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2011.10.30 痒みと格闘、そして最後の頼み

このところ、毎日毎日痒さに悩んでいます。
身体中、至る所に赤い発疹が出来て、余りの痒さに掻きむしって、手足は血だらけ、
身体の方は大きな赤い湿疹ですが、頭の中や首には、丸く厚みのある湿疹が出て、
掻きまくっています。耳の付け根は、切れて汁が出ています。
夜も身体が暖かくなると痒みで目覚めてしまい、その後眠れません。

毎年、特にこの季節に悩んでいる様ですが、夏の疲れが引き金でしょうか?
花粉などのアレルゲン検査はすべてやってもらっていて、昨年は、もうハウスダスト
に違いないと思い、足が痛くて掃除が行き届かなかったことでダニが湧いたんだと
決めつけて、業者に徹底的に家中掃除して貰いました。
でも、その後、私はハウスダストの検査はマイナスだと分かりました。

と言うことで、痒さの原因が未だに分かりません。
以前神戸に住んでいた時に通っていた皮膚科の先生は物静かな女医さんで評判の良い
方でした。
転居後もしばらくは、そこまで通っていましたが、遠いので足が悪かった私は思い切
って近くの医院に変更しました。
ところが、先生は、これはストレスだと分かっている。何が原因かと悩むこと自体が
病気を悪くしている。原因を追求しようとするなと言われて、私が痒さの原因を知り
たがることを叱られるばかりで、いつも私は落ち込みます。相性悪いです。

子供の頃から皮膚が弱かった私です。そしてこんな神経質な人は知らないと言われる
ほど神経質なところがあるので、ストレスだと言われるのは、確かによく分かります。
こちらに引越した最初の年は、激しいストレスでもっと過酷な状態になりました。


最近、知人に教えて貰って、皮膚科の病院を替えました。
今度は物静かで優しい女医さんです。(私は女医さんが好きです。というよりお医者
さんは優しく穏やかな人でないとダメです。)

その時、念の為、過去の検査結果の表を10枚程持って行きました。
先生は、それらの中身を見て、何かの数値に目を留められました。
私が今迄の検査結果(健康診断などの)をすべて持っていることを話しましたところ、
「一度、それを全部持って来て下さい。」と言われましたので、昨日、箱ごとお持ち
しました。
これが役に立つとは、思いませんでした。
先生はそれらを受取り、「では、2週間後に来て下さい。」と言われました。

(蓋を閉めるのに、苦労する程膨らんでいます。)



良かった!
何らかの原因を、数値の中から分析して見ようと思って下さる先生と巡り会いました。

2週間後、先生の見解を聞きに行きます。
治療法や対策があれば、どんなにうれしいことでしょう。
でも、生まれつきの体質なので、治す方法がないと言われたとしてもしかたがないと
思います。それはそれとして、受け入れたいと思います。
私は、この先生に巡り会ったことを有難く思っています。

 

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(追記)
この原因は、後年ようやく分かりました。
この年の7月に、兄弟3人で上海の生家訪問の旅をし、それをアルバムにまとめようと
格闘していたときのストレスだったことが分かりました。アルバム完成後、突然治りました。
なお、そのアルバムは、私達の後に生家に住んでおられる王さん一家に大変喜ばれ、
もちろん、我が家の家宝となり、一年後にNHKBSの「世界ふれあい街歩き」で
放映されました。 

 

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2011.10.24 新生姜の甘酢漬け

今年の5月の新生姜の時期に、新生姜の甘酢漬けを作りました。


それから、半年近く経ってしまいました。
なかなかお寿司を作るチャンスがありませんでした。
忙しいのはもちろんですが、実際はめんどくさがり屋だからです。
酢漬けなので、長持ちするものと思っていますが、食べ頃というのもある
でしょうし、早めに、お寿司を作りたいと思っています。

新生姜を買った時、お店の人に作り方を聞きましたら、メモをくれました。
それをスキャンして、UPしておきます。

 

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2011.10.18 半世紀掛かって解けた謎

一昨日、元職場のOB会がありました。
私は、今年7月の上海旅行のアルバムを持って行きました。
皆さん、珍しがって見てくれました。

その時、私の同期の女性に、「私、上海に行って来たのよ。私達の生まれたところ
に行って来たのよ。」と言うと、「え、どう言うこと?」と聞くので、「私は上海
生まれなの。これが、その旅行のアルバムなのよ。」と、言いました。

すると彼女は、突然アルバムを入れているケースごと胸に抱きしめて、大きな声で
言いました。
「これで、解った!」…「ウン。これでやっと意味が解ったわ。」と。

何のことかと聞きますと、一緒に同期として銀行に入行した頃、私がよく「日本
に帰って来た。日本に帰って来た。」と言っていたそうで、それは何のことかと
不思議に思っていたけれど、「これで、ようやく意味が解った。」というのです。
(「敗戦によって、外地から日本に引き揚げて来たのだ」と言うことが…。
でも、敗戦時に6才(小学1年生)だった同級生達には、戦争そのものが実体験
としてしてあまり理解出来ていなかったと思いますので、無理もありませんね。)


なるほど! 50年目にして、ある日突然謎が解けるってことがあるのですね。^^
感動しました。

それにしても、不思議ですね。
こんな機会に同期の仲間に会う度に、懐かしさで一杯になります。
私は定年迄職場で働き、彼女達は家庭や子育てで多忙で、ほとんど会うことも無い
半世紀でしたのに、会わなかった期間が悔まれる様な、不思議な懐かしさでいつも
胸がキュンとするのです。

