minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

天才って・・・?

2006年06月16日 | 音楽&CD
 ニーナ・シモンの伝記を読んでいる最中ですが、彼女って4歳頃からもうすでに教会で伴奏を弾いていたそうな。敬虔なクリスチャンの母に「天から授かった才能だから、けっしてそれを自慢したりする事なく、謙虚な気持ちを忘れずに」と育てられたようだ。

 「母ちゃん、ブラバンで今日コンクールに出られる1年が発表されたんだ。」「ふ~ん。」「先生がね、ほとんどの一年は出られないけど、パーカッションなら2名出られるので永田君以外で出たい人はパーカッションになる事を考えてください。永田君はレベルが違うので当然出てもらいますけど。って言われたんだ。」「凄~い。よかったじゃん。でも自分が天才だなんて思ってはだめよ。神様や母ちゃん、父ちゃんのお陰だって事を忘れてはだめ。そして常に謙虚に・・・。」「なんだ、それってただの自慢じゃん。」・・・・・やはり一言多かった。神様だけに留めておくんだった、とほほ。

 ところで、エリスの息子とお父さんのduoのDVDを頂いたので、さっそく観ました。1曲目から涙。そしてラストは・・・ああ、これは観た方がいいです。言葉では言い表せません。息子の涙。こんな親子になりた~~~~~~い。吉祥寺ChaCha Houseでこの思いを前田優子さんと共にぶつけたいと思います(きっぱり)。