minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

徳山、おこぜだぁ!

2006年06月02日 | 
 翌日の徳山サンルートホテルでのライブでは130人くらいのお客様たちが集まった。久々のグランドピアノを弾けて新澤君もとても嬉しそうだ。やはり、ピアニストだな、アップライトが似合うなんて言ってごめんね(笑)。

 最後は昨日の調子で踊りたい若者達がうずうずしているのを感じつつ、Quimbaraへ突入。待ってました~、とばかりに若い男女がステージ前へなだれ込み・・・会場が大盛り上がり。一曲だけじゃ可哀想なので急遽、アンコールも変更しブラジルサウンドで楽しく終了。

 山口に行ったらぜひ「おこぜ」を食べて下さいね。ってTさんに教えてもらったので、さっそく食べました!顔がまだ動いていたのでちょっとグロテスクだったけどおいしかったです。キモまで食べて、あんこうのような感じ。最後は動いているお顔をみそ汁にしてもらい、ウニ丼を頂きご馳走さま~!さあ、いよいよ鳥取に行きます。 

癒しの旅 ~木星まで!

2006年06月02日 | 
 今回は7日間連続ライブ、という過酷な状況にもかかわらず、殆ど疲れない。(ちょっと宴会で飲み過ぎだけど)。毎回、演奏も楽しい上に、主催してくれる人たちがみんな素敵にあったかい人ばかりだからかしら?

 人と出会う度にこうやって旅をしているのだけど、彼らからいつもエネルギーをもらう。徳山でも20年振りに演奏したのだが、昔と変らず熱い人たちに支えられた。雨もまったくといって良い程降らずにすんだ!あとは鳥取が晴れてくれれば言う事なしです。

 小屋場で熱い若者達が踊りまくって、バーベキュー食べまくって、去って行ったあと、残ったミュージシャン4人だけで「なんてこんなに癒されるんだろう?普通の旅では疲れていくのにね?」と語り合った。約一名だけ、そのまま死ぬように椅子で眠りこけていたけど(苦笑)。私とコスマスと利樹は満天の星空を寝っ転がって眺めながらワインを2本と焼酎をぐいぐい・・・。(やっぱり飲むんか)

 天体望遠鏡で月のクレータや木星の二十線も見つけてくれたのはコスマス。昔、ドイツの幼少時代に趣味で天体望遠鏡を持っていたそうな。新澤君もやたらに詳しい。男の子ってみんなロマンチストなんですね。


天国に近いライブ

2006年06月02日 | 
 小屋場に集まってくるお客さんたちもフェリーで到着。それまでに露天風呂まで堪能した私たちは今までとはちょっと気分も変ってリラックスムード。地中海気分満喫のコスマスも、今回のツアーで初めて出すキーボードの新澤君もいつもよりずっと楽な気持ちで演奏できたと思う、そんなライブでした。

 若い、カッコイイお姉ちゃんやお兄ちゃん達が最後の2曲で盛上がってダンス大会に突入。音楽は踊ってなんぼ、ってつくづくブランフォード・マルサリスが言ってたけど、本当だわ。老若男女が喜んでくれる。本当に幸せ!

小屋場只只

2006年06月02日 | 
 徳山港から40分、フェリーで大津島に到着。小屋場只只に宿泊&ライブ。こんなに素敵な場所で演奏できるなんて、やはりミュージシャン冥利に尽きるというもの。永くやってきて本当によかったなあ。しみじみ。

 「まるでマルタ島みたいだね。最高!」真っ白なコンクリートの壁で囲まれた素敵な宿に到着して、コスマスが大感激。このツアーでコスマスの口癖が「最高!」になっている。毎朝、早起きして宿泊先の周りを御散歩。さらにモーニングカフェを見つけて朝食をとっているらしい。

 この大津島にぽつんとできた小屋場只只は昨年できたばかりの小さなホテル。一日に一組しか予約をとらない、贅沢な宿。病気で生死をさまよった、このオーナーが自分が人の為になれる事を何か残していきたい、と思って制作した「天国に近い宿」なのだ。海を一望できるお風呂や露天の五右衛門風呂もめちゃくちゃ素敵!ぜひ一度お出かけ下さい。大お薦め!!!!