は前回の蟷螂の話のつづきを。


その蟷螂
大きなガラス窓の向うに置かれて
じっとしてる。

学生さんのピアノを聞きつつ
私は
ガラスをへだてて蟷螂とご対面。

彼(?)は前肢を片方づつ交互に上げて
顔をしきりに撫でてる。

顔がほんとーに▽三角なのね。

眼がぴっかぴか。

感心して見ていると
そのぴっかぴかの眼二つがこっち向いて
眼と眼が合ってしまう。

どきどきっ。

…その後レッスンの方が忙しくなり
蟷螂のこと忘れて
しばらくが過ぎる。

…ようやくレッスンが終わり、
窓を閉めようとしたところ……!!

二つある窓のうち、
左側の方は
さきほど蟷螂を放してやったあと閉めておいたのだけど

右側は少し開けたままだったところ、
さっきの蟷螂くん、
今度は右側の窓から
また室内に入ろうとしている!

よっぽど
気に入ったん?

ちょうど窓の桟のところで蟷螂くんが動かない。

どうしよどうしよ、と言いつつ
また
コントラバス君を呼んでくる。

ふたたびコンバス君、
蟷螂をやさしくつかんで
窓の外に。

今度は
ちゃんと両方の窓をしめました。

ほんとにでっかかった蟷螂くん。

つかのまの交流でしたが
あの光った眼が
わすれられへんわ。
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蟷螂 in 京都芸大

2007-10-17 23:54:23 | 京都の暮らし
昨日火曜日は芸大のレッスン日。

朝10時から
音楽棟1階、107号室で。

この部屋は日当たりが良くて
南面がほぼ全面大きなガラス
(ガラスが汚れてるのが残念)。

その向こう側は
小高い土手のようになっていて
一面の草原。

今の季節なら
拙いピアノが聞こえてくるとき、
窓の外に揺れるてる芒(すすき)を見るのが
ナグサミとなる。

昨日はお天気がよかったので
日差しがけっこう強く
暑いくらい。

大きく外に開く窓を開けてレッスンしていたところ
きゃっっ!!
という学生二人の声。

見ると、お~おきな蟷螂が床に。

彼女たちは
蟷螂が飛来(!)したのを目撃したらしい。

たぶん私が今まで見た中で
一番大きな蟷螂で、
彼(?)は上半身をちょっと持ち上げて
じっと様子をうかがっている。

私としてはどうしようもないので
そのまま蟷螂にはそこに居てもらって
レッスンを続けることに。

しばらくすると
その蟷螂さん、
床に設置してある
大きなエアコンの下側に入りだした。

ややこしくなると困るので、
やっぱり出ていってもらおうかと
エアコンの下にあった電気コードを引っぱると

そのコードといっしょに蟷螂は出て来たのだけど
なんと
コードを抱くような形で仰向けになってる。

ぴくりとも動かない。

死んだふりって
蟷螂もするんやったかな?

私も学生さんも
蟷螂を触ることができなくて
どうしよどうしよ、と言いながら
グッドアイディアひらめく。

ナナメ向かいの
コントラバスのレッスン室にいた男の子を呼んできた。

彼はやさしくその蟷螂をつかんで
窓の外に置いてくれて
一件落着。

と思いきや、
まだお話はつづきます。



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京響定期と神楽岡歌会同日の場合

2007-10-13 23:58:44 | 他のジャンルと音楽
金曜日は
夜7時より京響(京都市交響楽団)定期演奏会を聞きに。
下野竜也指揮。

バッハ・レスピーギ編曲の「パッサカリア」、
ベートーヴェン・ピアノコンチェルト4番(ピアノ小菅優)。

バッハについて言えば、
ピリオド楽器の演奏を知って以来
私はその魅力にとらわれているので
こういう編曲版はどうしてもダメ。

バッハ=ブゾーニの編曲モンが
どうしてもダメっていうのといっしょですね。

ピアニストは1983年生まれというから24歳。
この若さで
この地味なコンチェルトを弾く、というところに
彼女の特徴が良く現れていたと思う。

通奏低音的な音楽の捕らえ方
(バスがあって、その上に他の声部が載っている)ができてるのは
この年齢では珍しい。

そのぶん
右手の表現の物足りないところが
ちょっと気になった。

この曲を弾くには
やっぱり若すぎると思ったけど、
身体の使い方(足腰や腹筋を使って弾く)ができているので
音楽の推進力は気持ちよかった。

京響は久しぶりに聞いたけど
メンバーもずいぶん替わっていて
木管など女性がずいぶん多くなった。

以前よりずっとまとまりのある音だった。

後半はフランクのシンフォニーだったけれど、
残念ながらパスして
神楽岡歌会に。

京都コンサートホール(地下鉄「北山」)から
「丸太町」まで地下鉄に乗って、
そのあとタクシーで
熊野神社近くの教育文化センターまで。

到着したら
歌会はほぼ終わりかけで
がっかり。

やっぱり
音楽会と歌会と
二兎追おうとして
結局両方とも消化不良でした。

そのあとの飲み会で
ようやくちょっと満足。
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写真撮ってもらいました

