やはり時差ぼけで夫婦そろって朝の8時くらいに起き出して(日本ではありえないw!)、散歩がてらスーパーマーケットを探しに出かけた。
「初めてのお使いだから、ハムとチーズを買って来て。がんばってね!」
と偉そうに息子に送り出される父と母。外は霧雨のようなものが降ったり止んだり。でもこちらの国の人は殆どが傘を持たずに歩いている。そのあたりはヨーロッパ人のようだ。薄手のコート一枚でとりあえず大丈夫な季節。でも3日間くらいこの天気が続くのはめずらしいそうな。日本の裏側では私って雨女か??私たちも傘を持たずにがんばって・・・殆ど濡れることなくてくてくと散歩できた。それにしてもブエノスアイレスの青空が見たいよぉ!!
今住んでいるアパートはサンテルモ地区のLezama(レサマ)公園が目の前にあるのだが、この前の通り(Defensa通り)をずんずん歩く。お店のおばちゃんにちょっと覚えたてのスペイン語を使って話しかけたら10倍のおしゃべりが返ってくるがさっぱりわからん。とほほ。
それでもとにかく「スーパーマーケットはどこですか?」と聞きまくってようやくたどりついたのが、市場のようなところだった。
外国に到着して(たいていアパート借りて生活が始まる)一番始めにやることはスーパーの買い出し。その国ごとにどんなものがどのくらいの値段で置いてあるのかを調べながら買い物をするのが楽しい。

市場の入り口

お肉屋さん

八百屋さんは新鮮だけど値段が書いてないのでさっぱり。全て量り売り。

あ、大好きな<いちぢく>も発見!(日本のものより甘く無いらしい。買わなくてよかった)
そして、市場の向こうに・・・ようやくスーパーマーケットを発見!!


元酒屋だけあって、ワインを選ぶ目がある、と自負している利樹はさっそくワインを選ぶ。ワインはスーパーで買うに限る、とTご夫妻に教えていただいた通り23ペソ(400円くらい)のワインだけど大正解。
ここのスーパーマーケットはNYほど大きくて品数が豊富という事はなかったが、Rioに「肉やでハム買ったりするの、難しいからね。薄く切ってもらうんだよ。」と言われていたのだが、日本のように予め切ったパックのものがあったからそれを購入。だって、肉やにはそんなハムが見当たらなかったんだも~~ん。


サラミだけは吊るしてある市場の肉屋で購入。ソフトサラミ、美味し~。
ぐるぐると探しまわってたどりつき、帰りは?と思っていたらなんと自分たちの家の前の通りだった。なんだ、まっすぐに来れば早かったのねw。
野菜サラダやハム、サラミをパンにはさんで大満足の食事を終えると隣りの部屋からギターの音色が。フラメンコ、クラシック、なんでもいける感じで上手い。サックスと違って弦楽器って練習を聴いていても美しく邪魔にならないから羨ましいな~。
それを聴きながらトシキはシエスタ、私はサックスの点検しつつ練習・・・の予定だったが、急遽息子のお世話になったカンポーロ家の次男坊ダニエルが来宅。大学に行く前に立ち寄ってくれたのだ。
ダニエルはRioの1歳年上。優しくて慎重でまじめで、とRioがとても信頼していた一番の友人、というか兄弟なのだ。彼はRioが帰った年に大学生になり、ブエノスアイレスで一人で大学生活を送っているのだった。将来はスポ-ツマッサージ師の資格をとってガジェゴスに戻るそうだ。
「僕は都会よりもリオ・ガジェゴスの青い空が大好きなんだ!」ときらきらした目で語ってくれた。空手もブエノスアイレスの道場で一番強いらしい。
再会を果たした私(といってもSKYPEでしか会った事がなかったけれど)、ダニエルは我が息子のような気分。ひしと抱き合って、日本茶、昨日の残りのアサドを使った牛モツ煮込みスープを出してあげた。すっかり母親モードですw。もちろん会話はRioに通訳してもらいつつ・・・。
ダニエルが「Rio、バースデイだよね。」とちゃんと覚えていてくれ、私たちも「あ、そうだった!」とダニエルに言われて気がついた(汗)。

