つくば実験植物園のわが国の固有植物展で見かけた白い花のシナノナデシコです。説明によれば、本州中部の山地の河原などに観られる多年草で、光沢のある紅紫色の花を咲かせると記されていました。写真は白色の花で5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園のバラ園で見かけた開花を始めた頃の「シャポー・ド・ナポレオン」です。説明によれば、仏国で1827年に発見されたケンティフォリア系のオールドローズで、一季八重咲のピンク色が美しい半つる性のバラです。開花すると量感のある丸弁のロゼット咲になり、比較的強いダマスク系の香りがあると記されていました。写真でお解りかもしれませんが、蕾の頃よく観察するとナポレオンの独特の帽子の形をしています。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園のバラ園で咲いていました。純白の花がとても印象的です。説明によれば、日本原産のワイルドローズで、一重一季咲きのバラです。ハマナシは通常紅色が多いですから、シロバナは珍しいと思います。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の我が気に固有植物展で初めて見ました。説明によれば、ササユリの変種で、徳島県の蛇紋岩地帯にのみ生育する固有種です。ササユリに比較して花が小さく、自家和合性を持つとされる・・と説明されていました。絶滅危惧IB類(CR)に指定して保存されている種です。
つくば実験植物園で撮影しました。花弁の空きだに間隔のある鮮やかなユリです。説明によれば、本州(東北~中部)で日当たりのよい海岸部に生育する百合の一種と記されていました。オレンジ色の花弁に赤紫色の斑点があり、海岸付近で見つけたら衝撃を受けそうな美しさです。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園のわが国の固有種植物展で初めて見ました。絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されている貴重な植物です。北海道新得町トムラウシニペソツ山の山頂近くに岩場に咲く花と記されていました。登山ができる人だけが自然に咲く花を観ることができつとても貴重な花のようです。つくば実験植物園では、種の保存のために研究が行われているようです。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の日本固有種植物展で見かけました。白い小さな花が印象的でした。トカラ列島、奄美大島の固有種で、渓流沿いの林の中で育っていると記されていました。写真では装飾花が見えませんが、あっても数は少ないアジサイです。和名は、カラコンテリギ(唐紺照木)と呼ぶようです。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央公園付近で咲いていました。北海道南部から九州にかけての山地に広く分布しています。写真のように上向きに円錐形の花序を作ります。夏ころには丸い比較的大きな実をつけます。栃の実は古来大切な食料とされてきました。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の日本固有植物展で見かけました。初めて見た花です。写真のように銀色の繊毛が花(苞葉)全体を覆っているような美しい花でした。説明によれば、キク科の多年草で、岩手県早池峰山の山頂付近に生育する高山植物のようです。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の日本固有種植物展示で見かけました。この花は、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。5月中旬頃屋外でも見ることができますが、雨に打たれてなかなか美しい花は撮影できませんでした。今回は屋内で展示されており、色合いも上手く撮影できたと思います。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園のわが国の固有植物展で見かけました。準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。アヤメ科らしい美しい花が印象に残りました。シャガの花に似ていますが、大きさは2㎝位でとても小さいですが存在感があります。山地の中にある急斜面の岩場などで生育し、冬季は地上部が枯れますが、春には芽を出して花を咲かせるようです。写真は5月20日に撮影しました。
つくば実験植物園の日本の固有種植物展で見かけた珍しい花です。説明によれば、奄美大島、徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島の渓流沿いに生育しています。増水したら水没するような岩の上に生育しており、水流の抵抗を下げる為葉を細くして適応できるように進化した渓流植物だと記されていました。写真は5月20日に撮影しましたが、余りにも小さな花でピントを合わせるのに苦労しました。
一重の大きくないバラですが、濃い紅色の花が印象的です。つくば実験植物園のバラ園で咲いていました。説明によれば、1923年に英国で作出されたハイブリッドティーローズ、四季咲きで、ほんのり香りがします。写真は5月20日に撮影しました。