旧司法試験合格者を対象とした司法修習卒業試験(法曹関係者は,通称2回試験と呼んでいる。)の合格発表が,昨日あったらしい。新聞記事によると,223人中28人が不合格となったとのことであり,不合格率は12.6%だとのことである。
私が司法修習をしていたころは,2回試験不合格者は数年に一人いるかいないかであり,しかも数ヶ月後に不合格科目だけの追試があり,追試にも落ちてしまう人は皆無といって良かった。
だから,我々の頃は,司法試験に合格しさえすれば,2回試験に落ちる心配はほとんどしなくてもよかったといえる。もっとも,だからといって当時司法修習期間中の勉強を怠った修習生は誰一人としてなかったと思う(だからこそ,めったに落第者は出ないのである)。
落第しなかった合格者であっても,ぎりぎり最低ラインでの合格という人も,私が修習したころよりもきっと多いのであろう。
不合格率が多くなった原因には,いろいろな原因があると思うが,私自身も非常勤として関わっている,ロースクールでの教育現場にいる教育者の責任にもつながってしまうのだろうか……。
そしてまた,これからの法曹の質は大丈夫なのだろうか……。
しばらくすると,新司法試験合格者の司法修習卒業試験の結果も発表される。その結果も心配である。
私が司法修習をしていたころは,2回試験不合格者は数年に一人いるかいないかであり,しかも数ヶ月後に不合格科目だけの追試があり,追試にも落ちてしまう人は皆無といって良かった。
だから,我々の頃は,司法試験に合格しさえすれば,2回試験に落ちる心配はほとんどしなくてもよかったといえる。もっとも,だからといって当時司法修習期間中の勉強を怠った修習生は誰一人としてなかったと思う(だからこそ,めったに落第者は出ないのである)。
落第しなかった合格者であっても,ぎりぎり最低ラインでの合格という人も,私が修習したころよりもきっと多いのであろう。
不合格率が多くなった原因には,いろいろな原因があると思うが,私自身も非常勤として関わっている,ロースクールでの教育現場にいる教育者の責任にもつながってしまうのだろうか……。
そしてまた,これからの法曹の質は大丈夫なのだろうか……。
しばらくすると,新司法試験合格者の司法修習卒業試験の結果も発表される。その結果も心配である。
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