日本時間では今日だけど、こちらでは明日なのだ。という訳でサックスを演奏(?)。ダニエルに国歌とOblivionを聴かせた。国歌は一緒に歌ってくれ、ささやかな演奏会だったけど、天井も高いこのアパートに気持ちよく鳴り響いていた。しかし、シエスタの妨害だ、と怒られるかもしれないのでほどほどにしないと(汗)。ちなみにダニエルはロックが大好き。来ているTシャツを見れば一目瞭然。
「今度は金曜に僕の手料理をご馳走するから。」と約束して、ダニエルは大学に戻って行った。本当にまじめな好青年。会話はさっぱり解らなかったけど。
夜はジャズのライブを聴きにTご夫妻と出かけた。初めてのライブハウスだ!

「ブエノスアイレスの中では一番小さなジャズクラブなんです。」とTご夫妻は予め予約をして下さっていた。
キャパは池袋Apple Jumpくらい。本日のお客は私たち5人を含めた12人くらい。
ピザ、ハンバーグ、アップルパイなどそれぞれが食事を頼み、ワイン2本開けて、一人100ペソ(その中にはミュージックチャージは35ペソ含まれていた。)飲んで食べて2000円しないなんて!

美味しそうなピザ。ピザが美味しいところもAppleJumpに似ているので、ブエノスのAppleJumpと呼ぼうw。
テナーサックスのLuis Nachtの5人グループ。ギター2人、ベース、ドラム、サックスという編成。全てが彼のオリジナルで、最初からECMのような心地よいサウンド。5拍子があったり3拍子があったり、途中がフリーになったりと面白い曲が多く、危うく時差ぼけで眠りそうだったが一睡もせずに最後まで楽しめた。
リーダーのLuisのテナーはおだやかな音で決してうるさくなく、コントロールされた美しいテナー。音程も素晴らしいテクニックも抜群。いや~、初めてのライブでこんなに素晴らしいミュージシャンたちが聴けるなんて。やはりブエノスアイレスはクオリティが高い!!Viva!Algentina!!!

Luisは「ステージから君たちがミュージシャンじゃないかな、って思っていたよw。」と気さくに、私には英語で話してくれた。
「初めてのお使いだから、ハムとチーズを買って来て。がんばってね!」
と偉そうに息子に送り出される父と母。外は霧雨のようなものが降ったり止んだり。でもこちらの国の人は殆どが傘を持たずに歩いている。そのあたりはヨーロッパ人のようだ。薄手のコート一枚でとりあえず大丈夫な季節。でも3日間くらいこの天気が続くのはめずらしいそうな。日本の裏側では私って雨女か??私たちも傘を持たずにがんばって・・・殆ど濡れることなくてくてくと散歩できた。それにしてもブエノスアイレスの青空が見たいよぉ!!
今住んでいるアパートはサンテルモ地区のLezama(レサマ)公園が目の前にあるのだが、この前の通り(Defensa通り)をずんずん歩く。お店のおばちゃんにちょっと覚えたてのスペイン語を使って話しかけたら10倍のおしゃべりが返ってくるがさっぱりわからん。とほほ。
それでもとにかく「スーパーマーケットはどこですか?」と聞きまくってようやくたどりついたのが、市場のようなところだった。
外国に到着して(たいていアパート借りて生活が始まる)一番始めにやることはスーパーの買い出し。その国ごとにどんなものがどのくらいの値段で置いてあるのかを調べながら買い物をするのが楽しい。

市場の入り口

お肉屋さん

八百屋さんは新鮮だけど値段が書いてないのでさっぱり。全て量り売り。

あ、大好きな<いちぢく>も発見!(日本のものより甘く無いらしい。買わなくてよかった)
そして、市場の向こうに・・・ようやくスーパーマーケットを発見!!


