友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

夫婦円満の秘訣は

2018年06月05日 17時39分08秒 | Weblog

  年老いた夫婦には2つのタイプがあるようだ。昨夜の飲み会での話からの推測なので、一般論ではないかも知れない。カミさんがダンナにいろいろと世話をし、ダンナの方も受け入れている夫婦と、カミさんが何か言ってもダンナは聞き流し、無視しているのに仲の良い夫婦。仲が良いと見える夫婦でも、実際はほとんど口も利かない夫婦もいるし、会話がなくても互いを理解し合っているという場合もあるようだ。

 まあ、夫婦のことは外からでは分からない。カミさんが口うるさく言うのもダンナの健康のことが心配だからだが、ダンナにしてみればそんな細かなことまで言って欲しくないと思っている。「あっちこっちに脱ぎ散らかさないで、洗濯機の隣のかごにきちんと入れて。本当にだらしないんだから」とカミさんは注意する。「自分が使った物は、元の場所に返しておいてくれよ。どこにあるのか分からないじゃーないか」とダンナも注意する。

 3日の『中日春秋』に、詩人・吉野弘さんの「祝婚歌」が載っていた。「二人が睦ましくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派過ぎないほうがいい (略) 完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい (略) 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい (略)」。

 飲み会の席でも先輩は、「男は黙って聞く。決して反論しない」と力説する。「腹が立つことがあっても口に出さない。相手を決して非難しない。お互い様だと諦める」とも言う。酒の席は人生訓を学ぶことが多い。女性たちからすれば、「男はなんて勝手なの」あるいは「男っていつまでも子どもね」ということなのだろう。


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2 コメント

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Unknown (愛弟子です)
2018-06-06 14:26:17
なかなか投稿できず申し訳ありませんでした。 毎日の「つぶやき」自分との戦いですよね? 生活習慣になれば、続くとは思いますが、なかなか凡人では続きませんよね? 私の原稿も皆様のご支援により、何とか受理していただきました。 ここ数日間で、担当の方との再質問を考えなければいけません。 先生からみれば何ともないやり取りですが、現役から遠ざかっていた自分にとっては苦労の連続です。楽しみに見させていただきます。
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Unknown (鈴木よしひこ)
2018-06-06 18:29:45
ええ、毎日必死でネタを探しています。我武者羅に前に突き進んでいけば、「求めよ さらば与えられん」となるはずです。「一生懸命にやる」、それでよいのだと思っています。
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