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2011.10.12 「龍美会」作品展へ行きました。

10/8は、友人の清子さんの絵のお仲間「龍美会」の作品展に、いつもの
3人で行きました。
まずは、その前に腹ごしらえです。^^
阪神電鉄西宮駅南の料理屋「ふく」さんで、昼食です。
和定食¥850(天ぷらと刺身)に満足しました。

六甲アイランドの会場に到着。
彼女の作品「ピエロ」です。

彼女の作品「あかい野菜」です。

神戸に住んでいた時に、同じ町にお住まいだった顔見知りの画家の石井
さんと、その作品です。
石井さんは、愛用のバイクで日本中を写生して廻っている人で、個展も
何度も開かれている方です。
この方が、今回から龍美会に入られたことを聞いて驚きました。
龍美会は、同じ高校の出身者の会ですが(この頃は門戸を拡げていますが)、
偶然、この方も同じ高校の出身者だったのだそうです。

清子さんと石井さんと私達で記念撮影です。

なお、清子さんの作品は、他に小品が2点ありましたが、写真を撮り忘れ
ましたので、ちょっと分かり難いですが、これをUPします。

帰りは清子さんも参加して4人で夙川で買い物をして、お茶をして大いに
盛り上がり、最後におそばを食べて解散しました。
久しぶりの癒しの日でした。

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2011.10.06 百才のお祝い

前回の書き込みの「月下美人」を持って来てくれたMIEちゃんのお話の続きです。
(2011.10.02 月下美人の酢の物)
その時彼女が嬉しそうに「これ見て!」とカードを見せて、「母が100才になったのよ。」
と言いました。

私は、そのカードを見て感動しました。
彼女のお母さんと彼女が幸せそうに笑っている写真がありました。
お母さんの100才のお誕生日に、宝塚ホテルでお祝いをしたそうです。
優しいMIEちゃんですね。
このカードは、ホテルのレストランから後日送って来たものだそうです。

「100才 おめでとうございます。
いつまでもお元気でいらしてください!!
今日の日の思い出が
いつまでも咲き続けますように…。」
カードには手描きの花と共に、文字も手書きで書いてあります。
なにか、こみ上げて来るものを感じました。
これを書いてくれた人の気持ちが暖かく伝わって来ます。

昔からMIEちゃんは、お母さんに優しい人でした。そして、今も…!

実は、私は自分ほど親思いの人は居ないと、ず~っと思っていました。
母の生前、私は「お母さんと○○○ちゃん(私)はハネムーンね。」と友人達にも、近所
の人達にもいつも言われていました。
「ハハガ、ハハガ、…」といつも言っていました。^^
「母がこう言った。母がこうした。母とどうした。」といつも楽しそうに話すので、そう
思われていた様です。
そして、私の唯一の自慢は、たった一度も親とけんかをしたことが無いことでした。

(女だけで上海から引き揚げて来た時の母の心労、私達を連れて帰ってくれた(当たり前
と言われますが)その感謝と言うか、帰ることが出来た運命への報恩と言うか、6才の私
はその時神様と約束しました。もし、無事に日本に帰ることが出来たら、必ず父母に一生
孝養を尽くしますと! いつか、この時の思いを書くことがあるかも知れません。
でも、気持ちでは尽くしましたが、もちろん全く足りるものではありませんでした。)

そして、今思います。
もっと親孝行な人は居るんだ。私なんて、たいしたことなかった。
このMIEちゃんにしても、毎月1回母親を見舞いに遠く新幹線に乗ってやって来る友人に
しても、私の廻りだけでも、頭の下がる様な友人達が幾人も居ることに気付きました。
自分の過信が恥ずかしくなりました。
この1枚のカードで、心が洗われる思いの今日この頃です。

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2011.10.02 月下美人の酢の物

昨日、友人のMIEちゃんから電話がありました。
「今日、家に居る?届けたい物があるのよ。」とのこと。
彼女は、最近パソコンをする様になり、私のブログを読む様になったとのことで、
先日我が家へ来てくれて、久しぶりに再会した人です。
「2011.03.17 ブログのお陰で再会しました。」



彼女が大切そうに手提げから取りだしたものを、「これ、何と思う?」と聞くので、
私は「もしかして、月下美人?」と聞きました。まさかと思いつつ…。
「そうよ。月下美人よ。」と言うので、私の方がびっくり!
私もよくぞ「月下美人」の咲き終わりかも…?と思いましたよね。えらい!?
彼女が、すぐ冷蔵庫に入れなければならないと言っていましたので、新鮮な魚でも
手に入ったのかしらと思っていました。


彼女は、ネットで調べて、月下美人の咲き終わったものを酢の物にして食べる方法を
知ったそうです。
それで1つ目は食べて、2つ目が昨夜咲いたので、その咲き終わったものを私に届け
てくれたのでした。
彼女はとても多忙な人で、これを届けてくれて、すぐ帰りました。

 

夕方になり、月下美人を調理しました。
チタンのボールで洗います。

咲き終わったものも、中を開けると純白で綺麗ですね。

 

絹の様に真っ白で繊細な花びらです。
雌しべは、細くきれいな糸のようです。


茎を、斜め線切りにしておいたものを、まず入れて茹で始めます。
その後で、花びらを入れようとして、失敗しました。
カゴの目の中に、めしべが入り込んでしまって、なかなか取れません。
もたもたしている内に、茹で過ぎてしまいました。
(お皿に用意しておき、するりと入る様にしておかないとだめですね。)


その日の夕食です。右が月下美人の酢の物です。
爽やかな秋に相応しい感動の食卓でした。

 

これは、前日に彼女が撮った写真です。

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