元酒屋だけあって、ワインを選ぶ目がある、と自負している利樹はさっそくワインを選ぶ。ワインはスーパーで買うに限る、とTご夫妻に教えていただいた通り23ペソ(400円くらい)のワインだけど大正解。
ここのスーパーマーケットはNYほど大きくて品数が豊富という事はなかったが、Rioに「肉やでハム買ったりするの、難しいからね。薄く切ってもらうんだよ。」と言われていたのだが、日本のように予め切ったパックのものがあったからそれを購入。だって、肉やにはそんなハムが見当たらなかったんだも~~ん。


サラミだけは吊るしてある市場の肉屋で購入。ソフトサラミ、美味し~。
ぐるぐると探しまわってたどりつき、帰りは?と思っていたらなんと自分たちの家の前の通りだった。なんだ、まっすぐに来れば早かったのねw。
野菜サラダやハム、サラミをパンにはさんで大満足の食事を終えると隣りの部屋からギターの音色が。フラメンコ、クラシック、なんでもいける感じで上手い。サックスと違って弦楽器って練習を聴いていても美しく邪魔にならないから羨ましいな~。
それを聴きながらトシキはシエスタ、私はサックスの点検しつつ練習・・・の予定だったが、急遽息子のお世話になったカンポーロ家の次男坊ダニエルが来宅。大学に行く前に立ち寄ってくれたのだ。
ダニエルはRioの1歳年上。優しくて慎重でまじめで、とRioがとても信頼していた一番の友人、というか兄弟なのだ。彼はRioが帰った年に大学生になり、ブエノスアイレスで一人で大学生活を送っているのだった。将来はスポ-ツマッサージ師の資格をとってガジェゴスに戻るそうだ。
「僕は都会よりもリオ・ガジェゴスの青い空が大好きなんだ!」ときらきらした目で語ってくれた。空手もブエノスアイレスの道場で一番強いらしい。
再会を果たした私(といってもSKYPEでしか会った事がなかったけれど)、ダニエルは我が息子のような気分。ひしと抱き合って、日本茶、昨日の残りのアサドを使った牛モツ煮込みスープを出してあげた。すっかり母親モードですw。もちろん会話はRioに通訳してもらいつつ・・・。
ダニエルが「Rio、バースデイだよね。」とちゃんと覚えていてくれ、私たちも「あ、そうだった!」とダニエルに言われて気がついた(汗)。

日本時間では今日だけど、こちらでは明日なのだ。という訳でサックスを演奏(?)。ダニエルに国歌とOblivionを聴かせた。国歌は一緒に歌ってくれ、ささやかな演奏会だったけど、天井も高いこのアパートに気持ちよく鳴り響いていた。しかし、シエスタの妨害だ、と怒られるかもしれないのでほどほどにしないと(汗)。ちなみにダニエルはロックが大好き。来ているTシャツを見れば一目瞭然。
「今度は金曜に僕の手料理をご馳走するから。」と約束して、ダニエルは大学に戻って行った。本当にまじめな好青年。会話はさっぱり解らなかったけど。
夜はジャズのライブを聴きにTご夫妻と出かけた。初めてのライブハウスだ!

「ブエノスアイレスの中では一番小さなジャズクラブなんです。」とTご夫妻は予め予約をして下さっていた。
キャパは池袋Apple Jumpくらい。本日のお客は私たち5人を含めた12人くらい。
ピザ、ハンバーグ、アップルパイなどそれぞれが食事を頼み、ワイン2本開けて、一人100ペソ(その中にはミュージックチャージは35ペソ含まれていた。)飲んで食べて2000円しないなんて!

美味しそうなピザ。ピザが美味しいところもAppleJumpに似ているので、ブエノスのAppleJumpと呼ぼうw。
テナーサックスのLuis Nachtの5人グループ。ギター2人、ベース、ドラム、サックスという編成。全てが彼のオリジナルで、最初からECMのような心地よいサウンド。5拍子があったり3拍子があったり、途中がフリーになったりと面白い曲が多く、危うく時差ぼけで眠りそうだったが一睡もせずに最後まで楽しめた。
リーダーのLuisのテナーはおだやかな音で決してうるさくなく、コントロールされた美しいテナー。音程も素晴らしいテクニックも抜群。いや~、初めてのライブでこんなに素晴らしいミュージシャンたちが聴けるなんて。やはりブエノスアイレスはクオリティが高い!!Viva!Algentina!!!

Luisは「ステージから君たちがミュージシャンじゃないかな、って思っていたよw。」と気さくに、私には英語で話してくれた。