minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ああ、青春!

2006年10月29日 | 家族の日常
 息子の緊張が伝わって来た。文化祭で1年の合唱の伴奏する事を命じられた息子が夏前からずーっと練習してきた曲。うん、途中止まる事もなく無事完了。厳しい母が採点して、80点というところか。(ざけんなよ~、と息子は怒るだろうけど。)

 お父さんは朝帰りで仕事も続いているので、今日もパスだが、朝一番からおばあちゃん達も駆けつけてくれ、永田家総動員での観劇。「りょうちゃん、足長いね。」とか「あの髪型いいね。ピアノ、上手いね。」など、おばあちゃん同士の会話もババ馬鹿まるだしだけど仕方ない(苦笑)。しかし、遼介から「俺を見つけても、絶対声かけんなよ。」と強く言われているので遼介に手も振れない...。スター気取りか(怒)。でも他の同級生たちはみんな私たちにきちんと挨拶してくれ、声がわりした子、しない子と変化に驚きつつも・・・みんな、大きくなったね~(涙)。

 1年、2年、3年と出し物が終了して、トリは吹奏楽のコーナー。3年生は最後の演奏とあって、みんな熱演。やはり圧巻はこの夏、コンクールで金賞をとった「Golden Circle」という曲。息子が途中でソプラノサックスに持ち替えているのをしっかりビデオに録画。3年生も最後とあって、ラストの曲が終わった瞬間から楽器をしまうまでずーっと泣いていたんだって。いいなあ、青春。

 家にもどって少し寝てから阿佐ヶ谷ジャズストリートへ。お蕎麦や「みや野」というお店での演奏です。3ヶ月ぶりに黒田京子さんが復活。でもでも極力生音の小さめから始め、恐る恐る大きな音へ...「さっちゃん、気にしないでいつも通り吹いていいわよ。」1セット目が終わるとそう言ってくれたので有り難く、最後には全開(苦笑)。

 入れ替え制とあって1セットもたっぷり1時間20分の演奏。これで¥2800?って言われたらどうしようか、と心配していたのですが、お客様にも満足して頂けたようでよかった~。
 もの凄く狭く、ごちゃごちゃした普通のお家で演奏している感じだったけど(苦笑)、生音で3人でやるのは初めて(特に利樹は)。ピアニッシモが気持ち良かったなあ。京子ちゃんも最後の方はガンガンとピアノを弾いていたので、体調も少しづつ良くなってきているのではないかしらん。ま、外側からはつらさがわからないので本当に大変な病気だけど、ゆっくり時間をかけて治していってほしいですね。お酒もたばこも止めているそうだ。「少しでも長くピアノ弾いていたいからね。」彼女の言葉にはとても説得力がありました。今日、悪化していないといいですけど...ちょっと心配。今年は彼女との演奏はもうありませんが、来年からまた一緒にやりましょう!お大事に~。