minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ふたまわり!?

2006年05月12日 | ライブとミュージシャンたち
 今日は昨年から大変お世話になっている、尾瀬戸倉スキー場のホテル(尾瀬高原ホテル)が4月から民営化されたのを記念するパーティに出席させて頂きました。オーナーのF氏は元国体スキーヤー、先月の池越えコンテストでもまっさきにスキーで池越えをしたり、若者達と楽しい事を企画するのが大好きなカッコイイ人物。尾瀬に魅せられて集う若者達のいいあにきっていう感じですが、このホテルのギグとしてmingaで演奏したのは4回目、今回はギターリスト和泉聡志とのトリオ。毎回、連れて行くミュージシャンが違うけど、これもmingaの良いところですね。

 演奏の前にプロのアナウンサー女史がプロフィールを簡単に紹介してくださいました。そこでなによりもショックだったのが「ギターの和泉さんは早坂さんたちの2まわり下ですが・・・」「え~?そうだったの。」一回り下っていうのもだんだん出て来たよな、なんて憂鬱だったのに2まわりって・・・。(正確に言えば22歳の差だけどね)喘息の発作を抑えつつ、このショックにも耐え、なんとか演奏いたしました(苦笑)。これがジャズの世界の恐ろしいところ。

 重千代(和泉君の事)は私が知ったのは浅川マキさんのバンドで大晦日に演奏している頃(2,3年前かな?)。一緒に演奏しているメンバーが凄い方ばかりで、年齢がそんなに若いっていつ聞いても信じられないのだ。彼自体が老けているという事ではもちろんありませんけど。とにかく可愛い性格でみんなから愛されているギターリスト。これからどんどん良くなって行く若手期待のホープですね。がんばれ~!

 帰り道、利樹はぽつりと言った。「遼介が土岐さんに習ったらすごいな。親子2代の師匠になるんだなあ。」まさかそんな事はないだろうけど・・・ありうる!?年齢を超したところに音楽は存在するから凄いんだ、と当たり前だけど今更ながら痛感した一日でした。