絶滅危惧種の展示で説明されていましたが、花の時期が3月中旬頃ですから、その時期に茨城大学農学部構内で撮影した花を掲載しておきます。説明によれば、長野・岐阜・愛知の限られた地域に分布するムクロジ科(旧カエデ科)の落葉高木です。早春の頃、葉が出る前に写真のような美しい赤色の花が咲きます。日本固有の種で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は3月19日に撮影したものです。
つくば実験植物園で見ごろを迎えていました。毎年砂礫地で美しい橙黄色の花を咲かせます。説明によれば、飛島(山形県)、佐渡(新潟県)に自生するススキノキ科(旧ユリ科)の多年草です。花茎は地面から約50~60cmほどあります。この植物は薬効があり、漢方などでも不眠症やむくみ防止などに効果があるとされます。また若芽や花は揚げ物にしても食べることができると図鑑に記されていました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で見かけました。池や沼に生育する浮葉性植物で、花は一日でしぼんでしまう一日花です。水がきれいな環境で生育するので、水質汚染などによって生育環境が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されていると説明されていました。写真は5月23日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で撮影しました。池の中で黄色い美しい花を咲かせています。北海道(空知・宗谷地方)と本州の月山・尾瀬に分布する日本固有の植物です。説明によれば、スイレン科の多年草で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真のように花茎が水面から高く伸びてその先端に花が咲いています。写真は5月23日に撮影しました。