minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

センチメンタル阿佐ヶ谷

2006年10月30日 | ライブとミュージシャンたち
 昨日の阿佐ヶ谷ジャズストリートに初めて参加したのですが、駅前でも無料コンサートやってました。横浜ジャズプロムナードのちっちゃい版ですね。立ち寄ったハンバーガー屋にもジャズが流れていました。街がジャズで溢れる事って素敵な事ですね。

 利樹は本番前に駅周辺を散策したようで「てっちゃん(吉田哲治)そっくりなトランペット奏者が人間ジュークボックスをやっていたんだよ。メニューが書いてあって、お金を入れるとその曲を生演奏する、ってやつだったけど、てっちゃん、凄い事始めたなあ、って近寄ってみたら別人だった。」いろんな事を考える人がいるもんだわ(笑)。

 阿佐ヶ谷という街は私が高校時代に通った思い出の場所。当時、野方の家からセーラー服で自転車で通学してました。

 都立杉並高校へ入学してすぐにソプラノサックスを持っているという事が何故か知れ渡っていて、ブラスバンドからの引き抜きがあり、落語研究部に入部しよう(!)と思っていたのに弱小ブラバンへ仕方なく・・・。

 2年になったら、部員が10人くらいになっちゃって残された私は部長にされ、これじゃ吹奏楽にならんからいっその事ジャズのビッグバンドみたいにしたいな、と思いきや、ホルンがいたので挫折。ま、チューバの替わりにエレキベースを入れてとりあえず格好がついたので吹奏楽コンクールに初出場してみたのです。もちろんCクラスですが。ちょっと楽しめの曲「フーテナニー」を選び演奏したら、これが金賞!?(って実は4校しかCクラスにはエントリーしてなかったw)。

 部長になってからはジャズ風の曲を選んでアレンジしたり、サックスなのにティンパニが叩きたいと我が儘を通して、ショスタコービッチ5番をやってみたり、合宿を試みたりと本当に好き勝手やりたい放題(苦笑)。

 そんな弱小ブラバンも、今や全国大会に出場する程の大規模なものになっているようです。阿佐ヶ谷ジャズストリートにも出演していたみたいで、聴きたかったなあ。

 杉高の可愛いセーラー服時代、懐かしい思い出に浸ってしまう・・・やはり秋だからでしょうか?

写真は大河新作「In a sentimental minutes」(「in a sentimental food」の方が良かったんじゃないw?)