minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

The Great Birthday!

2009年02月27日 | ライブとミュージシャンたち
小雨降る寒い中、大勢のお客様が来て下さり本当にありがとうございました。また、今日来れなかった方々からも沢山のお祝いメッセージを頂き、本当に感動です。そして素晴らしいミュージシャン、素敵な友人達に囲まれ、なんて幸せ者なんでしょう(涙)。

プレ50ライブでしたが、増々元気になり猛獣どもを従え(自分が一番猛獣か?)座長、大いに暴れまくりましたw。

それにしても、セネガル隊のワガン、ママドゥの音がリハーサルの3倍は音が大きかった(ある程度予想はしていたけど)。それにも負けず、平気で太刀打ちできる山下洋輔氏の素晴らしさを改めて実感。だてに、いろんな打楽器奏者とやってませんね。鼓童、林英哲、森山威男・・・打楽器の強者たちと共演してきたからこそ、セネガルと初共演でも全く違和感がない。ピアノが打楽器だという事もよく解った。

「手が痛くなりませんか?」とライブ終了後に聞くと「いや、ぜ~~~んぜん。ああ、楽しかったなあ。」としらっと言ってのける。無駄な力を使わずああいう演奏ができるといのはやはり只ものではない。ピアノの線はしっかり切れてましたw。

山下さんのバラッド(新曲)も素晴らしい曲だった。ああいう曲はやはり年齢を積み重ねた、作曲家の曲だ。私には逆立ちしても一生書けない。オーケストラ用に書いたものを私の為に書き下ろして下さったのは大変光栄な事です。しかも明日からNYに旅立つという超過密スケジュール。なんと、セシル・マクビーさん、再婚されたそうで、そのお祝いパーティに駆けつけるそうです。それなのに、打ち上げにもつき合って下さってなんて優しい方でしょう。本当に心から感謝。




つの犬から「つのだ健」に生まれ変わった健も今日も時間通り現れ、1月からかけ始めたというめがねがちょっと知的で素敵!!そして美しいドラミングを堪能させてくれた。人間は本当に何歳たっても成長する生き物なのね~。ドラムのテクニックもセンスも確実に進歩している健と一緒に演奏していると、自分も頑張らねば!とあおられっぱなし。そう、226コンサートは歳を重ねる度にどんどん進化していく、これぞまさしくJAZZ。素晴らしいメンバーと共にプレ50ライブは幕を閉じた。

明日(今日だ)も昼からレコーディングなのに、こんな時間まで起きていて大丈夫か?????




写真提供:津田啓三郎