河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

18日フェニックスホール

2007-02-21 18:37:09 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
日曜日のザ・フェニックスホールでの本番「楽 ことば 心」(主催みゆずメソン)、ほぼ満席約300名のお客様に来ていただき無事終了しました。

モーツァルトK.378のヴァイオリンソナタ(フルート版・フルート佐々木真氏)。
永田和宏氏の講演「モーツァルトの電話帳 永井陽子・夭折歌人の世界」
(休憩)
R.シュトラウス ヴァイオリンソナタ(フルート版)他。

両曲とも惚れ込んだ曲だったので、弾くのが楽しかったです。

たくさんのご来聴の皆様ありがとうございました。
さまざまな感想を聞かせていただき、また次回につなぎたいと思っています。

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明日(正確には今日)本番

2007-02-18 00:51:46 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
モーツァルトとR.シュトラウス、どちらも弾いていてほんとにうれしいです。

以下、お二人に。

いい曲書いてくれてありがとう。♪



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共通項・モーツァルトとR.シュトラウス

2007-02-16 23:09:49 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
モーツァルトとR.シュトラウスの共通項について、練習しててハタと気がついたのですが、なんというか、以下のようなことです。

私は、全くナマのおつくり(お刺身)より、たとえば、きずし(しめ鯖のこと)とか、ぐじ(アマダイのこと)はお昆布で締めてあるヤツとかが好み。
あるいは、おいし~いお出汁で炊いた野菜の炊き合わせとか。

要するに、ナマの素材そのものを食べるよりも、一手間かかったものがいいの。

だから、たとえばですが、北海道のお料理(素材勝負?)より、京都のお料理(昔は海から遠く、素材が限られていたから手間をかけた?)の方が。

それとおんなじと言っては強引かもしれませんが、モーツァルトにもR.シュトラウスにも似たような匂いを感じますねぇ。

たとえばオペラ「薔薇の騎士」。
私は、あのエンディング(濃い濃い音楽+官能のドラマが何時間も続いた最後に、お小姓がハンカチ持ってひらひらっと走って消えてゆく、あのなんとも軽い終わり方。)に何よりも魅了されるのです。

濃いからこそ軽く終わる、とか、微笑みのなかに涙が隠れてるとか、なんかそういうの。

ある意味で、人工的と言えるかもしれないけど。

そういえば、モーツァルトは、たとえばベートーヴェンと違ってほとんど「自然」に興味がなかったというような気がするのですが?(あの膨大な手紙を全部読んだわけではないので確かではありません。)

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モーツァルトとR.シュトラウス

2007-02-16 02:11:03 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
二つのヴァイオリンソナタをさらいながら、共通項をさがしています。

全然違う、といえばそうなんだけど、私の中では違和感なく二つが同居してます。

もちろん、「ウィーンのオペラ」ですが。

シュトラウスの第2楽章、白鳥って優雅に泳いでるけれど、実は水面下で足をばたばたしてる、というの(本当?)そのままやってます。

それにしても、シュトラウス弾けるの、ほんとにうれしい。

モーツァルトももちろん弾くのうれしいのだけど、モーツァルトと違ってシュトラウスって、あんまり弾く機会がないんです。



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K.378 第2テーマ

2007-02-14 23:01:34 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
2月18日日曜、ザ・フェニックスホール(大阪梅田新道)の本番で弾く、2曲のヴァイオリンソナタ。
モーツァルトとR.シュトラウス、どちらも惚れ込んでます。

この楽譜は、モーツァルトK.378の第2テーマ。
ずいぶん前の日記にこの楽譜をアップしたまま、何がすばらしいかも書かないままでした。

めっちゃ上等なこの部分、書き出すとキリがないので、今日は、その中でもとびきりの所を。

①この楽譜でいうと、2小節目のピアノソロ「ソ・ド・シ♭ーラ」の「ラ」は、「ヘ長調Ⅵの和音(短三和音)」(半拍後には「ヘ長調Ⅰの和音(長三和音!)」)。

②さらに、5小節目でヴァイオリン(今回はフルート)が入ってくると、今とまったく同じテーマ「ソ・ド・シ♭ーラ」の「ラ」が、今度は、「ト短調(!!さっきはヘ長調でした!)のⅤの和音(長三和音)」になってる。
それも、たった一個の音「ファ」に♯が付いただけで!!

つまり、
①では、「ラ」は、長調の中の短三(マイナー)和音で、
②では、「ラ」は、短調の中の長三(メジャー)和音!!

この、なんとも複雑微妙なハーモニー!!

だから、この楽譜の7小節目に入ったとき(ト短調)、ほんとにほんとにきれい。
モーツァルトさんが、ピアノのパートにPP(ピアニッシモ)と書き入れたの、すごくすごくすご~くわかります。

ト短調って、独特のうす緑色を帯びた愁いがある。
それが、ピアノ右手16分音符のピアニシモのさざなみになっているのですね。

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アマデウスへの手紙復活?

2007-01-14 23:20:28 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
モーツァルトさん、こんにちは。
ご無沙汰していますが、その後いかがお過ごしですか?

ピアノとヴァイオリンのためのソナタK.378変ロ長調、さすがですね。
この第1楽章の第2テーマ、すばらしい。

どこの何がすばらしいか、また時間をおいて書きたいと思います。♪



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K.378 と R.シュトラウス

2007-01-11 02:47:41 | R,シュトラウスとモーツァルトのVn.ソナタ
2月の演奏会のため練習徐々にスタート。

◆ MESON Lecture & Concert (主催:みゆずメソン http://www.muse-meson.com/index.html)
   モーツァルト・ピアノとヴァイオリンのためのソナタ in B K.378  + R. シュトラウス・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ in Es Op.18 (以上フルート版) 他

両方とも以前に弾いたことある曲。
両方とも、わが愛する曲。
こういう2曲を同時にさらえるって、わたしシアワセです。

フルートのS氏は、オリジナルがヴァイオリンの曲であるにもかかわらず、Vn.とPf.のための室内楽名曲を果敢に演奏しやはるので、私としては本当にうれしい(普通のフルーティストは嫌がる、だってオリジナルの方が有利に決まってるもん)。
フルートのオリジナルの室内楽曲って、ほとんど存在しないんですよね。

昨日今日さらってて、涙ぐんでしまう(曲の魅力に)。

練習しつつ涙ぐむっていうの、久しぶり。

今までの経験で何回かあったけど。
たとえば、K.488のイ長調コンチェルト。
あるいは、イタリア古典歌曲(題名今思い出せない)。

今回は、シュトラウスのVn.ソナタ、フィナーレの官能的なハーモニーとメロディに、思わずぐっときてしまいました。

でも、シュトラウスだけさらってると、なんというか、音や指が、あまりの音の多さに鈍感になりがちですが、その前にモーツァルトをさらってると、敏感な指ができて、その後にシュトラウスを弾くと、とても気持ちいい。

ありがとう、モーツァルトさん。

思えば、モーツァルトもR.シュトラウスも、ウィーンのオペラですねぇ。

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