つくば実験植物園の高山植物展示区画で咲いていました。草丈が短いですが、菊のような花弁を持つ花は比較的大きく見えます。説明によれば、中部地域以北の高山帯などで生育する植物で、氷河時代の遺存植物だとか。和名は諸説あるようですが、葉の形が兎の耳に見えるからとの説が多いようです。
阿見町の曙にある夏茱萸の樹に花が咲いていました。葉が出る前に花が咲くのはほんの短い期間です。今年は撮影に成功しました。この夏茱萸は、室崎神社の馬場先に植えられたものと言われ、村への邪霊などの進入を防ぐためではなかったのかと推測されています。樹の大きさが樹高7mもある大きなもので、茨城県の文化財に指定されています。
ドライブ中に見つけた「ナガミノヒナゲシ」の群生状況です。花はとても綺麗ですが、繁殖力が強く、我が国の在来植物を駆逐するので、特定外来植物」に指定されて、駆除対象になっています。数年前までは道端でよく見かけましたが、最近は、管理された道路では見かけなくなりました。写真は4月16日に撮影しました。
道端で咲く鮮やかなオレンジ色の花です。一時はとても多かったですが、最近は、在来植物を駆逐するほどに繁殖が強い特定外来植物だと言われて、処分する人も多いようです。花を観たら種が飛ばないうちにすぐに引き抜いて処分したほうが良いようです。