minoaka Tommy の わらぶき小屋

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   <’11・11・1 OPEN>

神田川

2016年04月29日 22時28分26秒 | ポピュラー音楽
南こうせつとかぐや姫ってグループ、皆さんご存知だろう。


彼らが歌った「神田川」、昭和48年(1973年)9月にシングル発売された、フォークソングの名曲だ。


この曲、喜多条忠の作詞がイイ。

    ”二人で行った横丁の風呂屋
       一緒に出ようねって言ったのに
      いつも私が待たされた”

    ”窓の下には神田川
       三畳一間の小さな下宿
      あなたは私の指先見つめ
            悲しいかいって訊いたのよ”


この曲は、自分の実体験とダブルので、忘れなれない。

二十歳の頃、大学の近くの社員寮(実質的には学生が占領してた)に入っていた。
5畳ほどで食事なんかない月4千円の家賃だったが、親元を離れた開放感に満足してた。
今から思えば、わびしいチョンガーだったが、あの頃の自分は独立した生活を謳歌してた。

Tommy「当時は体重55キロで、髪はバックにして気取ってたな~」
CAROL「不精な学生だったんだ」
Tommy「確かに、インスタントラーメンが主食でさ」


学園紛争の始まりかけで、勉強どころでなかった→もともと勉強嫌いだったっけ。
で、部活(軽音楽部)が中心で、俺の5畳間は後輩たちの溜り場になっていた。

後輩「あそこへ行けば、サントリーのレッドと、ハイライトがあるからね」
Tommy「12月のダンパが終ってから、10人ほどが電気コタツに足を突っ込んで、つららを折ってウィスキーのロックを呑んで、しけもくを吸いながらくだを巻いてたっけ」 


かぐや姫はやがて解散する。

ただ個人的には南こうせつより、「22才の別れ」や「なごり雪」の伊勢正三の方が好きだ。
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3 コメント

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懐かしい! (song1234)
2016-04-30 09:33:32
青○寮のことね。あそこのあなたの部屋に何回か泊めてもらったことあります。多分自分なんかが卒業した後の方が、印象あるんだと思うけど、、、オールバックの貴方を思い出します。
自分は丁度神田川が流行った昭和48年、杉並区の6畳一間のアパートの一人暮らし、目の前が神田川、寒い冬でも近くの銭湯に行きましたが、まさに、神田川そのものでした。そこで知り合ったのが今の奥様、、そういう点では、神田川そのものでした。
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胸キュン (Kobutori)
2016-04-30 11:43:52
Tommyさんには「ただ あなたの やさしさが こわかった」とか「今はただ5年の月日が長すぎた春と言えるだけです」とかという胸キュンの思い出があるのですね?

CAROL「私、聞いていないなー」
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モデルがあったんだ (Tommy)
2016-04-30 23:46:35
そうだよ、CAROLの知らない時代さ。
あの頃は、革ジャンの胸に櫛を入れて、さっそうと(のつもり)粋がってたかな~。
もっとも、色恋話には とんと縁がなかったけど。
でも、song1234さんの話、神田川そのものですね。

喜多条忠「おれはそんなやせ細った青年を見てて、すぐ歌詞が浮かんで作ったのが、神田川なんだよ」
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