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2022.05.31 ネットで、のばらさんと再会。



先日、フェイスブックを見ていると、「のいばら」の写真があった。
あ、嬉しい嬉しい!
のばらさんが、大好きだった花だ。

茨木は、昔、のいばらが繁茂していたので、茨木という地名になったのよと、
昔、のばらさんが、教えてくれた。

その頃、メールが一般的になり、ハンドルネームをつけるのが流行っていた頃で、
Mさんは、サクラの花が大好きなので「サクラ」と名乗り、Kさんは、のばらさんと
なった。
その頃、一時期、三人で麻雀をやっていたので、「さくら荘」「のばら荘」「リリー荘」
と名づけて遊んでいた。
私の「リリー荘」の謂れは、私が胸に百合の花の模様のあるセーターを着て行った時、
たまたまトップになったので、その時住んでいた地名を冠して、「甲南リリーさん、
万歳!」と言って貰ったことが、その発端だった。
のばら荘での麻雀会の時は、ご主人がコーヒーを淹れたり、イチジクを剥いたり、
足の悪い私のために、バスタオルをくるくると巻いて、足置きを作って下さった。

のばらさんは、観音様と呼ばれるほどの、比べ物にならない優しさを持っていた。
私が、職場を辞めて今の仕事に邁進し出した時、そして、過労で手足と身体を壊した
時の彼女の献身は、書いても書いても、書き切れる物では無い。
彼女は、運転が上手で、大好きだと言うことで、まるで、私専属の運転手の役をして下さった。
彼女だけでなく、ご主人も一緒に応援して下さった。
彼女を亡くして、すでに6年、彼女への感謝は募るばかりで、一生消えることはない。

別の友人が、画家になったが、偶然ながら、彼女ものいばらが大好きで、のいばらの
絵を主に描いている。
その彼女から、3枚も、のいばらの絵の大きな額をもらった。玄関に飾っている。
ありがたいと心から思う。
今回、ネット上で、綺麗なのいばらの写真を見つけることができ、のばらさんと再会
できたことが、とてもとても嬉しかった。
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