2007-10-11 00:16:44 | 京都の暮らし
京都新聞さんの日曜第1面「ソフィア」
10月21日付けの紙面に載せてもらうことに。

原稿はまだ書けてないのだけど
写真撮影ということで、
うちに来ていただく。

ピアノが写る方がいいかと思い、
音楽室を用意。

でも、去年載せてもらったときも
同じ部屋だったので、
やっぱり違う雰囲気の方がいいかしらんと
リヴィングルームも一応使えるように
がんばってお掃除。

人がうちに来やはるって
うちがきれいになってええわ~、と
いつも言ってるけど

写真撮影の直前に
汗かいてお掃除っていうのも…。

もっと早くに
準備しとけばいいんですよね…。

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行ってきました俊読

2007-10-07 23:07:02 | 他のジャンルと音楽
前回の日記に書いた
夜の顛末はちょっとおいといて。

金曜日
谷川俊太郎さん賢作さんcyoriさんなど出演の
ポエトリーリーディング「俊読」に。

100人余り入れる
京都北山通りにあるライブハウス(と思う)。

他に桑原滝弥、神門、溺死、河野宏子さんなど。

皆さんそれぞれ
プロとしてのパフォーマンスだったデス。

私自身は
音楽とコトバの関係をいつも探っているので
その点でいえば
谷川賢作さんがばっつぐんに面白かった。

賢作さん自身が編集した音楽(クラシックから演歌まで)をバックに
俊太郎さんの「生きる」の一部を朗読しはじめる…。

徐々に脱線、あるいは
バックの音楽に茶々をいれ
(「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れてる時は、「リヒャルト・シュトラウス!ヨハンじゃなくって!!」とか)

最後、
プッチーニ(でしたよね?)のあま~いメロディに乗って
「あっち向いてプゥ(おなら)」とか。

音楽とコトバのバランス(アンバランス)がぴったりで
もういちいち私は手をたたいて喜んでしまった。

俊太郎さんの方はさすがに
コトバのみで勝負できるので、
音楽ナシ。

音楽とコトバとの組み合わせの必然性という点で
賢作さん俊太郎さん
さすがプロでした。
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宣言!

2007-10-04 01:56:44 | おいしいもの
K新聞取材写真撮影を
1週間後に控えて
とりあえずここに誓います。

夜中に絶対食べへんぞ~。

日曜朝刊の第一面(左側)に載るので
けっこう目立つ…。

昨日の夜
ちょっとあんまりな体験して
今日の宣言となりました。

その顛末は明日に。


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シューベルト遺作B-durソナタ

2007-10-01 22:17:44 | シューベルト
11月にいくつかの演奏会で
シューベルト遺作B-durソナタを弾くことに。

その一つは
戸隠での河合隼雄先生お別れの会。

先日京都で大々的かつ公式的な追悼式が開催されたけど
やっぱり先生にゆかりのある人達は
各方面で個別にお別れの会をされるみたい。

私は10月に京都で開かれるの一つと、
戸隠のに参加。

戸隠ではピアノを弾く。

その曲をいろいろ考えて
直接このシューベルトの曲と先生とが関係するわけではないけれど、
やっぱりこの曲がふさわしいと思った。

前回この曲を本番で弾いたのが95年96年だから
もう10年。
「シューベルトとシェーンベルク」というシリーズの中で
最後に弾いた曲。

10年の間に
私の中でどのような変化があったか
あるいはなかったか。

実際に音を出して弾いて
それを暗譜するまでさらってみて
はじめて気づくことがあるかもしれない。

いつも思うのは、

なんやかや言っても
やってみなければわからない、
やってみて初めて本当に意外なことに気づく、

ということ。

今回もおんなじです。
ともかくやってみること。

でも、この曲を
河合先生とのお別れのために弾くとは
思ってもみなかったです。

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